ハッチンソンから新しいロードタイヤ「Blackbird」が発表されました。
Blackbird - Hutchinson CyclingUnlock road cycling excellence with Hutchinson's Blackbird Racing Lab tyre. French-made for top-tier performance.
ハッチンソンいわく「4000キロ以上のパフォーマンスを実現」なんだとか。
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ハッチンソン Blackbird
コンパウンドは「11STROME」→「Mach Tread 3.0 compound」に
フュージョン5では「11STROME」コンパウンドが採用されていましたが、ブラックバードでは「マッハトレッド3.0」に進化。
ハッチンソンいわく、ハッチンソン史上最速のコンパウンドだとアナウンスされてますが、耐久性が向上し、フュージョン5より転がり抵抗が10%改善して低抵抗化したと。
「11STROME」に比べ10%硬いともありますが、その技術の具体的な内容は不明。
路面と接触した際のエネルギーリターンが25%向上ともありますが、これはインピーダンスロスの話なのかな?
SWIFTEASY CASINGを採用
ブラックバードはフュージョン5と同じ127TPIとなっていますが、SWIFTEASYケーシングを採用。
SwiftEasy Casing - Hutchinson CyclingRevolutionizing Comfort and Speed - Experience the ultimate combination of speed and comfort with Hutchinson's SwiftEasy...
SWIFTEASYケーシングは、中央のパンク保護ストリップに直接接着する形状になっていて従来とは異なるらしい。
このケーシング構造によってタイヤの変形を抑え転がり抵抗が10%改善している模様。
なおフュージョン5で採用されているケーシングとの比較が出来そうな断面図を探したのですが、あまり良さそうなものがない…
ブラックバードの重量と値段
ブラックバードの重量と値段はこちら。
○チューブレスレディ(12100円)
サイズ | 重量 | フックレス対応 |
26c | 275g | ✕ |
28c | 290g | ○ |
30c | 310g | ○ |
○チューブタイプ(8800円)
26c | 28c | 30c |
225g | 245g | 265g |
チューブレスレディとチューブタイプではビミョーに差がありまして、こんな感じ。
チューブレスレディ | チューブタイプ | |
コンパウンド | マッハトレッド3.0 | マッハトレッド3.0 |
ケーシング | SWIFTEASY | 127TPI |
海外ではすでに出回っているようで、快適性が良くなったとかウェットでのグリップが良いなどと出てきますが、トレッド面積が15%増したことの影響でしょうか?
最近の傾向だと売れ筋になるのは28cなのかと思いますが、他社フラッグシップクリンチャーに比べるとちょっと安い。
メーカー | タイヤ | 値段(税込) |
コンチネンタル | GP5000 CL | 11000円 |
ピレリ | P ZERO RACE CL | 11000円 |
パナレーサー | AGILEST FAST | 9900円 |
ハッチンソン | ブラックバード | 8800円 |
実売価格次第ですが、ちょっと期待して良さそう。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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