まあまあどうでもいい話になりますが、某所から「サドルサスペンション」なるパーツが販売されているのをご存じでしょうか?
サドルサスペンションとはこんなパーツ。
これをどう使うのかというと、シートポストとサドルの間に噛ませて使う。
後ろ側が解放されているので、こんな感じでサスペンションとして機能します。
金属でできたサドルサスペンションですが、誰がみても予想されるのは

ネット上のレビューをみても、数回の使用で折れた人や、数ヶ月の使用で折れた人など当たり前の結果になってますが、これって要はサスペンション後部にアンカーやストッパーがないので、沈み過ぎたらバキっといくのは自明。
せめてストッパーがあればマシな可能性があると思うのですが、レビューを見ていて驚きました。


そこまでしてサドルサスペンションを使いたい人の気持ちはよくわからないけど、確かにテニスボールを噛ませておけばストッパーになるわな。
世の中にはいろんな人がいるんだな…と衝撃を受けまして。
しかし、しかしですよ。
見た目的にはちょっとツラいし、駐輪中にテニスボールに細工されたら悲劇が起こる気がする。
テニスボールをブーブークッションに置き換えて、サスペンションが動く度にブーブー鳴る…というオシャレなイタズラをされたらツラい。
「いずれ折れる」というサドルサスペンションの欠点にテニスボールで立ち向かうという、ケツのソフト感や弾力性に対するサイクリストの憧れは凄まじいなと感心してしまいました。
サスペンションシートポストがあるじゃないか?とツッコミを入れたくなりますが、アレですよね。
怪しいパーツが好きな人や、いずれ折れることが予想されてでも試したくなる好奇心旺盛な人が多いのだろうか?
走行中にバキっと割れたら、最悪な場合はケツに理不尽な打撃を食らって悶絶しそうだけど、それも含めて悦びだという人までいるからややこしい。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
延命にはなりそうですが、強い力が掛かると降伏点越えそうなので、結局折れそうですね。
コメントありがとうございます。
たぶんそうでしょうね。
しかしかなりの「割れた報告」があるのに、販売し続けるのは不思議です。