ドイツの新興タイヤブランドのWolfpack(ウルフパック)が日本にも上陸ということで話題になっています。
ワールドチームのアスタナも使っているウルフパックのタイヤですが、ウルフパックの代表者さんは、元々ドイツのC社などのコンパウンドを手掛けてきた実力者だそうです。
Wolfpack
ドイツのC社と言うと、当然ですがチ〇コネンタルを指すわけです。
間違えました。
コンチネンタルですね。
そのほか、スペシャライズドのタイヤだったり、シュワルベのタイヤ開発にも携わった実力者、ヴォルフガング・アーレンツ氏が代表の新興タイヤブランドです。
コンチネンタルというと、やはりロードバイク界では最強ともいえ、使用者も多いブランド。
GP5000は名作中の名作タイヤと言っても過言ではないでしょう。
そんな実力者が手掛けるタイヤなんですが、他社よりmちょっとお安めに設定されている模様です。
Wolfpackのラインアップ
まずはタイヤから。
チューブラータイヤと、クリンチャータイヤがあります。
一覧にしてまとめました。
RACE COTTON(TU) | RACE COTTON | RACE NYLON | |
タイヤタイプ | チューブラー | クリンチャー | クリンチャー |
TPI | 290TPI | 320TPI | 120TPI |
サイズ | 24c,26c | 24c,26c | 24c,26c |
重量 | 285g(24c)
295g(26c) |
220g(24c)
230g(26c) |
210g(24c)
225g(26c) |
MAX空気圧 | 8.5Bar | 8.5Bar | 8.5Bar |
カラー | ブラックサイド
ベージュサイド |
ブラックサイド
ベージュサイド |
ブラックサイド
|
その他 | ラテックスチューブ | 綿素材のカーカス使用 | ナイロンのカーカス使用 |
定価(税別) | 9600円 | 6600円 | 4500円 |
このようになっています。
24cと26cのみです。
トレッドパターンはコンチネンタルに似ている気が。
クリンチャーのレースコットンは、ナイロン素材よりもしなやかさがあるため快適性がよく、転がり抵抗も抑えられているよう。
他社に比べると、お値段もやや安めかなと。
で、実はタイヤだけではありません。
インナーチューブもあるのですが、普通のチューブではないようです。
TPUチューブと言うのがウルフパックのチューブ。
これ、超軽量ポリウレタンチューブなんですよ。
重量は25gと最強レベルの軽量性。
100gのブチルチューブと比較して、レースコットン(クリンチャー)での実験では8wも転がり抵抗を軽減しているようです。
スペックはこちら。
サイズ | 700×20~28c |
重量 | 25g |
バルブ長 | 40mm |
定価(税別) | 4000円 |
その他 | バルブコアの取り外し可能 |
で、リム温度180度までは耐熱可能で、カーボンリムでも使用可能になっているようです。
ただしリムが高温になると破損の恐れはあるとも書いてあるので、カーボンリムはやめたほうがいいかと思いますが・・・
タイヤも気になりますが、むしろチューブのほうが気になる!
ですがここまで軽いチューブだと、若干の地雷臭が・・・誰かが試さないとわかりませんねw
今のところ、通販では見かけない
一通り確認しましたが、国内通販、海外通販ともに出回ってはいないようです。
超軽量チューブと言うとTUBOLITO(チューボリート)も有名で意味不明な軽量性を誇る数字を叩き出していることでも有名ですが、
あれ、バルブの接合部に難があるとか、初期不良が多いなどレビューは散々になってます。
私も一時期買おうかと思っていたのですが、地雷臭がしたので、しばらく様子見してました。
ちょっと地雷的な要素はありそうな・・・
ウルフパックのチューブも、ここまで軽いと大丈夫なのか?と心配になるのですが、誰かが人柱にならないとわかりませんね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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