手頃で軽量なアルミホイール、Scribe RACE-D WIDE+。

最近はアルミホイールでもまあまあ高い時代で、ちょっと前に発表されたカンパニョーロのゾンダGTは124300円(1690g)。
ゾンダGTって重量のわりには走りは軽いらしいけど、1690gのアルミホイールが124300円と言われてしまうとトキメキが足りない。

手頃で軽量なアルミホイールもあるにはあります。

Scribe Cycling RACE-D WIDE+

Race-D Wide+ (1,448g)

Scribe Cycling Race-D. Super lightweight and highly responsive. Zero compromise bike wheels built and tested by riders. ...

scribecycling.com

Scribe Cyclingは2019年にイギリスで誕生したホイールブランドですが、RACE-D WIDE+はアルミホイールでリム内幅21mmと最近のトレンドを押さえつつも、1448gで72500円。
もちろん、持って軽ければ走りも軽いわけじゃないけど、ホイール選びの際に気になるのはなんだかんだ重量ですから…

スペックはこちら。

スポークはPillarのWing20(ストレートプル)。
ラチェットは独自の「シングルディスクラチェットシステム」としてますが、いわゆるスターラチェットみたいな感じなのかな。
もちろんディスクブレーキ用。

ホイール選びの際に値段と重量は気になる要素なので、こうしたホイールもあるにはあるよと覚えておけば選択肢が広がるかと。
最近はカーボンホイールに行く人も多いし、ディスクブレーキ化してカーボンホイールへのリスクを以前ほど考える必要もなくなりましたが、なんだかんだアルミリムのほうが耐久性や値段からみていい場合も多いですしね。

リムブレーキ時代は、カーボンリムの放熱性だとか、「アルミリム用ブレーキシューも使えます！」と炎上した方とか様々な懸念がありましたが、ディスクブレーキの利点はカーボンリムへの懸念材料が減ったことなのかもしれません。

ところで

メジャーブランドのアルミホイールを見るとこんな感じ。

ゾンダGTが「ロード/グラベル兼用」とアナウンスされたのでマヴィックのキシリウムSLとオールロードSLを比較対象にしましたが、アルミホイールで1500gアンダーは珍しいかも。

昔はゾンダ(リムブレーキ)を海外通販で4万弱で買ってきて…というのがよくある手頃なグレードアップ術でしたが、最近はそんな値段でホイールを買うのは難しい。
シマノなんかもアルミホイールには力を入れなくなりましたが、手頃で軽量なアルミホイールって…本当に減りましたね。

roadbikenavi

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。

ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。

現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。