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TIMEが最後のフランス製、ALPE D’HUEZ 01 フレンチヒーローを限定発売!

2020モデル
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TIMEは製造拠点を今年からフランスからスロバキアに移す(移した?)わけですが、最後のフランス産フレームとして、軽量フレームのALPE D’HUEZ 01 フレンチヒーローという限定版を発表してきました。
基本構造はALPE D’HUEZ 01 と同じで、カラーリングが限定ということです。

ALPE D’HUEZ 01 フレンチヒーロー

ALPE D’HUEZ 01というと、昨年TIMEが出してきたクライミングバイクなわけですが、今年から製造拠点をフランスからスロバキアに移転することとなっています。
ALPE D’HUEZ 01 フレンチヒーローは最後のフランス製フレームとなるようです。

 

フレームセットのみの販売で、価格は以下のとおり。

車種 フォーク 定価(税別)
ALPE D’HUEZ 01 フレンチヒーロー DISC アクティブフォーク 68万
ALPE D’HUEZ 01 フレンチヒーロー DISC クラシックフォーク 61万
ALPE D’HUEZ 01 フレンチヒーロー(リムブレーキ) アクティブフォーク 64万

 

ちなみに、フレンチヒーローではないALPE D’HUEZ 01はこんな感じです。
こちらはリムブレーキかディスクブレーキかでも値段が変わりますが、カラーリングでも値段が一部違います。

 

TIMEの場合、クラシックフォークというのは普通のフォークで、アクティブフォークというのは特殊な振動吸収の仕組みを作ったフォークです。
振動を減衰するダンパーを作っているのがアクティブフォークですね。

アクティブフォークだと結構重くなるのですが、重くなっても振動吸収のメリットが大きいらしく、アクティブフォークのほうが速いという話すらあります。
もちろん、路面状況なども関係するでしょうけど・・・

 

ALPE D’HUEZ 01ですが、かなりいいという話を聞きます。
ガチガチの剛性というよりは、適度に剛性量をコントロールしてペダリングリズムが合いやすい一台のようですが、フレームセットで60万超えていますので、まともに組めば余裕で100万オーバーですねw
誰でも買えるようなバイクではありませんが、いつかはTIME、やはりフレームの美しさはTIMEならではの高級感というところでしょうね。

自前でカーボン繊維から作り、TIME独自のRTM工法で丁寧に作られるのが特徴です。
TIMEの場合、その独自の製法にコストがかかってしまうので、どうしても製品の定価はこのようになってしまいますね。

フランス⇒スロバキア

TIMEがフランスからスロバキアに製造工場を移転するということで、TIMEは終わった、と考える人もいるようです。
これは考え方次第ですが、製造工場の移転はロシニョール傘下に入ったことによるコスト削減の一環であって、要はフランスの労働法の中で作っていると、どうしても製造に時間が掛かる、その結果製造コストの増加などがあるので、という合理化の一つです。
実際にはフランスで製造していた職人がスロバキアに行くようですし、個人的には最終的に製品になるモノさえしっかりしていれば問題ないと思うのですが、【非フランス産】というだけでブランド価値が落ちたと見る人も少なからずいるようです。

 

同じ人が作るのですから、さほど問題があるとは思えませんが・・・

 

今ほとんどのフレームメーカーは、自前の工場を持たずに、台湾の工場でOEMで製造されます。
ジャイアントやメリダなどメジャーブランドでもOEMで作られていますし、スペシャライズドはメリダ製ですよね。
トレックもジャイアントが作っている(上位車種は除く)だったと思います。

 

 

それ以外にも多数のOEMを手がけるメーカーがあり、GUSTOとかもそうですし、先日紹介したDIZOもそうですね。

DIZOのロードバイクは、日本に新たな風を吹き込めるのか?第4の台湾ブランドへ?
ロードバイク界では、台湾ブランドについて というのがある種の定説になっています。 台湾ブランドでメジャーなところで言うと、世界第一位と第二位のジャイアントとメリダですね。 日本では、そこにGUSTOが入ってきてGUSTOもコスパがいいという...

まあ、こういうのだと、OEMの工場を変えた結果、乗り味が微妙に変わるケースもあるようですが・・・
2018年モデルのビアンキのセンプレは、カーボンのグレードを落とし、OEMの工場も変わったという話でしたね。

2018年モデルのビアンキのセンプレプロについて【タレコミ情報】
以前にもビアンキのカーボンフレーム、センプレプロの2018年モデルを紹介しました。 このバイクですが、過去にはプロチームがレースで使っていた実績もあり、私的には加速性が高いながらもレーシングバイク特有の【初心者には乗りづらさ】もなく、非常に...

この情報、なぜか公式サイトなどでは全く触れられていなかったものの、ビアンキストアに行くと店員さんが教えてくれるという珍事でしたが・・・

 

TIMEの場合、OEMではなく自社工場であることには変わりなく、職人もフランスから派遣されるそうですし、イメージ的なものを除けば特に問題があるとは思えませんが、【フランス産】というところに強いこだわりを持つ方もいらっしゃいますし、最後の限定フランス産ということで人気が出るかなと。(といっても値段的に多くの人は手を出せないと思いますが)

 

申し込みは11月22日(金)まで、TIME取扱店でということです。
ただし、製造が限られているようで、先着順になる可能性もあるようなので、欲しい人は今すぐTIME取扱店へ。

 

ALPE D’HUEZ 01のスペックはこちら。

フレーム重量 840g(サイズS)
BB BB386
タイヤ幅 MAX28mm

 




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