既に発表されてますが、

キャノンデールからレーススペックのグラベルバイクSuperXが発表されてます。
エアロを意識したグラベルバイクで、フレーム重量は900g(セカンドグレードは990g)、完成車重量は7.4キロ(スラム完成車)。
キャノンデールのSuperX
SuperX LAB71 FramesetCannondale's LAB71 SuperX frameset - the ultimate gravel race bike. Fast, light and aero - designed to take the lead and...
キャノンデールには既にグラベルバイク「トップストーンカーボン」がありますが、両者の違いは歴然。
トップストーンカーボンはリアにキングピンサスペンションが搭載され路面追従性と振動吸収性を高めてますが、SuperXについてはシートチューブ下部が湾曲して極細になっている。
SuperX LAB71 FramesetCannondale's LAB71 SuperX frameset - the ultimate gravel race bike. Fast, light and aero - designed to take the lead and...
おそらくこの形状が路面追従性と振動吸収を高め、かつサスペンションと違いレーススペックとしてのロスを減らす意味なのかなと。
パッと見た瞬間は心配になる形状ですが、キャノンデールはわりと安全マージンを取るブランドだと思っているので心配は不要。
ところで、トップストーンとSuperXを比較すると、リアセンターはトップストーンカーボンが420mm、SuperXが422mm。
フロントセンターはトップストーンが601~649mm、SuperXが588~648mmとなっておりホイールベースはSuperXのほうが短くなる。
フォークのトレイルをみてもレーススペックのグラベルバイクを目指したことがうかがえますが、最近のグラベルバイクって「レーシンググラベル」と「コンフォートグラベル」がはっきりしてきたように思う。
以前はそれらを「グラベルバイク」と「オールロードバイク」みたいに分けていたこともあるけど、どのような用途でグラベルロードを乗りたいか次第で選ぶバイクが違うので、ちょっと分かりにくいかも。
ブランドによっては、それらを区別せずグラベルロードとして販売していることもあるのですが、おそらく多くの人がイメージするのは「多目的性」のほうであってレース目的より遊びメイン。
そうなるとレーシングではないほうのグラベルバイクのほうが需要は高そうな気がする。
そもそもアルミは出す気がない?
SuperX LAB71 FramesetCannondale's LAB71 SuperX frameset - the ultimate gravel race bike. Fast, light and aero - designed to take the lead and...
このシートチューブ形状を見る限り、カーボンだから成り立つ細さと湾曲なのではないかと思うので、アルミ版SuperXが登場することはなさそう。
そもそもロードバイクでもアルミバイクに力を入れるブランドは減ってますが、CAAD13のモデルチェンジが発表されてないところをみても、業界の方向性はロードバイクよりもグラベルバイク、アルミフレームよりもカーボンフレーム。
でももしかして「CAAD X」のような形でアルミ版レーシンググラベルバイクを投入してくる可能性もワンチャンありそうな。
ちなみにSuperX2のホワイトが個人的にはツボなんだけど
SuperX 2Light, fast and capable. The Cannondale SuperX Carbon 2 is built for one thing, leading in gravel races. Cannondale's ul...
グラベルバイクでホワイトということは、きちんと洗車してないと汚れが目立ちそう。
私のように人間的に雑な人はホワイトに向かない。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント