すみません、タイトルは釣りですw
先日ロードバイクに乗っているときに、道端でパンク修理している方がいました。
携帯ポンプでシコシコしているようでしたが、暑い中大変だなぁと思いながら通り過ぎまして。
どうやって空気入れるのかが問題
ロードバイクに乗っていてパンクしたら、クリンチャータイヤなら中のチューブを新品に変えて空気を入れて走り出すのが一般的です。
どうやって空気を入れるかが問題ですが、最近だと
・手動の携帯ポンプ
・Co2インフレーター
・電動ポンプ
このあたりが定番です。
まあ電動ポンプが定番かと聞かれると激しく疑問ではありますが。
何で入れるかについては、ポリシーを持っている人が多い気がします。
手動ポンプ派の人は
Co2はボンベ切れになれば役に立たないし、失敗も多い。
電動だと電池切れしたり故障すれば役に立たない。
Co2派の人は
手動でシコシコしてたら疲れるし。
一瞬で8Barまで行くんだし、一本200円とか300円とかで買えるし。
そもそも、念のため手動ポンプも持ってるし。
電動派の人は
手動でシコシコしたら
気持ちいい疲れるだけだし。
Co2はイチイチボンベ買わないといけないけど、電動なら再利用できるからいいよね。
様々意見があります。
個人的にはこんなの好きにすればいいと思ってますが、手動ポンプにこだわっている人の中には、Co2に対する不信感が強い人ってなぜかいます。
Co2って失敗するでしょ?と言われるのですが、確かにネット上ではなぜか失敗事例は書いてありますが、個人的にはあれでどうやったら失敗するのか理解しがたいところです。
しかもCo2で失敗したという事例をよく読むと、Co2が関係ない事例も多い気がしてます。
Co2で空気入れてみたら、チューブが凄い音して爆発しました。
空気入りすぎて失敗するのでオススメしません!
こういう意見を言う人がいますが、Co2の一本のカートリッジで入るのは、23cタイヤ換算で8Barくらいです。
8Barまでしか絶えられない23cタイヤなんてないです。
爆発音がするパンクというのは、ほぼ間違いなくチューブを入れる作業がミスってます。
チューブを入れてタイヤを嵌めるときに、タイヤでチューブを噛んでいるから爆発音がするのであって、Co2関係ないです。
Co2使った2日後に乗ろうとしたら、タイヤがヘニャヘニャになっていてパンクしてました。
Co2やっぱダメっぽいです。
これはまさにアホな事例で、Co2の場合、空気よりもエア抜けが早いのです。
なのでこうなるのは当然の出来事なので、普通はCo2で入れて家に帰ったら、家で一度全部抜いて、フロアポンプで入れ直します。
無知からダメ認定するのもどうなのかと。
まだパンクした後シコって消耗してるの?
手動ポンプでシコシコするのは人の勝手ですけど、例えば最近人気のLANDCASTのポンプ、7Barまで上げるのに300ピストンする必要があるそうです。
LANDCASTの携帯ポンプ、かなり軽い力で空気が入ると言われてますが、ポンピングする回数はどうしても増えます。
携帯ポンプは小型ですので、一回にストロークできる空気量は少ないのは当然です。
そういえば、LANDCASTから空気圧のケージ付きタイプが販売開始されましたね。
こういうので300回ポンピングしたい人はそれでいいでしょうけど、シコシコして消耗したくない人は、断然Co2インフレーターがオススメ。
8Barまでいくの、3秒くらいじゃないですかね。
もちろん、Co2のみはやめたほうがいいです。
チューブを膨らますときに携帯ポンプがあったほうが失敗しません。
ここをCo2でやろうとすると、入れすぎてチューブをダメにします。
携帯ポンプ&Co2インフレーターの二刀流が、最も消耗しないですし、パンクしてからの復帰も早いです。
電動ポンプはどうなのかですが、私の調べだと電動ポンプは安くても6000円ちょっとします。
端数切捨てで仮に6000円としましょうか。
Co2のカートリッジですが、安いのを探せば一本200円弱です。
これなんて6月23日現在の価格で10本で1680円です。
一本当たり168円ですよ。
まあ仮に一本200円として計算しましょうか。
パンクしたときに使うことのみを想定した場合、電動ポンプがCo2よりもお得になるのは、31回目のパンク以降です。
と思ったら、Co2本体のことを忘れてました。
だいたいですが、ボンベ一本ついてきて1000円くらいです。
なので25回目のパンク以降なら、確かに繰り返し使える電動ポンプがお得になってくるといえそうですが、そもそも年に何回パンクしますかという話です。
年に平均2回パンクするというサイクリストなら、25回のパンクって13年目とかですよね。
見るからに中華製っぽいこの電動ポンプ、そこまで使えそうですかね?
あと、あんまり使わないことですっかり忘れていて、使おうとしたら自然放電で電池切れという珍事も想定できます。
そういうコスト面まで考えても、Co2がメインで、手動ポンプがサブという使い方が最も消耗しにくいのではないでしょうか?
Co2は失敗する
Co2は失敗することが多いから敬遠しているという人もいますが、そういう人によくよく話を聞くと、なぜか
使ったことはないけど、噂で聞いた
という人が多いです。
おいおい、都市伝説を信じるのかと疑問に思いますが、Co2で失敗って、そりゃTNIのようなバルブ式のヤツで開放状態にしているのにカートリッジ差せば失敗するでしょうし、ちゃんとカートリッジ差さないで使えば失敗するでしょう。
ちゃんと使えば、失敗する可能性のほうが低いと思いますが。
私が使っているのはプッシュ式ですが、
TNIのバルブ式のほうが失敗しづらいと世間では言われています。
私がプッシュ式を買った理由は、たまたまショップにあったというだけの話で、プッシュ式であっても失敗なんぞしたことはありません。
とりあえず言えることですが、パンクした後にシコシコして消耗するよりも、Co2でボン!と入れたほうが早い。
これだけです。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント