こちらの記事。

新生KUOTAのサイトデザインが台湾DAREのサイトと酷似している上に、KUOTAのホイールの説明文がDAREのエアロロード「VSRu」になっているし、
UTL SERIES-KuotaKUOTA
KUOTAのマウンテンバイクの説明はガッツリと「DARE」と書いてある。
MOUNTAIN-KuotaKUOTA
そうなると新生KUOTAにはDAREが関与しているようにも思えますが、一方ではELVESの関与も考えられる。
DAREとELVESは何の関係があるんだ?と疑問がありますが、

CANYONみたいな立ち位置の、販売は直販のみ、ただ、日本には(おそらく他国でも)メンテの提携店を置いてる、という会社のようで。
サイトを見ると、
台湾出身でジャイアントやスペシャライズドでフレームの設計をしていた創業者が、
中国の深センに作った会社・工場のようですね。
OEMとかODMもやってると書いてるので(むしろそちらが本業かもしれません)、そんな会社が、自社で作っていないフレームの日本の代理店を引き受けるとは思えないので、DAREや新生KUOTAのフレームを作ってるのかもしれません。
(深読みしすぎか)
これについてちょっと考えたのですが、そもそもDAREも他社のOEMで成長し自社ブランドを立ち上げた経緯があるので、DAREのフレームはDAREが作っているはずなんですよ。
一方のELVESも他社のOEMで成長し自社ブランドを立ち上げた経緯があるので、ELVESのフレームはELVESが作っている。
そうすると、新生KUOTAにDAREとELVESの両方が関与しているとしたら不自然に思える。
可能性としては、新生KUOTA復活の「黒幕」がDAREのサイトデザインをパクっている最中かもしれないけど、いくらなんでも無許可パクパクみたいな節操がないプレイはしないだろうから、やはり何らかの関与が考えられる。
DAREとELVESが何らかの理由から手を組んで復活させたのでしょうか?
個人的にはKUOTA復活は歓迎してますが、一方、かつてのKUOTAブランドの知名度を利用しているだけなんじゃないのかという疑念もチラホラ聞こえてくる。
そもそも、海外記事や海外SNSをみてもKUOTA復活に関する内容は全く見かけないのでして、KUOTAはカナダとイギリスにも拠点があるとしてますが、
カナダやイギリスでは全く話題になっているフシはない。
代理店は(中国深圳扩塔贸易有限公司 Shenzhen Kuota Trading Co. Ltd.)と日本(HOBO Trading Company)の2つのみになっていることを考えると、中国と日本でのみ展開するつもりなんでしょうかね?
今後他国にも代理店が増えていく可能性はあるにしても、現状でいう「KUOTA復活」は中国と日本限定なのかも。
あれ?
そうすると台湾のDAREはなんなんだ?となるわけですが、KUOTA、DARE、ELVESがどのように関係するのかは今のところ全くわからない。
けど、これでDAREが無関係というのはさすがにムリがあるし、DAREに無許可でパクパクしたみたいなのもさすがに考えにくいわな。
UTL SERIES-KuotaKUOTA
MOUNTAIN-KuotaKUOTA
自転車業界はなかなか不思議だなぁ…

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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