PVアクセスランキング にほんブログ村
スポンサーリンク

大学生。完成車付属のタイヤはすぐに変えるべき??

blog
スポンサーリンク

ロードバイクを買って、もうすぐで納車されるという方から、タイヤについて質問を頂きました。

読者様
読者様
ロードバイク一台目のメリダのリアクト4000DISCを納車予定なのですが、管理人さんのブログでよく仰られているタイヤの重要性も考慮して、タイヤを交換した方がいいのかなと考えているのですがどうでしょうか?
当方大学生で中々予算的に厳しく最上級タイヤを買うのではなく、もし交換するのであればコンチネンタルのウルトラスポーツ3にしようと思うのですがこのタイヤにするくらいならやはりグランプリ5000などにした方がいいのでしょうか?

 

というお話です。

Maxxis Dolomites 25 fold

まず、メリダのHPで確認したところ、リアクト4000DISCに付属するタイヤは、Maxxis Dolomites 25 foldだそうです。
そもそも、ウルトラスポーツ3ってなんだ??と思ってしまいまして、調べたら2月に【3】が出たようですね。

 

せっかくなので、これらを比較してみましょう(全て25cでの比較)

Maxxis Dolomites コンチ ウルトラスポーツ3 コンチ GP5000
重量 255g 270g 225g
TPI 60TPI 180TPI 330TPI
定価(税別) 3200円 3300円 8200円
その他 E-BIKE用に耐久性アップ

タイヤのTPIというのは、タイヤのゴムの内側にある繊維層の繊維の本数です。
TPIが大きいほどしなやかで軽量になり、転がり抵抗が減るのですが、その分耐久性としては落ちる傾向にあります。
グレードが高いタイヤはだいたい330TPIですね。

 

で、マキシスのDolomitesとコンチネンタルのウルトラスポーツ3、どっちが上なのかと聞かれると非常に難しいところで、TPIから見ればウルトラスポーツ3です。
ウルトラスポーツ3のほうが転がり抵抗は低いかもしれませんが、25cで270gはちょっと重すぎるかなというところ。

 

ウルトラスポーツ3の説明を読むと、

◆E25表示が追加
アシスト制限速度時速25km/h以下のE-Bikeタイヤ用として使用
出来る耐久性を備えたタイヤに表記されるアイコンを付加されました
◆重量
上記の仕様変更に伴い、若干の重量差があります
新   旧
23C 250g 240g
25C 270g 260g
28C 320g 280g

なので最近海外では流行だという、E-BIKE用に耐久性を高めるために、ゴムを厚くしているんだろうと思われます。
ママチャリでも、電動アシスト自転車用のタイヤってあるのですが、なんでそんなものがあるかというと、電動アシスト自転車(ママチャリ)ってクソ重いからです。
普通のママチャリが18キロ程度なのに、電動アシストママチャリって30キロ近くあります。
重たい分、特に荷重がかかる後輪は普通のタイヤだと磨耗が激しいから、電動アシスト用のタイヤってあるんですね。

 

E-BIKEはそこまでは重くないでしょうけど、同じような理由で普通ノロードバイクよりは重いので、E-BIKE用にタイヤ重量が増しているんだと思われます。

 

25cで270gだとさすがに重すぎですし、ウルトラスポーツ3にいきなり交換するのはちょっとナシかなと。

 

GP5000になると、ランクが2・3段階くらい上がるようなイメージでいいかと。

Continental Grand Prix (グランプリ) 5000 タイヤ

今のところ、GP5000が最強タイヤという認識でいいと思います。

一台で二度おいしい

いいタイヤにしたほうがグリップ力も高く、転がり抵抗も低いので、走りが面白いだけでなく、安全性も増します。
グリップが低いタイヤは、ちょっと怖い。

 

とは言え、路面が濡れているとか、マンホールとかそういうのを避ければ、そこまで劣悪なタイヤではないはずなんで、学生さんでお金がそこまで余裕が無いことを考えても、とりあえずはデフォルトのマキシスを使っていていいんじゃないでしょうか?

 

一台目のロードバイクということなので、まずロードの走りにビックリ出来ると思います。
デフォルトのタイヤの磨耗が酷くなってきたあたりで、コンチネンタルのGP5000にすれば、もう一回感動できるかと。

 

これぞ一台で二度おいしい効果ですw

 

いいタイヤって、それくらい違うモンです。

 

で、GP5000はかなり評価が高いタイヤですが、それと同時に、

読者様
読者様
硬くて疲れる・・・

 

こういう人もいます。
私は、GP5000の前作のGP4000S2が同じ感想で、疲れるタイヤと思ってました。
GP5000については疲れるという印象は無いですが、当サイトの読者様の中には【GP5000はとにかく疲れるタイヤ】というハンドルネームでコメントいただく方もいまして(笑)、タイヤって最終的には相性です。

 

※ちなみにこの【とにかく疲れるさん】ですが、ある程度乗りこなしてきたらタイヤの印象が変わってきたそうで、今は疲れるという感じではないようです。

 

ハイグレードのタイヤでも、振動吸収性重視のモデルとか、転がり抵抗重視のモデルとか、いろいろあります。
同じくハイグレードのタイヤで、ヴィットリアのコルサがありますが、私の中では、

