どういうスピード感なのか理解し難い世界ですが、ポールで分離した自転車専用レーンがたった1日で滅亡したそうな。
【タイ】バンコク都庁がスクムビット通りソイ39に設置し、11月19日に運用を開始した自転車専用レーンが渋滞を引き起こし、わずか1日で見直しとなった。渋滞はソイ39のみならず、ペチャブリー通り、トーンロー通り(スクムビット通りソイ55)、エカマイ通り(スクムビット通りソイ63)、遠方のパッタナカーン通りなど主要道路17本に及んだという。
バンコクのチャチャート・シッティパン都知事はただちに謝罪を表明し、歩行者および自転車との共用としつつ、自動車が通行できるようにポールを撤去、元に戻した。レーンの設置は、何カ国かの在タイ大使館や外国人専門家とのコラボだったが、既存の車道を狭めた分だけ渋滞が悪化し、歩行者や自転車の姿は少なく、もっぱらバイクに使われていたという。
自転車レーン設置で渋滞悪化、わずか1日で見直し スクムビット通りソイ39 – newsclip.beバンコク都庁がスクムビット通りソイ39に設置し、11月19日に運用を開始した自転車専用レーンが渋滞を引き起こし、わずか1日で見直しとなった。
イマイチ状況がわからないのですが、車道にポールで仕切りをした自転車専用レーンを作ったものの、自転車利用者は少なく単に高度な交通渋滞を巻き起こしただけという話か。
たった1日で滅亡させるスピード感も理解し難いけど、「レーンの設置は、何カ国かの在タイ大使館や外国人専門家とのコラボだった」とあり、きちんと分析した上で自転車専用レーンの設置をしたのか気になりますね…
まあ、ある種の実証実験だったと捉えることもできますが、こういう「実績」はむしろ自転車専用レーンの設置に消極的になる材料になりうるわけで…
しかしたった1日で滅亡させるスピード感…よほど我慢ならないレベルの渋滞だったのだろうか?
トライ&エラーの繰り返しで得るものもあるけど、無謀なトライだったのかについて検証する必要がある。
そもそも自転車利用者が少なかったともありますが、需要がどれだけあって自転車専用レーンの設置に踏み切ったかも気になる。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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