何ヵ月も前から、フィニッシュラインがホットワックス(煮込んで使うタイプ)とリキッドワックスを開発していたのですが、
不思議なことに、さっぱり販売開始される雰囲気がない。
しかしようやく販売開始するのかも。
「かみんぐすーん」としてますが、アメリカのフィニッシュライン公式サイト上には何ヵ月か前からモノ自体は紹介されてました。
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フィニッシュラインから新しく登場するのは三種類。
①HALO Hot Wax(煮込み系)
②HALO Wax(リキッドワックス)
③HALO WET(リキッド)
注目なのはHALO Hot Wax。
Finish Line - Bicycle Lubricants and Care Products
ワックスが入ったバッグを煮込んで温めて、そこに完全脱脂して乾燥させたチェーンを投入する。
付属するイマージョンツールにチェーンを固定し、バッグの中でトロトロになったワックスに最低でも3分以上浸します。
Finish Line - Bicycle Lubricants and Care Products
チェーン内部までしっかりとワックスコーティングが完了したら、そのまま30分くらい吊るして乾燥させて出来上がり。
2回目以降のワックスコーティングについては、お湯で濯げば古いワックスが剥がれるので、お湯で濯いで乾燥させて再度ワックスコーティングする形の模様。
HALO WaxとHALO WETについては、新設計されたSmart Luberを使い、チェーンに「塗る」イメージ。
Finish Line - Bicycle Lubricants and Care Products
こちらも完全脱脂してから施工。
フィニッシュラインのチェーンオイルといえば、赤ボトルがメジャーかと思う。
赤ボトルはどこのショップにもだいだいあるし、値段も手頃です。
新しく開発されたホットワックスやリキッドワックスはフィニッシュライン的にはスペシャルな位置付けなのか、海外の販売サイトをみると赤ボトル(60ml)が6.49ユーロのところ、リキッドワックスのHALO Wax(120ml)が29.99ユーロ。
ホットワックスは39.99ユーロになってますが、何回施工可能な量なのかはわかりません。
フィニッシュラインのラインアップの中では高級な部類になりそうですが、たぶんフィニッシュラインのセラミックワックスを使っている人は興味があるのではないでしょうか?
セラミックワックスも汚れにくさには定評がありますが、海外の情報をみるとHALO Waxも汚れにくく抵抗が低いらしい。
そして新設計されたSmart Luberにより、必要最低限の量のみに抑えて使用できるらしい。
セラミックワックスについては寒い時期になると塊ができて、チェーン表面にチ○カスみたいなのがつきます。
ちゃんと温めてから使わないと悲劇が起きますが、HALO Waxは逆のようで「最適な塗布には10℃以下で使え」とある。
セラミックワックスのように湯煎してから使わなくて済むのかもしれませんが、その理由については謎です。
どちらにせよ、日本でもそろそろ販売開始されるのかもしれませんが、煮込みワックスが流行るのでしょうか?
なぜ発表から販売開始まで時間がかかったのかも謎ですが…
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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