人それぞれいろんな意見がありますし、意見は意見として尊重します。
ただし、記事の内容と無関係なコメントについては、非公開扱いにしてます。
このようなご意見をある記事に頂きました。
なので、もっと自動車側を咎めて、海外にあるような自転車インフラ整備を怠慢している道路行政にも矛先を向けるのが正当です。
自動車を減らして、自転車を増やすほど地域から重大事故も公害も渋滞も減る。
だからこそ先進諸国の特に都市部は車道を減らしてでも自転車専用道路ネットワーク整備や自転車活用に補助金適用しているのですから。
また、これもひとつの統計的事実ですが自動車利用者よりも自転車利用者のほうが保有台数における事故率死亡率が低い、つまり自動車利用者よりも自転車利用者のほうが長生きな傾向にある事実が明らかになっています。
こういった、自動車が売れなくなる、自転車が選ばれるような情報は、日本では自動車会社が主要メディアに資金提供している関係で、ほとんど報じられない。日本の闇の1つです。
事故が起きても歩行者や自転車はよくやり玉に挙げられるが、自動車側のモラルの劣悪さは言及されないことが多い。そういつた偏向報道に毒されないように気をつけたいものですね。
「もっと自動車側を咎めて」←??
何となく言いたい意味は理解しますが、この発想についてはちょっと違うんじゃないかと。
車のほうが危険度が高いから免許性になっていて、より高度な注意義務があるという話なら同意します。
けど、「もっと自動車側を咎めて」という話については言葉足らずで誤解を生むと思うんですね。
法令遵守せずに通行する自動車については咎められる対象。
これについては自転車、ロードバイクだろうと何ら変わらないこと。
「もっと自動車側を咎めて」だと、対象が自動車全体(適法運転者含む)になっているように感じとれてしまい、無駄な敵対構造しか生まないのでは?
いやさ、先日の電動キックボードの件でも思ったのですが、違法行動については車だろうと電動キックボードだろうと違法には変わりないので、違法走行しているなら咎められてしかるべきこと。
けどさ、違法走行していない車や電動キックボード、ロードバイクなどまで叩く人がおかしいわけで、クソミソ一緒にすんなドアホ!と思うのですよ。
例えばですが、これは誰がどうみても信号無視ですよね。
道路交通法7条の違反。
これも誰がどうみても信号無視ですよね。
車の信号無視のほうが危険度が高い、というところについては何ら異論はないけど、だからといって相対的に自転車の違反が許されるわけではない。
危険度が高いから信号無視しちゃ行けないという理屈で語っているわけじゃなくて、法律上の義務だからダメなものはダメ。
危険を予め回避するためにルールで縛っているわけなので、現に危険度が高かったかという結果論で語っているわけではない。
現に事故が発生したか?という結果論でもない。
「違反プレイをする人について平等に咎める」というならわかるけど、「もっと自動車側を咎めて」については誤解を生むし傲慢に感じてしまうのでは?
優良ドライバーが適法に通行しているなら咎める理由はないし、それはロードバイクだろうと電動キックボードだろうと同じこと。
なんかさ、「自転車は法律を守らないもの」みたいな謎思考の人までいるけど、その程度の発想だから理解されないのでは?と思うことすらある。
あと、これについては「つまり」の使い方、合ってます?
このあたりの統計についてはあまり詳しくないので知りませんが、「つまり」とした前後の繋がりがよくわからず。
長生き=平均寿命の話ですよね?
事故死亡率と平均寿命については、どれだけの相関性があるのか不知なので知りません。
事故率と死亡率って、意味合いが違う気がする。
というのも、車両相互の事故なら車両の運転者が怪我や死亡に至る。
けど車両対歩行者の事故については、怪我や死亡に至るのは歩行者が多いと思われるので、その理屈で言うなら長生きするかどうかも別問題なのでは?
自転車って対車の関係では弱者だけど、対歩行者の関係では強者じゃないですか。
「自転車は違反するのが当たり前」みたいな前提で話をする人もいるし、ほぼ歩行者みたいな扱いにしか思ってない人もいるけどさ、これ。
歩行者目線だと自転車が怖いと感じる人多数。
私自身、何ヵ月も身体壊してヨタヨタ歩いていたけどさ、正直なところ歩道を通行する自転車、クソ怖いなんてもんじゃない。
明らかに怪我人というビジュアルの私に対して、自転車はギリギリを通過したがるから。
・歩行中に、原付に危険を感じる人 48%、自転車に危険を感じる人71%、キックボードに危険を感じる人 48%
・車を運転中に、原付に危険を感じる人 59%、自転車に危険を感じる人70%、キックボードに危険を感じる人 61%
・バイク運転中に、原付に危険を感じる人 61%、自転車に危険を感じる人68%、キックボードに危険を感じる人 61%
・自転車運転中に、原付に危険を感じる人 50%、自転車に危険を感じる人62%、キックボードに危険を感じる人 49%
歩行中 | 車を運転中 | バイクを運転中 | 自転車を運転中 | |
原付に危険を感じる | 48% | 59% | 61% | 50% |
自転車に危険を感じる | 71% | 70% | 68% | 62% |
キックボードに危険を感じる | 48% | 61% | 61% | 49% |
※回答者数は実験に参加していない1100人。
歩行者が自己防衛として、歩道でも自転車避けて歩くとか、自転車に進路を譲らないと安全が確保できない結果になるわけだけど、当然違反だよね(法63条の4第2項)。
車より攻撃力が低いからOKくらいに思ってない?
