だいぶ前に、特定小型原付として型式認定を受けているカーメイトの「e-FREE 01」について取り上げましたが、
取り上げたのが昨年8月。
これはいつ販売するんだ?と思っていたのですが、販売開始されました。
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カーメイト e-FREE 01
国内適合第1号※、自転車のように乗れる特例特定小型原付自転車「e-FREE 01 (イーフリー ゼロイチ)」を発売|株式会社カーメイト 公式企業サイト低重心と大きなタイヤで、荒れた路面や段差なども安定 株式会社カーメイト(本社:東...
以前から「今後の特定小型原付は着座型がメインになる」と書いてきましたが、近距離の移動なら特定小型原付は便利。
しかも着座型なら買い物の荷物を載せたりして便利なんだろうし、安定性もキックボードタイプよりはるかにいいはず。
タイヤは14インチだそうな。
スペック詳細はこちら。
重量 | 22kg(バッテリー込み) |
最大出力 | 400w |
モード | MODE1:6km/h(歩道モード) MODE2:15km/h MODE3:20km/h |
走行可能距離 | 30km(MODE3:20km/hで走行した場合) |
サイズ | 全長1250×全幅570×全高1020(mm) |
折り畳みサイズ | 全長1250×全幅320×全高620(mm) |
充電時間 | 4~5時間 |
これ、折り畳み可能らしい。
バッテリーはここ。
国内適合第1号※、自転車のように乗れる特例特定小型原付自転車「e-FREE 01 (イーフリー ゼロイチ)」を発売|株式会社カーメイト 公式企業サイト低重心と大きなタイヤで、荒れた路面や段差なども安定 株式会社カーメイト(本社:東...
ぶっちゃけた話、国土交通省の型式認定の資料だとなんか安っぽくみえてましたが、実物は安っぽい感じではないですね。
歩道モード(時速6キロ)が完備されてますが、時速20キロモードのほかに時速15キロモードがあります。
これはスピードを出すのが怖い高齢者向けとかなんですかね?
カーメイトの説明によると、「走行に慣れていない方におすすめ」と書いてあります。
値段は162800円だそうですが、ぶっちゃけた話、着座型の特定小型原付ってまあまあ高いモデルが多い。
30万とかありますし。
値段的にもまあまあ手頃だし、カーメイトのような大手が出しているのは強みか。
折り畳み可能なのでクルマに積んで旅先で使うことも想定しているようですが、たぶん、日常の足として使う人が多いと思う。
カラーは三種類ですが、自転車業界的には「チェレステ」と呼んだら怒られそうw
「コーラルブルー」と表記されています。
後ろにかごがついているので買い物とかも便利そう。
特定小型原付のルール
あまり知られていないけど特定小型原付って並走が禁止されてなくて、代わりに「追いつかれた車両の義務」が課されてます。
軽車両(自転車)は追いつかれた車両の義務がないけど、並走は禁止。
ちなみに特定小型原付の歩道モード(時速6キロ)はほとんど遵守されてないのですかね。
一発青切符で反則金になるように最高速度表示灯がついているのに(違反者だと一目で判別可能)、カネが惜しくないのだろうか。
千葉市でももうすぐ、着座型の特定小型原付を使った実証実験が始まりますが、そもそもルールが分かりにくい面があるのは何とかした方がいいと思う。
カーメイトの特定小型原付は当面、販売店が限定されるらしいですが、試乗車があるようなので気になる人はどうぞ。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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