以前書いた記事で、ヨーロッパのトレッキングバイクやツーリングバイクは「ダイナモライト装備」が多いような気がする的なことを書いたのですが、
というご意見を頂きました。
ぶっちゃけた話、あまり詳しくはないのですが、ちょっと調べてみました。
日本の自転車とヨーロッパの自転車のライト
正直なところ「多い少ない」はよくわからないのですが、以前書いたようにFUJIの「ツーリングディスク」はヨーロッパ仕様にはハブダイナモ+ダイナモライト、アメリカ仕様にはライトがない。
Touring Disc LTDWith geometry that's perfect for multiple long days in the saddle and carrying a heavy load to your destination, the Tou...
フロントハブは「Shimano Hub Dynamo」とあります。
つい先日、ある海外記事を見てフランスのラピエールとイギリスのラレー、オランダのKOGAは同じ会社(Accell Group)の傘下にあることを初めて知ったのですが、Accell Group傘下にはいわゆるママチャリっぽい自転車を作っている会社もありまして、
Dinsdag Exclusive | 2023De Dinsdag Exclusive is de ideale allround stadsfiets met onderhoudsarme riemaandrijving. Beweeg vol vertrouwen door het...
例えばこんな感じ。
ハブダイナモ+ダイナモライトになってます。
で。
読者様がいう「リムに押し当てて発電するダイナモライト」って、こういうタイプですよね。
昔ながらのママチャリではお馴染みのダイナモライト。
これを使うとペダリングがクソ重くなるイメージしかありませんが、そもそも日本の最近のママチャリってどうなっているかわからなくて。
ブリジストンのアルベルトをみてみたら、「シングルパワー点灯虫」というフロントライト付き。
これはハブダイナモらしい。
気になって量販店を軽く見たのですが、比較的低価格帯のママチャリは昔ながらの「リムに押し当てて発電するダイナモライト」。
このタイプってヨーロッパでも存在するのかはよくわからないのですが、海外の「普通の自転車が行き交う」動画を見ると、あんまりこのタイプの普及してない(?)のですかね?
正直なところよくわからないです笑。
いわゆるママチャリっぽい自転車を作っているヨーロッパのブランドを見ると「ハブダイナモ+ダイナモライト」がついている自転車か、そもそもライトがついてない自転車ばかりヒットします。
リムに押し当てて発電するダイナモライトが全くないとは思えないけど、詳しくはわかりません。
ちなみにヨーロッパの「普段使い自転車」に詳しい人なんているのかわかりませんが、以前書いたようにジャパニーズママチャリは前カゴがデフォルトなのに対し、ヨーロッパの自転車は前カゴをあまり見かけない。
日本で前カゴ文化が発展した理由は様々ありまして、その一つは「後ろに子供を乗せること」があります。
私なんかよりはるかに詳しい読者様からいろいろご指摘を頂きましたが、「日本の前カゴ文化は対○座位を好むからだ」などと考察してしまった私は、本当に反省すべきとしか言いようがありません。
何を考えて生きているんですかね?
ハブダイナモの普及
そもそも日本で販売されているスポーツライクな自転車(ツーリングバイクやクロスバイクを含む)でハブダイナモ仕様になっているものが全く思い当たらないのですが、ヨーロッパだとまあまああります。
日本だと「ライトは別売り」で好きなスペックのライトを選ぶのが主流な気がするけど、ヨーロッパだとこんな感じでダイナモライト仕様は結構見かけます。
コガのワールドトラベラーなんかはガッツリツーリングバイクですが、充電式ライトよりもダイナモライトのほうが助かるんですかね。
必ず充電できるわけでもないし。
ヨーロッパの自転車を見ると、リムに押し当てて発電するダイナモライトをあまり見かけないような気がするけど、詳しい事情はわかりません。
たまたま目に付かなかっただけの可能性もあるし。
ちなみにブルベの人ってわざわざハブダイナモで手組ホイールを作っているみたいな勝手なイメージがありますが、それも全ての人ではないです。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
ヨーロッパは日本で言うクロスバイクがシティサイクルだと思います。
トップチューブがベントした日本でのレディース向け、またはストレートのフレーム、ハブダイナモ+ドロヨケ+オールテレーンタイヤ、アルフィーネみたいな内装変速にブルホーンバーみたいな。
最近は電動アシスト(日本みたいな速度制限低くないもの)が、すごく増えてるので、シマノもそっち系力入れてて日本無視でツマランみたいな記事も読んだような…
アサヒとかジュニア車含めてシティ車のハブダイナモを中級にして、車輪交換アップグレードもあるし、街乗りでの訴求できてる気はしますね。
私は通勤用ロードはハブダイナモにして充電ライトとの併用にしてますが、充電忘れた時とかも安心です。
車種関わらず街乗りにハブダイナモはオススメだと思いますが、なかなか買えない(特にライト)のが、おすすめしにくいところ…
コメントありがとうございます。
ヨーロッパの自転車ってなかなか興味深いスペックのものが多いので、最近そんなのばかりみてました。
日本でいうドンキで売っているような安物ってないんですかね?
あっちの人と話すと、丈夫さ、価格、機能が優先だから、ドンキクラスは、ない or 少ないんじゃないかと。
日本は、価格、軽量、機能の順ですかね?
中国だと価格、機能、価格?かな?(笑)
安いママチャリ、ルック車は、スポーツ車だと鋳造?錬造?って部品をプレスで作ってるのに動作してびっくりしますよね。
ブレーキアームやシートポストのヤグラも鉄板の打抜きを曲げたモノで、安いのはわかる、けれどスピード出すのもオフロード行くのも怖いよなぁと思います
コメントありがとうございます。
やはり安物チャリはないんですかね。
以前ドンキで買った8000円のママチャリを毎日30キロ走っていたら、ある日走行中に文字通り「空中分解」してビックリしました。
NHKでユーロヴェロ9000という番組が始まっています。EU圏全体を網羅するサイクリングロード(モデルコース?)の整備がされていて、その旅ドキュメンタリーという感じでした。
初回のイタリア〜チェコを見たのですが、ドイツ圏メインだからか私の聞いているのと同じ雰囲気でした。次はイギリスらしいので違いが面白そうです。
電動自転車向けのチャージャー(自動車みたい)なのが映り、スポンサーがシマノとボッシュなど「売れてるんですね〜」と思うシーンもありました。
チャンスあればご覧になってください
コメントありがとうございます。
ちょっと確認してみます。
ありがとうございます。