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サイクリングロードは生活道路。

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サイクリングロードの話ね。

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サイクリングロードは生活道路

「サイクリングロード」という言葉で一括りにまとめるのも問題がありますが、私が知る限り、サイクリングロードの中には実態として生活道路を兼ねているところってまあまあ多くて、多摩川の下流なんてその下にある一般道を歩行者が通行しようにも狭くて歩道もなくて危ない。
なので近隣住民の生活道路になっている面があります。

 

境川なんかも、

川沿いに中学校や高校があるので、実態としては単なる通学路になっていたりする。
もちろん近隣住民の生活道路的な側面も強い。

 

で。

そういう「事実上の生活道路」だからロードバイクみたいなのは遠慮すべき!…みたいな話をしたいわけではなくて(笑)。
緊急用河川敷道路についてはまたちょっと扱いが違うので、あくまでも道路法でいう「歩行者自転車専用道路」についてなんですが、実態としてどの程度あるのかは知りませんが、道路の瑕疵が原因の事故判例って時々見かけます。

 

ちょっと前にあったこれなんかもそうだし、

 

サイクリングロード事故で千葉市に賠償判決。
具体的な内容はわかりませんが。 この利用者は2021年3月、花見川区犢橋町のコースを走行中、対向車とすれ違うために左側に寄った際、道路脇の深さ約10センチの溝に前輪がはまって転倒。手のひらを骨折するなどした。判決では、「車輪の幅によっては、...

 

探せば普通に見つかるけど、サイクリングロードの「車止め」が原因の事故判例とかもあります。

 

スポーツサイクリストについては、多くの場合ママチャリにしか乗らない人よりも高度に注意しながら通行するので問題にはならなくても、生活道路として通行する歩行者やママチャリにとっては重大事故に繋がることがあるので、おかしな構造や何らかの不備があるときは早めに道路管理者に対応してもらうことが望ましい。

 

それこそ、梅雨明けにやたらと草がボーボーになっていて、それが見通しを妨げて想定外の事故が起きるなんてこともあるので…

 

ちょっと前に挙げたこちらなんかにしても、

 

クロスバイクの転倒事故。地面に足がつかないことは過失になるか?
時々「足が地面につかないサドル高にしていたから過失」とする判例を見かけますが、個人的には足がついたら転倒しないと言い切れない以上、過失にするのは疑問だったりします。 クロスバイクの転倒事故について、地面に足がつかないサドル高が過失なのか?と...

 

これはサイクリングロードではなく自転車歩行者専用の地下道の話。
地下道の移設工事のために封鎖して、入口に通行禁止の看板を置いていたけど、ある方向からは「通行禁止」の看板が視認できなくて誤進入してしまう構造になっていた点が事故の原因でもある。

 

「見通しが悪いのだから徐行だろ!」というのはもっともな話だけど、たいして道路交通法を勉強するでもないママチャリしか乗らない自転車ユーザーにそんなことを期待できるのか?と聞かれたらノー。
だから「通行禁止」を示す看板は子供でも容易に視認できるように設置して重大事故を防ぐようにしないといけないわけで、サイクリングロードについても実態としては単なる生活道路なんだから、ロード乗り云々の前に普通にママチャリしか乗らないような人が安全に通行できる場所であるべきなのは当然のこと。

 

スポーツサイクリストの目線からすると「そんなのは注意していれば避けれるだろ」的なことについて、普通にママチャリ事故が起きたりしてますから。

道路管理者に伝えるときに

何らかの道路の瑕疵があるときに、早めに道路管理者に伝えることも事故を防ぐ一つの手段になるわけですが、ロード乗り目線では「別にたいした問題ではない」と思うようなことでもママチャリしか乗らない人には十分脅威になるような構造なんていくらでもあると思う。

そういう意味で、注意能力が乏しい小学生が安全に通行できるか否かくらいまで目線を下げて見ないと気がつかないことってまあまああるわけで、リスクがある構造は早めに道路管理者に伝えることも必要。

 

結構あるのよ。
「そんなもんで事故が起きるのか?」と疑問に思う判例とか。
判例としては面白みもないので取り上げませんが、そんなもんで転倒する自転車がいるのだろうか?みたいな事故は普通にあるわけで、事故って起きてから対処するよりも先に懸念点を潰しておくほうが大事。

 

ちょっと前にあった岡山の件みたいに、

 

なぜその柵は撤去されたのか?事故は繰り返す。
ちょっと前に岡山で、自転車の死亡事故がありましたよね。 ちょっと不思議なことが。 橋は延長約12メートル、幅2メートル。軽自動車なら通ることができる。過去に県外ナンバーの車が迷い込み、落ちたことが何度かあったという。 (中略) 段差の前には...

 

こういうのは防げる事故でしかないわけよ。
なぜナアナアになっていたのかは不思議ですが。
あくまでも生活道路として安全に通行できるか否かで考えないと、サイクリングロードでの謎の事故は発生するんじゃないかな。


コメント

  1. OKN より:

    ロードバイク乗りがこのような道路でスピード出すのを規制すべきです。
    例えば彼らが「たまサイ」と読んでる多摩川左岸、ここはサイクリングロードではなく、歩行者と自転車専用道路。
    今は「たまリバー50km 」
    残念ながら「たまサイ、イエーイ」と高速走行する幼児頭脳がまだまだたくさんいます。
    先日そんなクソ野郎が歩行者の僕に接触したままひき逃げしようとしたので停止させて警察を呼びました。
    ちょっと前ですが右岸ではロードバイクが近所の歩行者を殺しています。
    国交省の管理な為速度制限表示もないのが問題ですが、だからといって生活道路で30km/h 以上で飛ばして良いわけはありません。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      公安委員会が速度規制することは不可能ではないはずですが、仮にしたとしても意味がないと思いますよ。
      そこが問題なのかは考える必要があります。

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