サイクリストは転倒した際には生身の身体で衝撃を受け止めるしかありませんが、CrashPakというサイクリスト用エアバッグが開発進行中の様子。
サイクリスト用エアバッグ「CrashPak」
このエアバッグは電子機器とアルゴニズムで事故を検出した際にガスの力でエアバッグを膨張させる仕組み。
最大膨張までの時間は200ms。
事故に遭った際の衝撃を94%軽減するらしい。
見ている限りでは転倒して身体が接地するよりもはるかに早くエアバッグが展開膨張しています。
バックパックとセットになっているのかな。
自転車に乗っていて転倒した際に打ち付けるのは、頭部や肩。
肩を打ち付けると、鎖骨骨折に繋がりやすいわけですが、鎖骨骨折はサイクリストにとってはお馴染みの怪我。
エアバッグが衝撃の94%を軽減するので、身体にかかるダメージは小さいかと。
なお、転倒する際に手をつくと手を骨折します。
基本的には肩で着地したほうが被害は少ないはず。
手って複雑な構造なので、骨折すると後々ややこしいですし。
ちなみに自転車ヘルメットの「努力」義務化で思い出したのですが、自転車用エアバッグヘルメットもありますよね。
これなんて髪型も崩れないし、事故を検知すると0.1秒で膨らむので「値段さえ目を瞑れば」いいんじゃないですかね笑。
値段がむしろネックですか?
首に巻くからネックですか?
ホント私ってしょうもない発言しかできない情けない人材であることは、この際きちんと認めて反省しようと思っています。
怪我はツキモノ?
ロードバイクってかなりスピードが出るわりにはやたら無防備だし、事実上身体を守るのはヘルメットとマークパンサー、いやグローブだけですよね。
ロードバイク用のボディプロテクターも中にはあると言えばありますが、
決して一般的とも言えないし、ロードバイク乗りにとって魅力的かと聞かれるとかなり返事に困るようなもの。
そういう意味ではボディ用エアバッグがあれば、身体を自由に動かせながらも事故に遭ったときにはきっちり守ってくれるかもしれません。
ただまあ、バックパックとセットになっている時点で敬遠する人もいるでしょう。
ロードバイクに乗るときには、余計なものは背負いたくない派のほうが恐らくは多数。
個人的には、事故を検知するとエアバッグで保護するよりも、空中浮遊して地面に身体を打ち付けないシステムが欲しいです。
たぶんそれはドラえもんの世界なんでしょうし(タケコプター)、頭がおかしくなったのかもしれません。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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