報道などでお知りの方も多いかと思いますが、先日飲酒して自転車に乗った人が逮捕されました。
さすがにロードバイクで飲酒運転するアホがいるとは思えないですが、交通安全の一環ということで取り上げます。
事件の詳細
詳細はこちらになります。
12日未明、福岡県田川市で、酒に酔った状態で自転車に乗った36歳の女が、酒酔い運転の疑いで逮捕されました。
容疑を否認しているということです。
◆記者リポート
「女はこちらの歩道を自転車でふらふらと運転していました。
現場付近には街灯は無く当時は暗くかなり危険だったと考えられます」12日午前3時過ぎ、福岡県田川市中央町で、歩道上を自転車に乗って蛇行しながら走る女を警察官が発見し、職務質問しました。
女は、前後左右に体がふらつき、ろれつが回らない状態で、呼気から基準値の6倍のアルコールが検出されたため、酒酔い運転の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは田川市栄町のアルバイト 浦野智江容疑者で、酒を飲んで自転車に乗ったことは認めているものの、「地面を蹴って進んだだけでペダルはこいでいない」という趣旨の供述をして、飲酒運転の容疑を否認しているということです。
◆市民の反応
「『自転車なら大丈夫』みたいな考え方が根本的におかしい。人の足と違うんで走る凶器には違いない」
◆市民の反応
「自分も危ないしねふらっとして車が来たらはねられるでしょう。とにかく飲んだら自転車・バイク・車を乗らないということそれが一番でしょうね」自転車の酒酔い運転による容疑者逮捕は、過去10年間で3件しかない極めてまれなケースですが、警察は、公共に及ぶ危険も加味して逮捕に踏み切ったとしています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180912-00000006-tncv-l40
自転車でも飲酒運転は違反ですし、飲酒運転は罰則も重いのです。
自転車でも人にぶつかれば死んでしまうことはほかの事故でも明らかですし、危険性が高い行為です。
凄いなと思う供述
容疑者は容疑を一部否認しているそうですが、個人的には無意味な否認に感じます。
地面を蹴って進んだだけでペダルはこいでいない
えーと、、、ペダルを回さなくても跨って進んでいれば乗車、運転ですよね。
この供述にどんな意味があるのか不思議ですが、酒酔い運転って5年以下の懲役または100万円以下の罰金なんですよね。
結構罪が重いのです。
ロードバイクで酒酔い運転はいないと思いますが
ロードバイクに酒飲んでから乗るような人はさすがにいないと思いますが、二輪車は不安定な乗り物ですので危ないです。
通勤でロードバイクに使っている人、間違っても帰り道に一杯ひっかけてから乗ったりしてはダメですよ。
ここ最近、自転車の交通安全についていくつか取り上げていますが、ロードバイク側が飲酒運転で捕まるよりも、飲酒運転の車や自転車に巻き込まれるほうが多いのかもしれません。
どうやって防ぐかですが、まあ気を付けろとしかいいようがないですよね。
特に車道を逆走してさらに飲酒運転の自転車と衝突寸前になるケースも考えられますし、おかしな雰囲気を感じたら停車してやり過ごすしかないでしょう。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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