読者様から、おすすめのタイヤレバーについて質問を頂きました。
管理人さんが使っているタイヤレバーってどこのメーカーですか?
いろいろありますが、オススメってどこでしょうか?
ということで回答します。
おすすめのタイヤレバー
オススメのタイヤレバーということで質問されたのですが、私が初心者時代から使い続けているタイヤレバーは、こちらです。
すみません、ぶっちゃけて言いますと、メーカー不明ですw
たぶん初心者の頃に、ショップに置いてあったものを買ったのだと思いますし、それこそもう10年近く前のものなんで、アマゾンで調べてみても、似てるなと思うものはあっても、同じものはなさそうです。
たぶん近いかなと思うのは、これですかね?
3本セットだった記憶があって、一本は間違って踏んづけて折ったような気もするし、湾曲具合とか長さとかも似ている気が。
タイヤレバーですが、そこまでこだわりがあるわけでもないですし、ネットの口コミとか見ると【折れた】とかそういう話も聞くんですが、普通に使っていて折った記憶はないですね。
シュワルベのタイヤレバーが使いやすいとか聞いたことがありますが、
使いづらいタイヤレバーに出会ったことがないので、あまり必要性を感じないというか。
金属製のものはロードバイクではNGです。
あれはママチャリ用。
プラスチック製なら、何でもいいような気がしますが、最初に上げた奴とか普通に安いんで、それで十分だと思います。
タイヤレバーの役目
で、初心者さんの中には、タイヤを嵌めるときにもタイヤレバーを使う人ってそれなりにいるように感じてます。
私の考えでは、タイヤレバーはタイヤを外すときの道具で、嵌めるときには一切使いません。
外すほうは、別に難しい作業でもないですよね。
一般的にタイヤを外すとき=パンクしてチューブ交換するとき。
まあ、チューブは使いまわしてタイヤだけ交換することもありますが。
まずはタイヤの外し方。
パンクしているなら既に空気は抜けてますが、チューブはそのままでタイヤ交換するなら、空気は当たり前ですが先に抜きます。
バルブの部分で外そうとすると面倒なので、
バルブから一番離れたところで外していきます。
一応、中のチューブを刺激しない程度に、タイヤの横からレバーを一本差します。
この時、スポークがある場所にタイヤレバーを差します。
テコの原理で、グイっと持ってきてスポークに引っ掛けます。
そこからちょっと離れた位置に、もう一本タイヤレバーを差して、同じようにします。
さらにもうちょい離れた位置で、同じようにタイヤレバー使います。
そうすると、こんな感じでタイヤの一部が外れます。
全周に渡ってタイヤレバーで外していってもいいんですが、隙間に指突っ込んで、指をスライドさせて動かせば、タイヤが全部外れます。
これでタイヤは外れますので、チューブを取り出して交換するだけです。
問題なのは、タイヤを嵌めるほう。
タイヤ嵌めるときにレバー使って、レバーでチューブを刺激してパンクさせる人もいます。
これ、軽量ブチル(パナのR-AIRなど)ではチューブ自体が繊細なんで、軽くレバーの先端で擦っただけでパンクします。
器用にやればレバー使ってもいいんですが、レバー使わなくても、パワー勝負にならなくても、タイヤは嵌ります。
皆さんが困るのって、最後の一押しですよね。
こういうところ。
ここはパワー勝負してもいいんですが、疲れるだけです。
どうするかというと、嵌らなくて困っている場所から一番遠いところを、つまんでタイヤをセンターに寄せます。
その状態から、嵌らないところグイっと押し上げるだけで、スポンと嵌ります。
これがなんでなのかというと、リムの構造を見ると分かるんですが、リムって、センターが一番凹みが大きくなってます。
なのでタイヤをつまんで、タイヤをセンターに寄せると、一番凹みが大きいところにタイヤが来ますよね。
それでタイヤが緩むんです。
慣れれば、片手でタイヤをつまんで、もう一方の手で嵌らない場所をグイっと押し上げることも出来ますし、そんな器用なこと出来ないなら、とりあえず既に嵌っているところをひたすら真ん中に寄せるようにモミモミします。
こういうテクニック知っていれば、タイヤを嵌めるのにレバーを使う必要がないです。
誰か手伝ってくれる人がいるなら、その人に
ここつまんでおいて!
これだけお願いすれば、軽い力で嵌ります。
あと気を付ける点は、バルブのところは最後に嵌めること。
なんでかというと、先にバルブのところを嵌めてしまうと、最後に硬くて嵌らないときに、バルブが邪魔してタイヤをセンターに寄せられないからです。
ずいぶん昔の本とか読むと、【バルブを先に嵌める】とか書いてあるものもあるんですが、バルブは最後です。
おいしいところは最後まで取っておく。
バルブプッシュも忘れずに
タイヤ全部嵌めたら、タイヤとチューブが噛んでないかの確認をします。
まず、タイヤの横から覗き見。
最後、一番噛み込みが起こりやすいバルブのところ。
ここは、バルブをつまんで、
タイヤに押し付けるようにプッシュします。
画像だと、バルブを左方向に押してます。
このときに、【ズボッ】っとバルブが動くようなら、ここで噛み込みが起きていません。
噛んでいると、ズボっと動きませんので、その時は何回かプッシュしてみて、ズボっとなるまでやります。
これを私はバルブをシコれと言いますが、下ネタだという人もいるので、基本的には自粛します。
タイヤキーなどもあり
もしどうしてもタイヤが嵌らないというなら、レバー使うよりはこういう道具を使ったほうがいいです。
バイクハンドのタイヤペンチ。
グランジにタイヤインストールというものもありますが、どうみても同じもんです。
これ、タイヤを工具で掴んでグイっと持ってくるだけでタイヤが嵌るスグレモノです。
ただし、見りゃ分かるようにデカイので、ツールケースとかサドルバッグに入れるのはたぶん厳しいかと。
小型版もあります。
やっていることはテコの原理を使う点では同じなので、大きいほうが女性とかはたぶんラクです。
そのほか、タイヤキーというものもあって
これも同じような原理で、タイヤがスポッと嵌るらしいです。
ただし気を付けてほしいのは、タイヤキーでタイヤ嵌めるときに、リム上で滑るような方向に力が掛かって滑らしてしまうと、リムがぶっ壊れた事例を見たことがあります。
大きいサイズのタイヤペンチでも、使い方悪いとリムをぶっ壊す事例はアマゾンのレビューでもありますね。
なのでこういう工具を使うにしても。パワープレーでとんでもなく力が必要な時は、そもそも何かを間違ってます。
タイヤキーでもタイヤペンチでもそうですが、軽い力でグリっと嵌るのが特徴なんで、力づくじゃないと動かないようなら、マジでリムを壊すのでやめたほうがいいですね。
力の方向も、リムに対して直角のみで、間違ってもリム上を滑らせないようにすること。
まずは工具なしでも嵌める技術を覚えるのが先。
それこそ、こういう工具を使う前に、タイヤが嵌っているところをひたすらセンターに寄せるのもいいでしょうし、バルブが最後というのは同じです。
個人的にはこういう工具には頼りすぎないほうがいい気がしますが、どうしても無理という人には、正しく使えば悪くない道具です。
コメント
全周のビードを落としてから外すとレバーは必要ありませんね。
タイヤも傷まないと思いますよー
チューブレス、レディーは最初からレバーが入りにくいです、オートバイ用のビードブレーカーのような物があるといいなと毎回思います
コメントありがとうございます。
実際その通りなんですが、さすがに面倒かなと思いますね。
記事内でも挙げられているシュワルベのはTL対応なので、実店舗さんだとよく薦めていることが多いですね(観察してるとジャイアントやトレック系の初心者さんがほとんどでした)
あと、GUSTOのHP復活しましたね(中の人が出張中に飛んじゃっていたみたいですね。確かいまもお二人ぐらいで代理店業務されているようなので)
ついでに言うとこちらの文字認証、ブラウザセキュリティに引っ掛かるのか最近、エラーで表示されないケースが増えてます。
コメントありがとうございます。
実店舗で勧めるケースが多いんですね。
知りませんでした。
グストのHPなんですが、いろいろ確認してみましたが、ドメイン所有者が日本の代理店ではないようで、どう評価すべきかについてはちょっと怪しいなと思ってます。
日本サイトなのに台湾のサーバーにあるようですし・・・
文字認証は、サイト高速化の影響です。
閲覧者が多過ぎるとキャッシュを表示する仕組みなので、その場合には認証が出ないものと考えています。