相対的な攻撃力が低いからいいんだ!みたいな主張にしか見えない時もある。
車だろうと自転車だろうと歩行者だろうとさ、ダメなものはダメなのであって、ダメなものについては咎める対象になる。
ダメじゃないものをダメだとして咎めるのはよろしくない。
ただそれだけでしょ。
歩行者が赤信号を無視して横断開始した結果、オートバイの運転者が死んだ事故とかあります。
回避行動を精一杯果たした結果、二輪車は歩行者により死亡する可能性は普通にある。
違法通行する歩行者を守るために死んだんじゃ、話にならない。
時速10キロ以下の自転車が歩行者に衝突して死亡事故になった事例もある。
ダメなものはダメで非難して、ダメじゃないものは非難すべきではないというならわかるけど、「車だから咎める」という発想なら賛同いたしかねます。
ルール無視したダメな車を非難すべきというならわかるけど、自転車や歩行者も同じこと。
表面的な物理的攻撃力しか頭にないのでは?
被害者の数の問題でもなくて、ダメなものはダメ。
イマイチ何を言いたいのかよくわからないけど、インフラ整備を望むなら行政に直接どうぞ。
あと、これ。
これが真実なら、自転車業界がカネを出せばいいのでは?
それかご自身で「主要メディア」と肩を並べるレベルのメディアを作るか。
パワーバランスの話なのであればそれを上回る影響力を持てば解決する話なので、どのあたりが「闇」なのかさっぱりわかりません笑。
闇ではなく、当たり前なのでは?
どこのメディアが広告主が嫌がる記事を配信するんだ?笑
なんか読んでいても、大変失礼ながら負け犬感が半端なくて本気さが全く伝わらないのね。
闇だとしか認識出来てないから、競争社会において意見が通らないとは考えないのかな。
でも不思議ですね。
私の印象だと、令和4年に可決された改正道路交通法による電動キックボードについては「特に」車系メディアなどが反対というか懸念の記事を連発しているように思うけど、きっちり法律が可決された。
なんでだろうね。
クソミソ一緒に評価する文化
例えば上の動画をみればロードバイクが信号無視しているのは明らかですが、同じようにロードバイクに乗る私からしてもバカかよしねとしか思えないし、車の信号無視についても同様。
同じような自転車に乗っているという大枠だけで同じカテゴリーとしてクソ扱いされても、正直なところ心外。
車のドライバーでも、きちんと法令遵守している人と、全然守っていない人をまとめて「車のドライバーは」と評価することに何の意味があるのやら。
なので、「もっと自動車側を咎めて」というご意見については、咎められるような違法プレイをするなら咎めますし、適法に通行するドライバーについては咎める理由もないし、書き方をもう少し考えたほうがいいのでは?
違法プレイしてないドライバーまで咎めたいというなら人としていかがなものかと思うし、プレイの一環として咎めて欲しい願望、咎めたい願望があるならそういうお店を探して行けばよろしいかと。
ある意味では似た問題ですが、「ロードバイク乗りは道路交通法を理解していない」みたいなご意見も頂きます。
道路交通法の理解度についても人それぞれなので、理解していない人もいるし理解している人もいる。
一律で「ロードバイク乗りは」とまとめて評価されましても。
とりあえず、「自動車を減らしたい」という意気込みは多少伝わりました。
私、これについては賛成でも反対でもないので興味がない、としか。
けどあえて言わせてもらうと、道路行政をなんとかしたいなら政治に行ったらいかがでしょうか?
行政の長になるとか、自分の考えを遂行してくれる人を擁立するとか。
民主主義なんでね。
よくあるような市民団体とかのサイトを見たことがありますが、賛同者も少ない団体が文句言うだけの集まりにしか見えなくて。
ホンキ度を感じ取れないから賛同者が少ないという見方も出来るし、そもそもその考え方に賛同する人が少ないだけなのかもしれない。
変えたいなら政治にいくか、司法に訴えるかしかないのでは?
政策については司法判断が馴染まないけど、何かを変えたいならホンキ出して動かない限りは変わらない。
ということを行政訴訟を通じて学びました。
司法判断は強いですね笑。
どうでもいい話ですが、判決を出した裁判官の1人がかなりご出世されたようで、陰ながら応援してます。
とりあえず、何となく言いたい意味はわからなくもないけど、一部論理の飛躍では?と思う点もあるし、一部は誤解を生むと思う。
なんか説得力ありげに見えてどこかお粗末というか。
電動キックボードって、日本では珍しくかなりのスピード感を以て道路交通法の改正までいきましたが、なぜなんでしょうかね。
政治力が全く働いてないとは思わないけど、あの人たちって実験の積み重ねからデータを積み上げて提案した点は結構大きいと思う。
まあ、それが一般相手には伝わってないので盛大に反発を喰らってますが笑。
とりあえず、イマイチ伝わらない話にしか思えないので、何か私が協力することはありませんので。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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