だいぶ前から、キャノンデールのCAAD13の情報は出回っていましたが、ついに正式に発表されました。
CAADというと、ハイエンドアルミフレームとして常にアルミ界をリードしてきた存在ですが、ついに登場したCAAD13の実力とは?
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CAAD13の特徴
CAAD13の特徴ですが、前作のCAAD12と同等の重量を維持しながらも、エアロ形状にすることで最大30%の空気抵抗削減に成功しているようです。
エアロエアロしている形状のフレームだとは思いませんが、やはり近年のトレンド、空力を意識したフレームということです。
シートステーの交点が低めにしてリア三角をコンパクトにしているのも最近のトレンドですね。
キャノンデールのアルミフレームというと、6069アルミが使われるのですが、CAAD13でも6069アルミを使用。
重量剛性比が高いアルミ素材なので、極限まで軽量化したアルミフレームということです。
CAAD12の場合、塗装後の実測値として、サイズ50でフレーム重量1050g、フォーク重量390gだったりしたので、これと同等のレベルでエアロ形状なのでかなり軽いアルミフレームと言えますね。
CAAD12に比べて、路面追従性が2倍になっているとのことです。
これってどうやって計測しているんですかね??
タイヤクリアランスは、ディスクブレーキ用フレームで30mmまで、キャリパーブレーキ用フレームで28mmまでとなっているそうです。
完成車は5つ
CAAD13の完成車ですが、コンポ別に5種類用意されています。
簡単にまとめました。
Disc Forse E-tap AXS | アルテグラ | 105 | 105DISC | woman`s105 | |
ブレーキタイプ | ディスク | リム | リム | ディスク | リム |
クランク | SRAM Force, 48/35 | Cannondale 1 52/36 | Cannondale 1 52/36 | Cannondale 1 52/36 | Cannondale 1 50/34 |
スプロケ | SRAM Force, 10-33, 12-speed | 105, 11-30 | 105, 11-30 | 105, 11-30 | 105, 11-30 |
BB | BB30A | BB30A | BB30A | BB30A | BB30A |
ホイール | HollowGram 45 KNOT, Carbon45mm
(チューブレスレディ) |
Fulcrum Racing 600 | Fulcrum Racing 900 | オリジナル | Fulcrum Racing 900 |
タイヤ | Vittoria Rubino Pro28c | Vittoria Rubino Pro28c | Vittoria Zaffiro28c | Vittoria Rubino Pro28c | Vittoria Zaffiro28c |
カラー | Champagne | BBQ
Nuclear Yellow |
Black Pearl
Sherpa Race Red |
Mantis
Acid Red |
Champagne |
定価(税別) | 59万 | 24万 | 18万 | 21万 | 18万 |
まあ、BB30Aは相変わらず継続ですね。
一番初期のBB30に比べると忌み嫌う声は少なくなったと思いますし、BB30よりも異音発生も少ないとされていますが、そろそろ普通のネジ切りJISに戻ってほしいところです。
特徴なのは、アルミフレームとしては珍しく、スラムのフォースの無線コンポがあるということでしょうか。
アルミフレーム完成車なのに59万ですからね。
こちらがスラムフォース完成車のChampagneカラー。
こちらがアルテグラ完成車のBBQカラー。
同じくアルテグラ完成車のイエロー。
こちらが105完成車のブラックパール。
同じく105完成車のピンク。
従来のキャノンデールとはだいぶ違うデザインになってきました。
デザイン性は賛否両論か
キャノンデールというと、ダウンチューブに【CANNONDALE】と大きなロゴがあるのが特徴でしたが、
CAAD13ではトップチューブ上に小さくロゴがある程度に変わりました。
このデザインの変更については正直賛否両論という感じでして、新しいCAAD13のほうがカッコいいと思う人もいれば、前のロゴのほうがキャノンデールらしさがあっていい、と思う人もいるようです。
そろそろ各社、2020年モデルの新車が発表されますが、CAAD13がアルミ界をリードしているフレームであることに派間違いないので、他社のアルミがどう出てくるのかも注目ですね。
軽量アルミというとジャイアントのTCR SLR、トレックのエモンダALR、コーダーブルームのFARNA SL(2)などなど様々ありますが、トレックのエモンダALRは昨年モデルチェンジしてワイヤー内蔵フレームに変わったばかりですし、コーダーブルームもFARNA SL2が出てまだそれほど経っていませんし、他社の新車で注目のアルミフレームは今のところ無さそうですが。
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2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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