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メーカーが言うなら仕方ないのでは?と解決した話。

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だいぶ前にですが、あるショップのブログに、【650B × 47C】という表記があって、それはおかしいということで糾弾してくれという依頼がありました。

 

650B×47Cという表記はおかしい話。
ある読者様より、記事についてコメントを頂いてました。 内容に権利侵害があったのでコメントは非公開のままで、直接メールで返信させていただきましたが、メールは届いていますでしょうか? さて、何の話なんだ??と思う方もいると思うんですが、簡単に言...

 

タイヤサイズの表記法としては、普通におかしいです。
ただしこれ、その程度でショップを名指しで糾弾する理由にもならないと思ったので、普通に断りました。

 

前の記事でも少し触れてますが、やはりこの謎表記、メーカー発です。

メーカーが言うのだから仕方ない

700×28cとか、こういう表記はフレンチ表記になります。
で、A、B、Cというのはリムの直径を表すので、そもそも一つのサイズの中にアルファベットが複数並ぶ時点で間違っている。

フレンチ表記 ETRTO(リム直径)
650A 590mm
650B 584mm
650C 571mm
700C 622mm

 

A~Cはリムの直径を表している。
なので650B×47Cという表記があった場合、このタイヤは一体どのリムに嵌るものなのかサッパリわからない。

 

で、この【650B × 47c】という表記。

 

グラベルロードで、ロードプラスという規格が出てきたことに伴って出てきたわけなんですが、前の記事でも少し触れたように、言いだしっぺはタイヤメーカーのようです。

普通にタイヤに、【47c】と書いてある。

ロードプラスというのはグラベルロードで登場してきた概念ですが、650B×47cの外径が、700×30cとほぼ同じということから、そのまま入れ替えて使えるというモノ。
650Bのほうがリム直径は低い分、同じ外径のタイヤになる=700cよりもエアボリュームが増える、ということがあり、乗り心地がよくなるというモノ。

で、このロードプラス規格を提唱したのはタイヤメーカーのWTB。
恐らくですが、既成の概念ではなく【新しい概念】だということをアピールするために作った、造語みたいな規格なんじゃないかと思うんですね。

 

フレンチ表記をそのまま使うなら、650B×47cは確実におかしい。
単に新しい規格だとアピールするためにこのような表記をメーカーが発しただけなんじゃないかと思うのですが。
わかりやすくする効果と、新しいものだとアピールするための効果であって、フレンチ表記をそのまま流用しているワケではないということだと思います。

 

なので、そのショップの表記がおかしいのではなくて、メーカーがそのように記しているのだからショップは何も悪くないという事になります。
むしろメーカーの表記に忠実なわけで、それでショップを糾弾するのは確実におかしい。

いろいろ思うところはありますが

WTBがどうしてこのような表記を使うのかはわかりませんが、どうしても何とか正したいと言うなら、メーカーにクレームを入れるべき話であって、ショップを糾弾するのはさすがに違うんじゃないかと思います。

 

で、ちょっと前にも少し書いた件ですが。

 

直ってないのに工賃を払うのは納得がいかないという話。
ちょっと前に読者様から頂いていた内容なんですが、長くなるのでだいぶ端折ってまとめると、 ある修理をプロショップに頼んだが、全く改善されていない。 直して欲しいとお願いしているのだから、工賃を払わされるのは納得がいかない。 こんな内容でした。...

 

プロショップに頼んだのに直ってないとき、やり直しをお願いすることは?
ちょっと前に書いた話。 ご意見を頂きました。 前にも書いたように、自転車修理は請負契約(民法632条)なので、理論上はそうなります。 第632条 請負は、当事者の一方がある仕事を完成することを約し、相手方がその仕事の結果に対してその報酬を支...

 

時々、ショップへの不満、ショップに【やらかされた話】なども来ます。
それを記事にしてくれという話も来ますが、ショップ名を伏せてなら構いません。
ただしそれが真実だと確証出来るものであるならという条件はつきます。

 

ただ・・・よくわからないことも多いというか。
ネット上では、【やらかされた話】は時々見かけますが、自分自身が経験したことが無いので、そんな悪徳ショップって本当に多いの??という疑問がまず一つ。

 

あと、詳しくお話を伺う中で、

 

管理人
管理人
それはショップの説明不足もありそうな気がしますが、そんなに目くじら立てる話なんですかね?

 

このように思ってしまうことも、しばしば。

 

グーグルのショップ口コミを見ていても、ショップが悪いというよりもお客さんの無知が招いた悪口も見かけます。
それこそ、工具を貸してくれなかったとか・・・
貸してもらえると思うほうがヤバイと思うんですが。
ブレーキシューの交換で工賃を取られたけど、そんなもんタダでやれ!みたいなのもありました。
うん、それはさすがに酷いですよ。
もちろん酷いのはお客さんのほう。

 

他人を動かしてタダになると思う感覚がヤバイですし、プロの商売道具を貸してもらえると思う感覚のほうが問題な気がします。
単なるアーレンキーだって、バカが使えばなめる。
斜めに差し込んで回そうとしたりされたら、使い物にならなくなる恐れすらある。

 

安物ではない工具を使っているので、壊されたくないと思うのは普通の感覚。

 

グーグルの口コミの場合、残念ながら工作員による工作活動もあります。
うちにも営業が来たことがありますよ。

 

それなりの口コミ数があるのに、全て星5つとかはむしろ危険。
よくある手段は、友人、親戚総動員で書いてもらうケース。
お客さんにお願いして、割引するケースもある。
業者が関与する可能性もある。

 

もちろん、正当な評価として全て星5つのケースもゼロではないのですが、大切なのは星の数ではなくて、中身。

 

世の中に悪徳ショップが多いのかはわかりませんが、私の感覚ですが、某評判がイマイチなチェーン店でも、対応がおかしいと思ったことはありません。
ごく普通としか言いようが無い。

 

そんなに【やらかされた話】って多い・・・んですかね??
単に人と人として、相性が悪かったというならあるでしょうけど、ジャンジャンバリバリ壊しまくるショップとか、やたらメンテナンスが下手なショップとか・・・本当にあるのかはやや疑問ではあります。

 

前の記事でも書いたように、

 

直ってないのに工賃を払うのは納得がいかないという話。
ちょっと前に読者様から頂いていた内容なんですが、長くなるのでだいぶ端折ってまとめると、 ある修理をプロショップに頼んだが、全く改善されていない。 直して欲しいとお願いしているのだから、工賃を払わされるのは納得がいかない。 こんな内容でした。...

 

プロショップに頼んだのに直ってないとき、やり直しをお願いすることは?
ちょっと前に書いた話。 ご意見を頂きました。 前にも書いたように、自転車修理は請負契約(民法632条)なので、理論上はそうなります。 第632条 請負は、当事者の一方がある仕事を完成することを約し、相手方がその仕事の結果に対してその報酬を支...

 

合わないと思ったら、違うショップを探したほうがいいと思います。
うちでもある程度の情報はなくはないですが、一部には確かに、オススメしづらいショップもあると言えばある。
イチイチそういうのを公開する事はありませんが、合わないと思うならほかに行きましょう。

 




コメント

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