以前、カーナビをみて前方不注視でセンターラインを越え、対向バスと衝突した事故がありましたが、
被告人は検察官が主張する起訴内容を全面的に認めたと。

ところでこの事故、チャイルドシートの使い方にも注目が集まってますが、チャイルドシートをきちんと使っていたとしても事故自体は起きたのだから、結局はわき見運転が非難されることになる。
なぜ左カーブのタイミングでカーナビをみたか?についてはわからないとしているそうですが、わからないうちに前方不注視に陥っていることも問題なのよね。
そもそも、前方不注視でセンターラインを越え、気がついたらブレーキを踏むまでもなく対向バスに衝突した。
もし対向車がきったら?
死亡したのはオートバイになるでしょう。
事故が起きたときに結果論で語る人が多いんだけど、前方不注視でセンターラインを越え、気がついたら対向車と衝突していたという事故が起きてしまうことが問題なのでして。
「前をよくみて運転する」というのは、車両(当然自転車も含む)の超基本的な注意義務と言える。
それを怠れば加害者にも被害者にもなるし、現にこの被告人は自分の娘を死亡させ、対向バスの乗客を負傷させた加害者である上に自らも負傷している(報道によると三度の手術をしてリハビリ中らしい)。
結局のところ、前方注視義務がいかに大切かが問題なのですが、自分の娘を自らの不注意で死亡させたという現実を抱えて生きていくのはつらいわな。
そういうことにならないためにも、前をよくみて運転することが大事としか言えないんだけど、多いのよね。
ながらスマホ運転とか。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。


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