ホイールのグレードアップというと、カーボンホイールに目が行きがちですが、アルミホイールでも十分といえば十分。
キシリウムの優位性について考えてみます。
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キシリウムの優位性
アルミホイールがカーボンホイールに勝てる要素を考えると、主に2つ。
・安い
正直なところ、主にこの二点。
空力云々については、そもそもアルミリムでエアロは無理がありすぎるため、ほぼ存在しません。
アルミのエアロって、たぶんこれだけ。
シロッコ等35mmハイトのものもありますが、エアロとしては弱いし、どうしても重量的には魅力がない。
アルミリムとカーボンリムで同じ重量なら、カーボンリムは勝手にリムハイトが上がります。
頑丈であるというのも一つの性能。
カーボンリムがすぐに割れるわけではないにしろ、なんだかんだ時々聞きますよね。
カーボンリムが割れたという話は。
アルミリムでもかなり使い込めば割れることは当然ありますが、
かなり使い込んだ結果なので、寿命かと。
値段も一種の性能ですが、誰しもがボーラウルトラWTOを買えるわけじゃないですから。
その他、リムブレーキならブレーキの効き、磨耗度、ブレーキ熱によるチューブの選択肢(カーボンリムはラテックスチューブNGなど)も関係しますが、ディスクブレーキなら関係ありません。
キシリウムに関していうと、メリットデメリットはこんなところ。
・頑丈
・まあまあシャキシャキ走る
・値段が手頃
・リムテープ要らない
・空力については基本的に劣る(当たり前)
・カーボンホイールを使うと、やっぱりカーボンホイールが欲しくなる
最後に本音が出ちゃいますが、まあ、値段が全然違いますから。
アルミホイールなら
なんだかんだアルミホイールを使っている人はたくさんいるわけで、人気どころだと
・カンパニョーロ ゾンダ
・フルクラム レーシングゼロ
・マヴィック キシリウムSL
・シマノ WH-RS500
このあたりはよく見かけるアルミホイールの代表格かと。
なんだかんだ頑丈だし、性能的にもまあまあだし。
ただまあ、ホイールメーカーの動向を見ると、ここ最近はアルミホイールの新作なんてほとんど出てこないのも実情だし、新興ブランド系もアルミホイールでなくカーボンホイールばかり。
アルミホイールだと利益が少ないのかもしれないし、いまさら新しい技術も何もないのかもしれないけど、頑丈で安いことって大事ですよ。
ちなみに↓を使っている人を見たことがないのですが、
どうなんでしょ?
見た目がちょっとくどいかも。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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