ちょっと前にタイムのペダルXPROとXPRESSOがリニューアルしてますが、
このリニューアルした際に、一部の報道では「XPROはカーボンバネを二枚導入可能」みたいに書いてあって、これって何の話なんだろと気になってました。
XPROはカーボンブレード二枚重ね可能
カーボンブレードはペダルのリリーステンションに関わる部分ですが、XPROとXPRESSOはモデルチェンジしたときにスタックハイトが13.5mm⇒14.7mmに増加している(XPROとXPRESSOともにスタックハイトが増加)。
スタックハイトが増加した理由は「カーボンブレード二枚重ね可能化」に関する話なのかな?と勝手に予想していたのですが、なんか違うっぽい。
というのも、XPROとXPRESSOがモデルチェンジしたのはつい最近(2024年4月)。
けど調べてみると、2023年4月の海外記事では
と説明しているものがある。
モデルチェンジ以前から、XPROはカーボンブレード二枚重ね可能だったらしい。
タイムのユーザーマニュアルを見たのですが、
https://www.sram.com/globalassets/document-hierarchy/user-manuals/time-sports/time-sports-user-manual.pdf
確かにXPROのみの機能として、カーボンブレード二枚重ね可能でより強いリリーステンションにできるとなってました。
そうか、全然知らなかった。
そしてなぜ「カーボンブレード二枚重ね」が出てきたかなんですが、何年もタイムペダルはプロチームに供給されていない時代がありましたよね。
しかし昨年、トレックセガフレード(現リドル・トレック)にタイムペダルが採用された際に、より強い固定力を求めた選手からの要望らしい。
一般サイクリストにはあまり関係ないか
なのでXPROのみ「カーボンブレード二枚重ね」ができるらしいけど、そもそも固定力アップを求める一般サイクリストってそんなに多いわけじゃないので、ほとんどの人には関係ないニュースなのかもしれません。
昔はカーボンブレードが折れた場合には、カーボンブレードのみの販売がなかったので代理店送りにしないと修理できなかったけど、最近は普通に販売されてますしね。
海外通販で購入したタイムペダルのカーボンブレードが割れてしまい、代理店は国内正規品しか修理していなかったので泣く泣く終了したことがありました。
今はカーボンブレードだけの販売があるから泣き寝入りになりませんが、一方では激安だった海外通販が事実上終了。
海外通販が健在だけど修理不能なのと、海外通販終了だけど修理可能なのはどっちがいいのかはいまだにわかりません笑。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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