ドイツブランドのフォーカスのフラッグシップモデル、IZALCO MAXが5年ぶりにモデルチェンジしたのですが、細かいことは探せばいくらでも大手の記事が出てくるでしょう笑。
個人的には二点ほど気になることがありまして。
2024 FOCUS IZALCO MAX
FOCUS Bikes - IZALCO MAXThe IZALCO MAX is more than just the fastest. It combines lifestyle with all attributes that make a road bike really fast.
カムテール形状でよりエアロになり、フレーム重量が865g、フォーク重量が400g。
で。
ジオメトリが変更されていて、BB下がりが78mmから72mmになっています。
つまりはBBの位置が上がったわけですが、最近やたら下がっているフレームが多いので、なぜに上げる方向性にチェンジしたのかな?という点が気になる。
BBが上がれば踏み抜けが良くなる方向に向かいますが、前作よりBB下がりを大きく変えたフォーカスの意図がちょっと気になります。
なお、フォーカスのサイトを見る限りでは「ボトムブラケットの剛性とフォークの横方向の剛性が最適化」とあります。
次に気になる点。
フラッグシップモデルになるわけですが、フォーカスって結構お買い得なのよ。
コンポ | ホイール | 値段(税込) |
デュラエースDi2 | MAVIC COSMIC SL45 | 113.3万 |
デュラエースDi2 | RACING 400DB | 97.9万 |
アルテグラDi2 | MAVIC COSMIC SL45 | 94.6万 |
アルテグラDi2 | RACING 400DB | 79.2万 |
105Di2 | RACING 400DB | 71.5万 |
フラッグシップモデル×デュラエースが200万を越えても不思議に感じない世の中になってますが、良心的なお値段をキープ。
フォーカスって若干マイナー感がある気がしますが、スペック的に他社フラッグシップモデルと大きく差があるわけでもないし、意外と狙い目だったりします。
JAPAN ASSEMBLY
イザルコMAXも以前書いたコラテックと同様にJAPAN ASSEMBLYなはずなので、

[2024]コラテックRTカーボンディスク。機械式105で。
そういえば機械式105が登場したことにより2024年モデルの完成車にも機械式105搭載が増えてますが、ドイツブランドのコラテックのRTカーボンディスクにも登場しています。 お値段が36万なので、まあまあお買い得モデルに見えますが。 コラテッ...
日本で組立になれば細部は選択可能になるはず。
ちなみに以前書いたフォーカスのグラベルロードの謎についてですが、

FOCUSのグラベルロード、ATLASとATLSの謎。
ドイツブランドのフォーカスにはアルミフレームのグラベルロードがありますが、 以前から不思議に思ってまして。 FOCUSのグラベルロード、ATLASとATLSの謎 何が不思議なのかというと、本国ページでは「ATLAS」なのですが 日本の代理店...
単純に商標権の関係じゃないか?と思われます。
グローバルモデルと日本モデルで名前が違いますが、中身は同じです。
世の中意外とややこしい大人の事情がありますよね。
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コメント
コメント失礼します。
フォーカスもそうですが、ドイツブランドって値段の割にフレーム性能が良かったりパーツ類もいい物がついてたりしますよね。
キャニオンやキューブやコラテックなんかそう感じます。
ただ扱っているショップが少ないのが難点でしょうか…
個人的にはもっと注目されてもいいと思っています。
コメントありがとうございます。
モノはいいけど売り方が積極的ではないことが、あまり浸透してない理由なのかなと思ってみてます。
なぜかあまり積極的に売り込んでいる雰囲気がありません。