 

・振動吸収性はヴィットリアのコルサのほうが上
・転がりと走りの軽さはGP5000のほうが上

 

こう感じてます。
そのほか、読者様から話を聞く限りでは、GP5000よりもピレリのPーZEROのほうがしなやかさはあって、振動吸収製と転がりのバランスだとピレリのほうが良さそうかなと思ったりもします。

コンチ GP5000 ヴィットリア コルサ ピレリ P-ZERO
重量 225g(25c) 255g(25c) 210g(25c)
TPI 330TPI 320TPI 127TPI
値段(税別) 8200円 7800円 6900円

とりあえずデフォルトのマキシス使って、使い込めば次のタイヤの方向性が見えてくるかもしれないので(もっと振動吸収性を上げたいとか、転がり重視がいいなど)、それからでも遅くないかと。

コンチネンタルとヴィットリアは海外通販でも見ますが、ピレリってあんまり見ない気がします。
ヴィットリアは海外通販でもさほど安くないことが多いので、この三つの中で安く買える順で言うと、GP5000、ピレリ、コルサの順でしょうか。

 

学生さんの場合、資金的にいいタイヤが難しい場合もあると思うので、海外通販での特価品を見ておくといいです。
例えば、コルサよりもワンランク落ちますが、ヴィットリアのルビノプロとか、海外通販でなぜか激安で出てくることがあるので、そういうのを狙ってもいいのかもしれません。

 

とりあえず、最初はタイヤを交換しなくても、タイヤを外してみたりなど練習だけはしたほうがいいですね。
パンクした時に困りますから・・・

 

ということで、細かいところは長くなりましたので、記事で回答させていただきました。

マキシスじゃなかった・・・

この記事をアップする直前にメールが来まして、マキシスのタイヤではなく、旧モデルなのでコンチネンタルのGrand Sport Raceだということでした。
記事上げる直前だったので、ギリギリ間に合いました。

 

で、日本のコンチネンタルのサイトにはこのタイヤが無かったので、本国サイトを見てみました。
スペックはこちら。

Grand Sport Race 25c Grand Sport Race 25c
BEAD foldable
重量 270g 340g
TPI 180 180

 

同じ25cが二つあったのですが、【foldable】となっているのは折り畳み出来るタイヤ、もう一方はそうではないタイヤです。
旧モデルのスペック表が無いのでわかりませんが、タイヤの項目の末尾に【Fold】と記されているなら、270gのほうのタイヤなんで、これをウルトラスポーツに変える意味は無いかと。
340gのほうなら、正直なところ重すぎるので即刻変えたほうがいいですね。

 

で、340gのほうだったとして、ウルトラスポーツ3に変えるのでも悪くは無いんですが、E-BIKE用に耐久性を高めている分、ちょっと重いです。
値段的にはそこそこ安いですが・・・

 

こちらはウイグル。

Continental – Ultra Sport III フォールディングロードタイヤ

ウイグルは送料無料の基準が変わってしまいまして、今までは5999円以上の買い物で送料無料だったのが、今は7500円以上の買い物じゃないと送料無料にはなりません。

 

アマゾンだと、あまり値段的に変わらないくらいで2本セットとかもあります。

ヴィットリアのルビノプロとか安いのかなと思って調べてみましたが、

ちょっと値段は上がりますが、ウルトラスポーツとかにするなら、ルビノプロあたりでもいいのかなと。
ヴィットリアではコルサの1ランク下みたいな扱いです。

 

パナレーサーのクローザープラスとかもいいよと聞くのですが、

パナのタイヤって耐久性事態はそれほど高くないので、そこまで強くはオススメしません。
安いという点と軽いという点ではアリかもしれませんが・・・

 

ただ、たぶん270gのほうが付いてくると思うので、それなら変えずにそのまま使ってでもいいのなかと思います。
もしタイヤ交換するなら、自分でやることがオススメ。
そうすれば、パンクした時の対処法の練習にもなるし。

パンクしたときのチューブ交換、練習してますか?ロードバイク乗りなら必須のメンテナンスを習得しましょう。
ロードバイクに乗る上で、避けることができないのはパンク。 パンクを避ける方法があるのか?と質問されることはありますが、あるといえばあります。 しかし、100%パンクしない方法というのは、ありません。 強いて言うなら乗らないこととなってしまい...




コメント

  1. ユカリ より:

    記事のマキシスのDolomitesとコンチネンタルのウルトラスポーツ3の比較のところで、チ◯コネンタルになってませんか…確認お願いします。

    • roadbikenavi roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      すみません!
      間違ってましたので修正しました。
      ご指摘ありがとうございますw

  2. かんな より:

    質問者さんはまずついてくるタイヤである程度走って、乗り方を見定めてから、乗り心地重視か、転がり重視かで替えたら良いかなと思いました。

    コルサもG2にバージョンアップして転がりがよくなったし、ピレリもミシュランとコンチの間を狙った、バランスの良いタイヤ出してますから、レビューを参考にしつつ、色んなタイヤを試してもらいたいですね。

タイトルとURLをコピーしました