読者様から「シマノのアルミホイールにはカーボンラミネートリムがあったはずだけど、最近は無くなったんでしたっけ?」と質問を頂いたのですが、
記憶によると、WH-RS700(リムブレーキ)、WH-RS770(ディスクブレーキ)があったはず。
デュラエースグレードはアルミホイールがだいぶ前に滅亡したはずだけど、デュラエースグレードと同じカーボンラミネート構造のこれらについては、
シマノのオンラインサイトにはまだディスクブレーキ用のRS770は在庫があります。
リムブレーキ用のRS700は在庫なしになってますが、どちらもシマノ公式サイト上からはカタログ落ちしていて、同じくカーボンラミネートリムのWH-RX830-TLであれば公式サイト上にありますね。
RX830 チューブレス ディスクブレーキ クイックリリース リアホイール
とはいえリム内幅が17mmになっているように、古いモデル。
カーボンラミネートリムってシマノがやたらこだわってましたが、確かに昔でいうC24なんかはリムが軽く人気がありました。
デュラエースと同じリムを使っていたRS81なんかは海外通販だとかなり安かったこともあり、購入した人はわりと多かった記憶。
ゾンダかRS81あたりはかなりお買い得でしたし。
とはいえ、シマノはアルミホイールについては廉価グレードばかりになりましたし、カーボンラミネート剥がれの問題や「元シマノ開発者問題」などから急速に勢いを失って最終的にはカーボンホイールに向かったのかなと。
さすがに今の時代にC17もない気がする。
あの時代はリム重量にこだわる人が多かったけど、最近はあまり重視されてない気もする。
どちらにしてもシマノは新しくカーボンラミネートリムを出しそうな気配はないし、そんな面倒な構造にするならカーボンリムという方向なんじゃないですかね。
逆に今の時代にオススメのアルミホイールを聞かれたら、何がオススメなんだろう。
アルミスポーク勢も急速に勢いを失っていきましたが、要はスルーアクスルのディスクブレーキ車は既に剛性が高く、スポーク云々の必要性が薄れたのかも。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
カーボンフードでスポークテンションを受けるという、他に類を見ない独自構造のリムを展開していましたね。自ら事故を起こすリスクを上げる趣味は無いので使おうとは思いませんが。
コメントありがとうございます。
カーボンフード事件は耐用年数低めで買い換え需要の喚起という見方も…