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横断歩道を「安全にする」方策。

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ではこちらの続き。

横断歩道で強制減速させる構造。
先日書いたこちら。横断歩道を通行する車両に強制減速させるためにハンプを設けている場所があったと書きましたが、片側二車線ですが、ハンプがあるので全車両はきちんと減速してました。私有地内だからできるという見方もできますが(なぜか私有地内を路線バ...

横断歩道手前にハンプを設置した横断歩道では、全車両が徐行してましたが、

要はこれ、減速徐行しないとクルマに不利益があるから減速徐行するわけ。

読者様
読者様
いつも楽しく有意義に拝見させていただいております。

妹が住む北欧の寒い国では、歩行者が通る生活道路には至る所に
このハンプがあります。
横断歩道で無くても、見通しの悪い交差点の手前とか、駅の入り口前とか。
結構手前から、山山山」凸凸凸」標識があって、ハンプも20センチくらい
高さがあって黄色のシマシマが存在感を出してます。
うっかり30Km位で突入すると、、、車内はごちゃ混ぜになります。
また、歩道の切り上げも、45度位の急角度で、十分に徐行しないと
”ドンガラ~ガッチャーン”です。
でも車がスイスイ走れる幹線道路は、歩道と車道の間に柵があり、
歩車分離です。

すごいと思ったのは、一方通行の路の出口。
逆走方向で車が通ると働く鉄製の槍。強制的にパンクさせて止められます。

これ見ちゃうと、なんだか日本の自動車に対する”ペナルティー”が甘い気がします。
罰則はあっても見つからなければ、、、。

あちらの考えでは、弱者を守らないと”車”に被害が出るシステム。
日本でも導入しても良いと思うのですが。

実質車が最優先の日本では無理でしょうか。

減速徐行せずにハンプを通過しようとすればクルマがケガしたり、クルマが傷ついたり、コーヒーをひっくり返して火傷したり、寝ていた子供が起きたり、おじいちゃんの入れ歯が飛び出たり、メチャクチャになるわけ。
結局のところ、人間は自分がかわいいもんなのよ。
自分に不利益なことは避ける。

 

ところが、「横断歩行者をはねたら一億円」と言われてもピンと来ないし、そもそも保険屋が払うのだからなおさらピンと来ない。

 

身近に起こりうる自身の被害には敏感なのよね。

 

とは言え日本の場合、こうしたハンプが普及しているかと言われたらほとんど無い。
ちなみにここ、

片側二車線ですが、全車両が徐行するからめっさ安全だし、押しボタン信号と違って「横断する/横断しようとする歩行者がいるときだけ」停止すればいいのだからストレスもない。
赤信号の信号待ちより合理的なのよ。

 

ちょっと前に取り上げたここですが、

左右の見とおしがきかない片側二車線の交差点と徐行義務の話。
ではこちらの件。先に優先道路の定義。「優先道路」を勘違いしている人が多いので、「優先権がある道路」と思っている人が多い。優先道路の定義はこれ。優先道路(道路標識等により優先道路として指定されているもの及び当該交差点において当該道路における車...

減速接近義務(38条1項前段)のみならず徐行義務(42条)を発生させて横断歩道の安全性を高めようとしてますが、

遵法精神に期待するよりハンプによる強制減速のほうが望ましい。
まあ、徐行義務の対象とは気づいてない人が多いことも問題なんだけど、気づいてない人が多数ならなおさら強制減速システムが必要なわけ。

 

設置コストは信号より遥かに安いけど、たぶん行政側がこれを採用したがらない理由は、ハンプが原因で何らかの事故が起きたときに、道路管理者の瑕疵を追及され面倒だから…なんじゃなかろうか?
前例がないものには極めて消極的なのが日本の行政です。

コメント

  1. 元MTB乗り より:

    まあ、保険屋が支払わないと被害者が泣き寝入りするだろうし、それを考えるとやむ無しですネ。
    違反に対して何らかのペナルティを科すべきですが、検挙するためのリソースも、それを処理するリソースも無いですし、免許の取得と維持をもう少し厳しくするべきかな(ゴールド免許の維持も、法律の変更に追従させるため、何らかの試験を科すとかすべきだとは思います)。

    • roadbikenavi roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      違反をさせない仕組み作りは必要なんですよね。

  2. 根室 より:

    この程度なら自動車、オートバイは通過時ショック有りビックリするけど問題ないと思いますよ
    サスペンション無いロードバイクが40キロで突っ込んだら転倒するかもしれませんが

    • roadbikenavi roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      この程度でかなり減速するのだから、早く導入すべきなんですよね。

  3. かみくぼ より:

    お取り上げいただきありがとうございます。

    妹の旦那に聞いたのですが、あちらで
    大分昔に「ハンプが分かりづらくてコーヒーがこぼれた!」と訴えた人に対して
    道路管理者は、「路面の状況に応じた速度で走行してください。」とサラリと反論し、
    裁判所も「路面状況が確認でき、安全に走れる速度で走行するのが運転者の責任である。」
    と一蹴したそうです。でも最近は道路管理者ももっとハンプが目立つように”朱色”とか
    “蛍光オレンジ”とかでハンプを目立たせているそうです。

    ただ、最近。
    車高の高いオフロードタイプのSUVが、ハンプをモノともせず走行して、歩行者を
    ビックリさせる事案が増えているそうです。
    「ハンプなどのデコボコは、想定内だぜ~。ウェ~イ」な輩が出るので、
    「規則で通過速度を制限して、”超過したら鉄槍で強制的にパンクさせてやる”の
    システム」の導入が検討されているとか。

    日本でも、違反したら鉄槍で強制的にパンクさせられる、、、なんてシステム
    作れるわけ無いですね。

    何しろ日本は、「歩行者は車の邪魔をしてはいけない!」が基本ですから。

    • roadbikenavi roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      やはりそういう訴えは出るんですよね。
      行政的にはそれ自体が面倒だから避けようとすることに繋がります。

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