嵌らないタイヤを嵌める方法。使うのはパワーでも道具でもなく、頭です。

硬くてタイヤが嵌らない!という話はよく聞きます。
当サイトでは一貫して、タイヤレバーを使って嵌めることは好ましくないと思ってますが、その理由は、そんなもんを使わなくても嵌るからです。

パワーがあれば嵌るわけでもない。
使うのは頭。

タイヤレバーの問題点

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タイヤレバーは基本的に、タイヤを外す道具です。
嵌めるときに使うのは全くダメとは思いませんが、

・タイヤを傷つける可能性
・チューブを傷つける可能性

これらがあるので、使わずに嵌められるならそっちのほうがいいのは明白。

リムの構造を考える

パワーでも道具でもなく頭を使えば解決するのが、嵌らないタイヤを嵌める方法です。
まず、リムの構造を考えます。

リムって、中央部分が少し凹んでいます。
下手な図なのはご勘弁を。

タイヤをつまんで寄せて、真ん中の凹みに落としてあげれば、

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タイヤがリムの内側方向に落ちるので、少し緩くなります。
イメージとしては、図の一番下でタイヤをつまんで真ん中に寄せれば、

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寄せたところはリムの深いところにタイヤが落ちるので、全体的に矢印の方向にタイヤが緩むので、普通に手でグイッと持ち上げれば嵌りますね。

ただこれだけです。

耐パンク性能重視のタイヤの中には、これでも硬くて嵌めづらい物はあります。
ただ、こうやってタイヤをリム中央に寄せてあげれば、今まで無理だったケースが私には無いので・・・

※クリンチャー限定の場合ね。

下手にタイヤレバーでグイッとやるのは、チューブ傷つける可能性とか、タイヤを傷つける可能性もあるし、あんまし良くない。
あと、クソ硬いタイヤでレバーで嵌めようとして、タイヤレバーを折る人もいます。

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出先でパンクして、タイヤ嵌めるときにレバーがないと出来ないというのは、レバーが折れたら終了してしまうので、レバーなしで嵌める方法を覚えたほうがいいです。
一応、タイヤレバーなしでも頑張ればタイヤを外すことも出来ますが、タイヤ外すときはだいたいはパンクした時でしょうし、中のチューブに気を遣う必要もないですし、普通にレバー使ったほうが早いかと。

タイヤキーも要注意

タイヤキーという、このようにグイッと持ってきて嵌める道具があるのですが、これはこれで便利だそうです。
ただしこれ、一点だけ要注意でして、リムに対して直角に力が入るようにしないと、滑ってリムに傷が付くことがあるとか。

むしろこっちのほうがまだいいかと。

ただし、見れば分かるように、携帯用工具とは思えない大きさ。
一応携帯用サイズもあるんですが、

構造を見ればわかるように、この工具は大きめのほうが作業性はいいです。

こういうのに頼るのも一つの手段ですし、タイヤレバーを使うよりはまだチューブを傷つける心配も無いんですが、まずは手で出来る方法を覚えたほうがいいです。
こういうのに頼って、手で嵌める方法を習得してないと、出先でこういう工具が無いとか折れたりしたときに、詰んでしまいますから・・・

事故の後遺症で、握力が左は30キロちょっとしかないですが、普通に手で嵌ります。
手で嵌めるときは、頑張るのは握力とか腕力ではなくて、頭のほうです。
構造を確認して、構造を使えばスルっと嵌る。

前にどうしても硬いタイヤのときに、左手でこのようにタイヤを中央に寄せて、右の指だけでスルっと嵌ったこともあります。

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両手で頑張っても嵌らないものが、実質片手で嵌ったりするので。

こういう方法を覚えれば、レバーとか工具とか使うほうが面倒になると思いますよ。
こういう方法を覚えた上で、それでも無理だと思うなら、タイヤペンチとかタイヤキーのほうが嵌める工具としてはオススメです。