ちょっと前に両輪駆動の自転車について少し書きましたが
私が以前試乗したのは「トレッタ」というブランドのもの。
トレックではありません。
そういや「SUBARU」にも両輪駆動自転車がありました。
AWD自転車
確かにマウンテンバイクで両輪駆動とかありましたね。
ところで。
両輪駆動自転車のメリットとはなんなのか？を考えたときに、私が試乗したときは「登坂に強い」と聞いた記憶があります。
試乗コースにも激坂があったのですが、距離が短くて正直なところ「よくわからなかった」のが本音。
雪道ならメリットがあるのかな？と思ったのですが、確かに安定性は高そう。
ただまあ、やはりこの手の自転車って「持っていた人」はいるもんですね。
すっかり忘れておりました。
動画の製品ではありませんが、ほぼ同じような26HEのチェーン両輪駆動自転車でスパイクタイヤ履いて乗っていた時期があります
重い！私的な感想ですが、正直なところ通常の圧雪・アイスバーンではあまり差はありません
ベシャベシャな雪だとハンドルが取られる事が少ないです。前輪の駆動がバランスを取りやすくしているようです
一番優位なのは轍の無い新雪で、膝までの積雪でも「前で掻く」ように進みます
また河川敷などの低μ激坂も妙な感じで進めます
でも新雪は1回だけですし、溶けだした雪は結局危ないし
感想からはみ出るぐらい「重い！」ので冬を越したら前後繋ぐチェーンを外し、次のシーズンも外したままでした
ベンド無し直板フォークの漢仕様も(掌が)痺れました
雪道なら前後輪駆動の自転車のメリットはありそうな気がしますが、両輪駆動自転車にスパイクタイヤとは笑
確かに重そうな。
両輪駆動自転車が廃れた理由
そもそも両輪駆動自転車が一般化したことがあるのか？という疑問がありますが、登坂なら電動アシスト自転車に勝てませんし、雪道自体そこまで自転車に乗る人がいないからさほど需要がなかったからではないかと。
ちょっと前にカナダのルイガノを取り上げましたが、
ルイガノはファットバイクばかりになってますし、同じくカナダのKONAはマウンテンバイクがメインながらもファットバイクもラインアップ。
雪道なら前後輪駆動よりもファットバイクなのかもしれません。
どんなところでも走れそうな迫力がありますが、たまにサイクリングロードでファットバイク勢を見かける程度でメジャーな自転車とは言えませんが。
両輪駆動の自転車も面白い存在ですが、それを活かせる場所が少ないことや、電動アシスト自転車には勝てない点などメジャーにならなかったのかもね。
メジャーにならない自転車
日本は「普通自転車」の概念が強く、非普通自転車かつ生活用自転車は走りにくい環境とも言えますが、ロードバイクで知られる「CUBE」の本国サイトを見るといきなり出てくるのはカーゴバイクですし、
オランダのKOGAなんかもE-BIKEのほうが力を入れている印象すらあります。
ドイツのセンチュリオンなんかもE-BIKEがもはやメイン。
多種多様な自転車も面白いところですが、両輪駆動自転車は残念ながらもはや新車購入は不可能。
電動アシスト自転車で両輪駆動だと若干意味が違います。
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