自転車界の超大手といえばシマノ。
シマノさんは先月、創業100周年を迎えました。
ヅラエースが100周年に伴って発表されるだろうという大方の読みは外れ、記念の写真集を発売するという、期待を完全に裏切ったことでも有名ですw
シマノですが、主に中華市場では偽物が溢れてまして、某大手通販サイトでも偽クリートが出回ったとか。
某中華系通販でデュラエースのチェーンを買ったら、偽物だったという話も聞いています。
ジャパンが誇るシマノさんが、ついにホンキを出して正規品判定アプリを作ってしまいました。
Shimano Anti-Counterfeiting Program (S.A.C.P.)
シマノのホンキ度はなかなかのようで、Shimano Anti-Counterfeiting Program (S.A.C.P.)という偽造品対策プログラムを発足させています。
このプログラムでは、3つの柱があります。
(1) シマノ パッケージテクノロジー(模倣しにくい特殊な素材の採用)
(2) シマノ スマートフォンアプリ (正規品判定アプリ)
(3) シマノ スマートラベル(特殊技術を用いたQRコードラベル)
模倣しづらい特殊な素材のパッケージに変えるそうです。
そしてシリアルナンバーを打ち込んだ特殊なQRコードを付けて、専用アプリで正規品か偽造品か判定するというもの。
シマノさん、激オコっぽいですねw
ホンキ度がかなり高い。
で、もしも私が中華業者だったなら、これは困ったとなるわけです。
私が仮に中華業者だったら、箱だけ買い取るサービスでも始めますかね。
でもシマノさんと来たら、今回はホンキ度が違う。
なんとこのアプリでの判定、
※判定は1つのQRコードにつき最大3回に制限されています。3回以上QRコードを読み込んだ場合も同様の注意が表示されます。
※QRコードには正規品判定サービスの利用期限(有効期限)があります。有効期限が切れたラベルをスキャンした場合も、非正規品と判定されます。
シマノさんのホンキが違う!!
パッケージが使い回されることまで予想しているのでしょうか?
偽物クリート
アマゾンのレビューを見ても、それなりの数の偽造品が紛れ込んだようですね。
まあこれはアマゾンのシステムについて熟知している人間が、隙間を狙ったような形なんでしょうけど。
在庫管理が一元化されることを知っているから、あえて偽物を混入させたんでしょうね。
レビューを見ると、数回の使用でクリートが割れた画像まで出てます。
シマノさんの純正クリートが、たった数回で割れることはまずありえません。
走行中に割れるリスクもありますし、割れたときに引っかかって外れないとか、逆に急に外れて踏み外す危険性もあるわけですし。
偽物は所詮は偽物。
買うときに安くても、耐久性がないんじゃむしろ高くつく。
とはいえ
シマノの新パッケージは、5月以降順次導入予定だそうです。
なので現在出回っている商品には関係ないこと。
中華業者はこの4月にラストチャンスと決め込んで売り捌いてくるのか、それとも??
まあ、悪い奴らはあの手この手と方法を変えて、脆弱性をつついてくるのが仕事みたいなヤツラなので、こういうのってある種のイタチごっこなんでしょうけど。
一回しかアプリで判定してない箱を買います!なんて誘いがったら、悪い奴の可能性が大です。
そういうときは、きっちり3回アプリで判定してあげてから売る・・・のではなくて、バーカ〇ね!と、ジャパン男児らしい毅然とした態度も必要になってくるでしょう。
中華製の偽アプリとかも登場するんでしょうかね。
シマノ公式の正規品判定アプリだよ!と言って偽アプリをダウンロードさせて、何を読み込んでも正規品と判定されるアプリとか。
【ついでに怪しいファイルもダウンロードさせておけば、詐欺にも使えて便利だよね!】みたいなメンタリティの奴らがその中には存在するんだと思います。
アプリをダウンロードしたら、クレジットカードを登録してくださいと出てくるとかw
ダメな奴は何をやらせてもダメな奴なんですよ。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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