福井県の旅館にサイクリスト向けルーム「輪の間」というものができたそうな。
敦賀市の旅館「敦賀さざなみリゾートちょうべい」のお話です。
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工具完備の「輪の間」
「サイクリストに優しい宿」とホームページに書いてありますが、要は室内にそのまま自転車を持ち込むことができるし、スタンドも完備、工具や空気入れなども充実したスペックの旅館なんだそうな。
チェックインの後、輪の間専用玄関から自転車を室内に持ち込むことができて、4台分のスタンド完備。
工具等はこちら。
【KTC】ネプロスドライバーセット
【PBスイス】六角レンチセット・ヘックスローブレンチセット
【クニペックス】ペンチ、ニッパー
【バーコ】モンキーレンチ155・205・305
【スタビレー】スパナ6mm・7mm・8mm・9mm・10mm
【パークツール】チェーンカッター・チェーンチェッカー・ペダルレンチ・フリーホイールリムーバー・スプロケットリムーバー
【SKS】レンコンプレッサーフロアポンプ マルチバルブ
【ワコーズ】ブレーキパーツクリーナー・チェーンルブ・シリコーンルブリカント・ロードバイク洗車ブラシセット・使い捨て洗車用ウエス・新聞紙レンコンプレッサーフロアポンプ・マルチバルブ空気入れ(仏式・米式)
スタンド:平置き・縦型・屋外洗車用 各2台分 敦賀さざなみリゾート ちょうべい 【公式サイト】福井県にある敦賀さざなみリゾートちょうべい。6タイプの客室とお食事の有無を組み合わせ、旅のスタイルにあったプランをお選びいただける。そんな自由度の高さが、ちょうべいの魅力です。旅の醍醐味はなんといっても越前若狭の旬の味覚。賀湾で水揚げされた...
これはアレなんですかね。
旅館の敷地内で戦車、いや洗車OKという話なのかw
ウェスや新聞紙もちゃんとあるし、チェーンオイルもあるし、まさにサイクリスト向け。
さらにジャグジー風呂やマッサージガン、フィットネスマットもあるので自転車で疲れた身体を癒せる。
サイクリスト向けのワンダーランドというところでしょうか?
ちなみに「輪の間」を利用する人向けにレンタサイクルとしてブロンプトンが2台用意されているらしい。
「輪の間」を利用する人はレンタサイクル代は無料。
旅館やホテルに自転車を持ち込むときには輪行袋に入れてましたが、そのまま持ち込めるのはありがたい。
メンテナンスエリアは室内にもあるし、屋外で洗車もできるし、チェーンオイルや工具があるのであんなこともこんなことも出来てしまう!?
まあ、チェーンオイルの使い方なんてチェーンにつける以外にはないと思うけど。
サイクリストをターゲットに
これ、若狭湾サイクリングルート(わかさいくる)を自転車で回ることを前提にしている様子ですが、若狭湾サイクリングルートは総距離126km、獲得標高1207m。
サイクリングロードだけでなく一般道を通行する場所もあるみたい。
というよりも一般道がメインなのだろうか?
福井県は自転車についての政策をプッシュしているようで、「わかさいくるサイクリストに優しい宿」を募集してました。
第3 認定要件
サイクリストを歓迎する施設であることを前提に、以下の要件をすべて満たす宿泊施設とする。
①自転車の屋内保管が可能
(自転車を組み立てた状態で、自転車の客室への持込み又は客室以外の屋内の安全な場所(風雨をしのげ、盗難のおそれがない場所をいう。)での保管)
②フロント等で荷物の保管が可能(チェックイン前・チェックアウト後)
③施設内または近隣のコインランドリーにて洗濯が可能(当日または翌朝渡し)
④宅配便(自転車を含む)の受取・発送が可能
⑤「スポーツバイク対応の空気入れ」および「修理工具」の貸出が可能
また、サイクリストへのサービスの充実を図るため、推奨項目を別途定めることとする。 「わかさいくるサイクリストに優しい宿」を募集します! | 福井県ホームページ福井県公式サイト。
「敦賀さざなみリゾートちょうべい」の輪の間もこの条件を満たしてますが、認定要件に自転車を含む宅急便の受取、発送が含まれている。
ぶっちゃけ、持って帰るのが面倒なときとかそのまま送りたいときもあるので、地味にありがたい。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
敦賀だと、琵琶湖北端から、足を延ばして日本海、というコースも面白いかもしれません。
山越えになるし、冬場は雪に埋もれてロードバイクでは無理っぽいですが。
(ちなみに、琵琶湖北端あたりから、紹介されていた宿まで、Googlemap で、30km程度でした)
コメントありがとうございます。
なるほど、そういう走りのプランも提示すると面白いかもしれないですね。