たまたま調べものをしているときに見つけたのですが、東京都町田市の市道でロードバイクが路面の損傷箇所に前輪が引っ掛かる事故があったらしく、
https://www.gikai-machida.jp/voices/GikaiDoc/attach/Gk/Gk6510_13_66gou.pdf
被害者は約220万の損害賠償請求訴訟を横浜地裁相模原支部に提訴。
和解勧告を受け、90万の和解金で解決したそうな。
具体的内容がわからないので過失相殺した結果なのか、損害賠償請求のうち一部認容みたいなイメージなのかはわからない。
そもそもどのようなケガを負ったのかも不明ですが、
なぜこれにヒットしたかというと、これ。

都議会に和解勧告の議案が出てるかな?と検索したら、なぜかこれがヒットした。
道路の損傷に落ちる事故は、自転車だとわりとある話。
有名な事案だと、花見川サイクリングロードでの転倒事故がある。
この事故の判決文をみてビックリしたのは、購入一年のロードバイクの減価償却。
ずいぶんと現存価値が下がるんだなあ…と。

事故は完全に防げないにしろ、防ぐための努力は大事よね。
とはいえ、こうした事案は詳細が明らかにされないから他人にとっては何を注意すべきだったかわからない。
不注意で道路の損傷を見逃した可能性もあれば、注意していても道路の損傷に気づくことが困難だったのかもしれない。
詳細が明らかになると、他人にも役立つ可能性がある。
都立大学の自転車部事故は詳細な事故報告書が作成されてますが、

報道からイメージした内容とはずいぶん違うんだなというのが率直な感想。
そしていろいろ考えさせられた。
報道からあれこれ推測することって実は「誰かを傷つける」ことでもあるので、わからない部分を推測しちゃダメなのは言うまでもないんだけど、

事故事案ってわりと参考になるのよね。
それこそこれなんかも。

犬のリードが見えない可能性も考えてサイクリングロードを走らないと、痛い目に遭う。
まあ、警察官の再現実験でも視認できなかったリードを見分けるのは酷ですが、可能性としては徐行速度なら話は変わったかも。
まあ時速20キロから減速中だったこの人を責める気にはなれないんですが、それでもリスクは考えないとね。
さて、冒頭の件は和解なので双方ともに合意した形と言えます。
とはいえ、詳細が気になる。
ちなみにですが、交通事故取り扱い件数が多い東京地裁民事27部(交通部)でのデータをみると、判決が15.5%、和解が72.7%となっていて、判決に行くことがマレです。
和解だと裁判官が判決文を書かなくて済むので大幅に仕事量を減らせるメリットがあり、事件数(東京地裁交通部の年間の新規受件数は2000件程度)からみても和解がメインじゃないと裁判所は崩壊する。
しかし、どのような事故だったか気になるなあ。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。


コメント
こんにちは。
あまり詳しくは載っていませんが資料がありました。
ご参考までに。
https://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/koho/kisyakaiken/2025/20250526.files/03_gaiyou1.pdf
事故られたらのちのち面倒になるからなのか
この手のポットホールを見つけて道路管理者(特に都道だと)に報告すると早ければ即日修繕してますね。
ありがとうございます。
うーむ…見落とすこともあるんですね…
町田のことを神奈川県で提訴…やっぱり町田は東京でないんだ
まあ住所の関係でしょうけど
コメントありがとうございます。
裁判所の管轄については詳しくないのですが、ちょっと調べた限り、国家賠償請求訴訟は原告の住所地を管轄する裁判所に提訴できるようです。
根拠はわかりません笑