時代はディスクブレーキ、太めのタイヤが主流になりつつあるわけですが、時代に逆行するかのような読者様の事例です。
以前も取り上げたことがあります。
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今さらナローリムへ
また旧モデルを購入したので報告です。
今回購入したのはMAVICの『キシリウムプロエグザリットSL』です。もちろん廃盤なので、ヤフオクで程度の良さそうなものを購入しました。おそらく2016モデルでデータでは1355gとなっています。
リムはMAVICが得意としていた(過去形)エグザリットで、内幅15ミリです。
タイヤはミシュランPOWER TIMETRIAL 23Cを履かせました。このタイヤとホイールのインプレはまたいずれ。。
さて、実は今回の本題は、ホイールではなく私のバイクそのものと私の感じていることです。
私の愛車CUBE ライトニングC:62プロ(2018モデル)ですが、今回のホイール&タイヤ交換で、
・リムブレーキ
・非エアロ
・ナローリム&23Cタイヤ
で、昨年9月に購入したロードバイクなのに、現在のトレンドとかなり逆行したバイクになりました。ちなみに現在の重量は簡易的な測定でペダル、ボトルケージ込み7.2キロです。
ホイールとタイヤを替えて今のカタチになりましたが、このバイクにして良かったとしみじみ感じています。
感じていることを箇条書きで。。
・雨の日には乗らないし、ディスクブレーキを経験した上でリムブレーキで問題なし。
・一般道の平坦路で30キロそこそこ、下りでも法定速度以内のスピードしか出さないので、見た目以外でエアロの効果は微々たるもの。
・28C⇒25C⇒23Cと使ってきて、乗り心地の固さは感じるものの世間で言われる程でもない。よく言われる転がり抵抗も体感できるほどの変化はない。それより軽さは魅力。
・ゼロ発進や街中でのストップアンドゴー、ヒルクライムなどでは軽さこそ最大の武器になる。
・メンテナンス性の良さ。
・コストの低さ。
・輪行時の手軽さ。
など。
ディスクブレーキもエアロもワイドリム&タイヤもそれぞれにメリットはあり、それ自体が悪いとは思いません。
でも、軽量性や手軽さやメンテナンス性の良さやコストこそ、私のようなホビーライダーに大切な性能だとあらためて感じます。
特に各メーカーがこぞって値上げをし、世界的な供給不足に陥っている今こそ、手軽で軽量なバイクをできるだけ安価で提供して欲しいと思うのです。
まぁ、でもこれからロードバイクを始めようとする人にこんな話をしても全然ピンとこないし、最近乗り始めた人でもわかってもらえる人は少ないです。
こんな考え方は古いんですかね。。
この方は1台目がグラベルロード(ディスクブレーキ)。
毎回、型落ちの激安特価車を探して購入されてますが、どうやって探したら発掘されるのか不思議です笑。
言いたいこととして
私と感覚が似ている面はあるなといつも思っていますが、リムとディスク、どっちが優れているのか?という浅い話ではありません。
フィーリングとして、自分が好きなのはどっちなのかの問題ですから。
ディスクが合う人はディスクに乗ればいいし、リムが合う人はリムに乗ればよい。
あえてリムのデメリットを挙げておきます。
①今後の新製品開発は期待できない
②補修パーツ(スポークなど)の入手性は怪しい
キシリウムプロエグザリットはジクラルスポークですし、キシリウムってリム自体にねじ切りがあるので汎用スポークで補修できないはず。
まあ、趣味なんだから好きなものに乗るのが一番かと。
フィーリングとして軽いほうが乗っていて楽しい人もいるし、ディスクブレーキの安心感や剛性が好きな人もいるし。
けど、今からロードバイクを買うにあたり、そもそもリムのそこそこのグレードってほとんど無いけど笑。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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