なぜかTeam Jumbo-Visma cyclingが、フロントだけ青タイヤを採用しています。
The iconic blue front tyre of @swapfiets becomes part of the peloton💙@thebluetire
— Team Visma | Lease a Bike (@vismaleaseabike) June 24, 2021
一体どんな理由があるのでしょう?
Contents
青いタイヤの理由
公式HPでも紹介されているようです。

性能うんぬんの話ではなくて、一種のプロモーションとしてフロントだけ青いタイヤを特別に作ってもらったというのが真相の様子。
ヴィットリアが作ったようで、VittoriaのCorsaGrapheneと性能的には変わらないレベルとのこと。
タイヤというと少量のカーボンブラックなどを混ぜているとされますが、これがタイヤが黒くなる一つの理由。
Team Jumbo-Visma cyclingが特注した青いタイヤでは特定のシリカを使った新しいコンパウンドの配合を考え、タイヤが黒くなる成分を徹底的に排除したようです。
プロレースに耐えうるだけのグリップ力や転がりなど、性能的にも問題ないみたいですね。
🇫🇷 #TDF2021
Il pleut🌧 Last ride before the Tour kicks off!🤩 pic.twitter.com/knDAj1bKfb
— Team Visma | Lease a Bike (@vismaleaseabike) June 25, 2021
一瞬、ん?と思ってしまいますが
カラータイヤというとグリップ力とか耐久性に難があると言われますが、どうなんでしょうかね。
個人的には伝統的な黒いタイヤのほうがカッコいいと思ってしまいますが・・・
ちなみにカラータイヤのグリップ力や耐久性にはいろんな説があって、昔はカーボンブラックを入れておかないと耐久性に問題が出ると言われていたけど、最近はカーボンブラックよりもシリカを使うことも多いらしく、シリカのほうがウェットコンディションでの制動性能も上がるという話もあるようです。
自転車界だとカラータイヤといっても、サイドだけカラーのものは多々ありますが、トレッドまでカラー付きのものとなると、どちらかというと安価なタイヤばかりになってきます。
ロードバイクとしての性能を引き出すような使い方のタイヤよりも、おしゃれ目的・街乗り用途のカラータイヤはアマゾンなどでも多々ありますが・・・
大手タイヤメーカーだと、そもそもトレッドまでカラー入りのロードバイクタイヤを出していないケースも多いのですが、実際のところ、黒いタイヤのほうが汚れが目立たないことは間違いないです。
クロスバイクだとホワイトカラーのタイヤとかもあるにはありますが、使っているうちにグレーのような汚れになっていく。
しかも洗ったところで落ちる汚れというわけでもない。
このタイヤは市販されるのかどうかは不明ですが、ロードバイクの場合にはさほど需要が高いわけでもなさそうな気がします。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント