今日、人生で初めての体験をしてきました。
ロードバイクとは一切関係ない話ですが、何となく書きます。
(このサイトともなんら関係ありません)
人生初体験
実は今、ある自治体相手に訴訟をしていまして、今日は第一回口頭弁論でした。
口頭弁論というと、よくテレビなどであるようなお互いが主張をぶつけ合う裁判を考えると思うのですが、民事訴訟とか行政訴訟の場合、実はそうではありません。
あくまでも口頭弁論と言うのは形式上の話でして、裁判官が【訴状を陳述しますか?】と聞いてきたら【はい、陳述します】だけで終了します。
原告側は出頭義務があるのですが、被告側は出頭義務すらありません。
今回は暇なのか、被告も来ましたが。
まあ、裁判所のすぐ隣にいる方々ですから、暇つぶしなんでしょう。
そういうこともあり、口頭弁論は1つの事件あたりたったの10分しか割り当てられていません。
あくまでも訴状とか準備書面と呼ばれる反論書だけが全てであって、それに書かれていることのみで審理が進みます。
当然傍聴人もゼロですし、5分くらいで終わりました。
無意味に緊張しましたが・・・
とりあえず1月下旬までは暇なんですが
相手方は反論書の提出期限について延長を申し出ているとかで、こちらとしても1月下旬くらいまではとりあえずすることはありません。
相手からの反論書が届き次第、こちらも反論書を作成するという流れですので、反論書が届かない限りは反論しようもないわけで。
今回の訴訟は極めて判例が少ない事案について争っているため、こちらも参考文献を探そうにもほとんどありません。
しかし1ついえるとしたら、極めてメンドクサイということくらいでしょうか。
幸いなことに、様々な専門家からこっちの主張が間違いなく正しいと言ってもらっているので、正直なところ負けることは想定していませんが、最高裁まで争うとなると数年単位で見ておかないといけないのかもしれません。
今後は1ヶ月半に一回くらいのペースで口頭弁論が行われるようですが、このセレモニー的な行事は無くてもいいんじゃないかと疑問に思うところです。
それ以降は劇的に忙しくなるかもしれませんが・・・
アマパン消臭スプレーに思うこと
アパマンが消臭スプレーで爆破した件。
アパマンは新規入居者に対し、1万~2万程度の施工料金を取り、消臭スプレーを撒いていただけ、というのがニュースになっています。
これ、個人的に言わせていただきますと、【今更そんなことを知ったの??】と疑問に思いました。
これ、私が新卒だった10年以上前から当たり前のように言われていたことだと思っていたので、これを知らなかった人が多いことに驚きました。
(注、不動産業に就いたことはありません)
エイブルでも似たようなサービスがありますが、新規で契約しようとすると、既に室内消毒代が加算された明細を提示されることもありました。
私は知っていたので、【この消毒代、外してください。スプレーでシューっやるだけですもんね】と担当者に伝えると、やばいという顔になり即座に外します。
それでも外してくれないなら、その不動産屋で契約するのはやめたほうがいいです。
退去時も無理難題言ってきてトラブルになりますので。
ロードバイク界で似たような悪徳サービスがあるかというと、特に思いつかないですね・・・
あるショップではお客さんが頼んでも無いことを施工してお金を取ったという事例が書かれていましたが、それも払う必要ないですし。
お客さんの了解無くRDを新品に換えたとか(変える必要も無い事案)、勝手に高額な金色のチェーンにされたとかそういう事例はあるようですが、全国の99%以上のショップではそんなことはないでしょう。
トラブルになるのが目に見えていますし、そんな小さなことでお客さんを逃がす馬鹿もいないでしょうし。
不動産屋の場合、お客さんと接点があるのは入居時と退去時しかない上に、そんなに頻繁に引越しする人も少ないでしょうから、こういうサービスがまかり通るんでしょうね。
自転車屋の場合、スポーツサイクルなら買った後もいろいろとお客さんとの接点があるわけですので、小さなことで騙すようなアホなことはしないでしょう。
それでお客さんが来なくなったら意味が無いわけで。
うちの近所のママチャリ屋ですが、かなり古い店のようで、店主はランドナーとかにも詳しいそうですし、ホイール組にも自信があるそうですが、一度ママチャリ用の空気入れを貸してもらえないかと聞いたところ、壊されるから貸さない、俺が入れるなら有料だけど?と言われたので、いくらですか?と聞いてみたら800円と。
空気入れで800円・・・なかなか強気な値段ですよね。
このとき、私が間違って反射的に【高!】と言ってしまいまして、慌てて手持ちが無いのでまた今度にしますと言って帰りました。
いい大人が800円の手持ちもないと言うこと自体がおかしいのですが・・・笑
しかしながら、事前に料金を提示しているわけなので、それに同意すればお願いすればいいだけですし、高いと思うならお断りすればいいだけの話なので、悪徳だとは思いません。
一般的な相場からはだいぶ離れている気がしますが。
アパマンでは実際には施工しないで料金を取っていたケースもあると言う話なので論外ですが、提示されたサービスが本当に必要なのか、妥当な値段なのかを確認すると言うのも大切だと思っています。
ロードバイクのタイヤ交換だって、自分でやればタイヤ代だけですが、ショップに頼めば工賃が発生します。
せいぜい一本1000円程度でしょうけど、タイヤ代込みだと総額で10000円超えてくることもありますので、高いと思う人もいるでしょう。
ホイール組み立ての場合、工賃の目安は4000~5000円です。
BB交換だって、工賃は3000円くらいかかったりします。
時々、【A店で〇×を頼んだら、△円かかったのですが、適正な値段なのでしょうか?】という質問を頂きます。
こういう場合まず間違いなく、適正価格です。
ごくまれにおかしなケースがあるとしたら、何かの不調を訴えてショップに行き、何の了解も無くパーツ交換された場合くらいでしょうか?
調整ではなくパーツ交換を伴う場合、トラブル防止のためにお客さんに事前の了解を取るべきだと思います。
例えばRDが不調だなと思ってショップに預けたら、一言も断り無くRDを新品にされてもイヤじゃないですか?
なぜ新品に変える必要があるのかを説明しないと、普通の人は納得しないでしょう。
ここがこう壊れていて・・・とか、ここがこうなっているから壊れるのも時間の問題で・・・などと説明があって初めて納得する話です。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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