MAVICは今年、いくつかのホイールがチューブレス化(UST)になり、それと同時にいくつかの【SL】の名前が付いているホイールがラインアップから消えました。
そんな中、【SL】の名前が付いているホイールが、サイクリングエクスプレスに再度入荷している模様です。
MAVICのSLの意味
SLというのはスーパーライトを意味する用語ですが、MAVICの場合、ナローリム(C15)に【SL】の名前が付いていて、ワイドリムのモデルには【SL】が付いていません。
例えばですが、キシリウムプロというホイールがありますが、ナローリムモデルはキシリウムプロSL、ワイドリムモデルはキシリウムプロという名前になっています。
マヴィックのホイールは、R-SYS SLRのみナローリムモデルが継続しますが、それ以外のホイールはナローリムモデルが消滅しています。
既に国内代理店には在庫がなくなっているという噂も聞きました。
そんな中、キシリウムプロSLとキシリウムプロ エグザリットSLがサイクリングエクスプレスに入荷しているようです。
キシリウムプロSL
国内定価 140,000円(税抜) ⇒ 99,999円(VIP価格)
重量 | F60 0g,R795g
ペア1395g |
リムタイプ | ISM 4D
(ノーマルリム15㎜) |
リム高 | F24mm,R26mm |
スポーク素材 | アルミ(ジクラル) |
スポーク数 | F18、R20 |
付属タイヤ | イクシオンプロ25c
(210g) |
対応タイヤ | クリンチャー |
このホイールの持ち味ですが、フルクラムのレーシングゼロと同様、アルミスポークを使っています。
マヴィックではアルミスポークをジクラルスポークと呼んでいます。
アルミスポークの利点ですが、剛性が上がるためペダルを踏み込んだ時の加速感が違います。
ペダルを踏み込んだ時、ホイールにはたわみが生じるわけですが、そのたわみはロスになります。
アルミスポークにするとロスが少なくなる感じです。
実際のところ、レーシングゼロよりは剛性はちょっと下がる感じがします。
レーシングゼロはリアスポーク21本の2:1組みですが、キシリウムはリアスポーク20本。
このあたりが違いとして出ているかと。
レーシングゼロだと硬すぎると感じる人には、いいホイールだなと思いますね。
リムも結構軽く、フロントリムで410g程度です。
もちろんですが、リムテープは不要。
キシリウムプロは今期、チューブレスモデルとしてリニューアルしましたが、このチューブレスモデルはワイドリムのみです。
SLのチューブレスはありません。
リムが軽いほうがいい、23cタイヤを使いたいという人にはいいホイールです。
(ただし、付属するタイヤは25cです)
キシリウムプロ エグザリットSL
国内定価 230,000円 ⇒ 139,999円(VIP価格)
Mavic【マビック】Ksyrium Pro Exalith SL Clincher Road Wheelset
重量 | F605g、R750g
ペア1355g |
リムハイト | F24mm、R26mm |
スポーク素材 | アルミ(ジクラル) |
スポーク本数 | F18,R20 |
対応タイヤ | クリンチャー |
23cタイヤ | 〇 |
タイヤ | イクシオン プロ
210g(25c) |
このホイールですが、リムに特殊な処理をしていることで、専用のブレーキシューと組み合わせることで雨天時でも制動力が落ちにくいというのが大きな特徴です。
特殊な処理をしているので、リムのブレーキ面まで真っ黒なのがかっこいい。
走り自体の特性ですが、正直なところでいえばキシリウムプロSLとほぼ変わりません。
なので違いは見た目とブレーキの制動力が違うという点だと思えばいいです。
こちらもアルミスポークを使い、加速性は高いです。
マヴィックの大きな特徴ですが、タイヤとチューブが付属しています。
タイヤが付属していることの賛否はあると思いますが、私は正直なところでいえばタイヤはお気に入りのものがあるので、タイヤは付属してなくてその分安いほうが嬉しいです。
ただし、このタイヤは意外といいものが付いているので、フィーリングが合えば悪くない選択肢のタイヤです。
キシリウムエリートUSTもプレオーダー可能
国内定価 89,000円(税別) ⇒ 56,999円(VIP価格)
Mavic【マビック】Ksyrium Elite UST Clincher Tubeless Road Wheelset 2018
重量 | F650g、R840g
ペア1490g |
リムハイト | F24mm、R26mm |
リム幅 | 17c(ワイドリム) |
スポーク数 | F18,R20 |
スポーク素材 | スチール |
タイヤ | Yksion Pro UST
25c(260g) |
キシリウムエリートUSTはそのまんまでチューブレスホイールですが、聞いたところではかなりいいらしいです。
走りがかなり軽いホイールだと。
ただし、シーラントを入れていないと、エア抜けが劇的に早いようです。
タイヤの脱着も手で出来るほどだそうです。
このホイールの現物を見たことがありますが、25cといっても結構細めの25cでした。
店員さんにも聞きましたが、マヴィックの25cは細めだという話です。
コスミックエリートUSTも登場
国内定価 75,000円(税抜) ⇒ 40,999円(VIP価格)
Mavic【マビック】Cosmic Elite UST 25 Clincher Tubeless Road Wheelset
重量 | F815g、R955g
ペア1770g |
リムハイト | 30mm |
リム幅 | 17c(ワイドリム) |
スポーク数 | F20,R20 |
スポーク素材 | スチール |
タイヤ | Yksion Pro UST
25c(260g) |
コスミックエリートって地味に人気がないホイールだと思うのですが、30mmハイトでカッコよさはなかなかです。
ヤ〇オクではコスミックエリートの偽物が横行しているという噂も聞きますね・・・
このホイールですが、高速域では結構転がってくれるホイールです。
重さがあるので軽量ホイールを求める人には向きませんが、ルックス的にはなかなかよいのがマヴィックの利点。
これもUST化してプレオーダーになっているのですが、USTではないクリンチャーモデルも出ています。
コスミックエリートをサイクリングエクスプレスで見る
私もマヴィックを愛用していますが、構造が単純なのでメンテナンスしやすいというのも大きなメリットですし、走り自体も軽快なのが大きな特徴かと。
さすがはマヴィックと思えるほどの納得度です。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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