ちょっと前に書いた記事についてコメントを頂いたのですが、
UCI認証が最低限のテストであり、それより遙かに厳しいテストや検査を有名メーカーが行っているならば、超一流メーカーのホイールが突然割れるなんて事は無いのでは無いでしょうか?
超一流メーカーの製品であっても、極限まで軽量化すればそういうことは起きると言うことでしょうね…
中華カーボンと言っても色々有るでしょうけど、リムが突然割れたと言う話はそうそう聞きませんね…
リムの割れは命に関わるので、中華メーカーもかなり余裕を持った強度にしてるんじゃないでしょうか?
私も中華メーカーのカーボンホイールを複数使ってみましたが、品質は非常に良かったですね…
デザインの美しさや所有欲を満たすには一流メーカーが良いとは思いますが、コストが何倍にもなるのでヨーロッパや米国の高級品にはなかなか手が出ませんね…
中華メーカーにフレームやリムを発注して、ヨーロッパや米国のメーカーは塗装や組み立てをして打っているところが多いと言う話もありますね…
ま、トレックやジャイアントみたいな巨大メッセージは自社で金型や巨大なカーボン焼結炉を持っているでしょうけどね…
えーと、ちょっと論点が違うんじゃね?と。
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ボーラだって割れるさ
そのYouTuberの事例とやらを知らないのでアレなんですが、
どんな製品でも一定数の初期不良、何らかの不具合は出るのでね。
私、どうにも理解に苦しむのは、「厳しい試験をしている→割れることはない」という考え方。
いやいや、どんな製品でも割れないなんてことはありませんよ…
絶対に壊れないカーボンなんてありませんから。
中華カーボンリムが割れた話はまあまあ聞くのですが、大手ブランドのリムでもまあまあ話としては聞きます。
ただまあ、「そこ」が問題なんじゃなくてね。
UCIの認定とは最低限の強度を保証したに過ぎないと書きましたが、それを「権威」であるかのように考えるのは違うでしょ?というだけの話です。
どちらにせよ、「どの程度の頻度で」リムが割れたかなんてデータは持ち合わせてないので、なんだかよくわからない比較論をしだすと水掛け論にしかならんでしょうけど。
前回記事では言及しませんでしたが、「絶対に壊れない」「絶対に初期不良が起きない」なんてことは地球上ではあり得ないため、各社「保証」を設けています。
大手ブランドや代理店がしっかりしているところのほうが保証は充実しているように感じてますが、比較論をしだすとキリがないので個別に考えるしかありません。
例えばですが、実例。
とある中華カーボンホイール(激安)を買いました。
タイヤを取り付けているときに、すでにリムにクラックがあることに気がつきました笑。
初期不良は中華だろうと大手だろうとあり得るので、たまたま「ハズレの回」だったんでしょう。
当然ですが、販売元に画像送って抗議しますよね。
私の知っている実例ですが、初期不良には確かに対応した。
しかし、リム単体のみを送りつけて「自分で組み立ててな!リムが初期不良なんやろ?」だったそうな笑。
自分で組めないならどこかのショップに工賃払って組んでもらうしかないけど、まともなブランドなら「代わりのリム」ではなく「代わりのホイール」を送って来ますわな。
一度ユーザーから回収して代理店のほうで組み直すとかも良くある話。
最終的には保証がしっかりしているかどうかになりますが、中華でもしっかり対応するところもあるのかもしれないし、そういう意味では「中華」とか「大手」とかで一括りに評価するのは間違いかもしれません。
私の知る限り、代理店がきちんとしているか否かは大要素で、中華と大手では明確にアフターケアに違いがあるように思いますが。
単なる最低限のライン
UCIの認定を受けたホイール=最低限の強度を保証したホイールと言えますが、初期不良を完全に無くすことは不可能。
この結論の導き方には違和感しかなく。
フレームやフォークでも、厳しい試験に合格していても初期不良は出ちゃうのですよ。
まあ、初期不良ではなくユーザーの不注意でクラックが入ったにも関わらず、メーカーに「初期不良だぞゴルァ!」と文句つける人がいることも知ってます。
止まない雨はないし、明けない夜もないし、割れないカーボンもない。
頻度と保証の問題だと思うけど、何らかの初期不良の結果、大怪我した場合に中華カーボン屋さんが面倒を見てくれるのかについてはやや怪しい気がします。
結局のところ、結果論として問題が起きなければ何とも思わない人もいるでしょうし、そのあたりは考え方次第。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
欠陥の無いカーボン積層品を作ることも、非破壊検査でカーボンの欠陥を完全に見つけることも、今の技術では不可能ですから運が悪かったと思うしかないですよね。
コメントありがとうございます。
だから保証に頼るしかないですよね。
完全なものは作れませんし。
ワタシのコメントがよほどお気に召さなかった様ですね…(笑)
UCI認識受けても、メーカー側がそれよりはるかに厳しい試験を繰り返してもカーボンは割れる?(笑)
こないだも書きましたが、あなたが言う製品のバラつき品質不良だから仕方ないという論拠や、一流欧米メーカーは補償してくれるから良いみたいな話は全くおかしな理屈ですね…(笑うしかない)
ホイールやフロントフォークの破損は命に直結しますよね?一流欧米メーカーの商品でもそういう部分が破損しているのは、品質のバラつきや製造上の瑕疵の何倍もの理由として、『行き過ぎた軽量化による強度不足』が有るんですよ…こないだも同じこと書きましたが、ご理解頂けないのか?たぶんプライドが許さないみたいですね…それから欧米メーカーへの崇拝が根底に有るんですかね?
質問しますが、(もはや論争したくないから返信しないかもしれませんが)ロードバイクの高級部品は総じて超高剛性や、超耐久性を謳ってますか?
違いますよね?超軽量であることを大抵前面に出してますよね?
つまり、UCI認証が最低ラインとか、メーカー側はそれよりはるかに過酷なテストしてるとか、それはあなたの想像であって、現実的には強度をギリギリまで犠牲にしてでもカーボンを肉薄にしたり、t数(高弾性カーボン@硬いどt数が上がるほど脆い)を高くしてリスキーな方法で軽量化してるんですよ…
ユーザーもそれを理解して使うなら良いと思いますが、あなたの論拠はちょっとおかしいと思いますね…
一流欧米メーカーだからとか、高級部品だからと言っても強度不足は起きていると言うことでしょうね…
逆に強度不足が怖い人は、ある程度重くて肉厚で、高弾性カーボンなんかを使ってないカーボン部品にすべきでしょうね…多少重たくなりますが、強度不足や衝撃で破損する可能性は減りますからね…
おかしな人に、衝撃は強度計算外だから仕方ないとか言う人もいますが、プロがレースで使うのなら仕方ないにしても、一般人向けに販売する商品であるならば、ある程度の耐衝撃性も必要だと思いますけどね…
もちろん、強度や安全性より軽量化が重要という人も居るとは思いますが、そういう部分を知らない人も居るでしょうね…一流欧米メーカーの最高級部品を買ったならば、かなり脆いので気をつけなければならないと言うことはカタログスペックには有りませんが、ショップは説明するべきだと言えるでしょうね…
ええと、論点がまるで違うのですが…
もう一度きちんと整理することをオススメします。
剛性と強度の違いもわかってなさそうですし。
(笑)
あー、所詮はその程度でしたか。