フレンチブランドのTIMEがロシニョールからWhaTTfornowへ売却されました。
以前からフレーム部門の経営危機がささやかれていましたが、ひとまずはWhaTTfornowへ売却で落ち着いたようです。
やはり気になるのは、今後どうなるの??というところだと思いますが。
現行の体制を維持
タイムの代理店、ポディウムからメッセージが出ています。
タイムの新しい1章がはじまります。自転車フレームとペダルの全事業を、夏までに、ロシニョール社からWhaTTfornow社に移行します。1986年に故ロラン・カタンが創業した真のイノベーションとテクノロジーを核心にもつタイムはフランス・ルミリーの旧サロモンスキー工場を新しいアドベンチャーのベースキャンプと定めます。プロジェクトはこれまで通り、すべてフランスで行なわれます。スタッフや製造拠点に変更はありません。製品供給にも一切の途切れはありません。
すでに次世代のフレーム開発にも取りかかっています。ルミリーの拠点には新たなRTM製造設備を導入し、さらなる技術革新を遂げます。さらに日本市場では、この新たな旅立ちを記念して、来季からチーム・マトリックスパワータグへのフレーム供給を開始します。
タイムの次のステップにご期待ください。
ポディウムよりお知らせ タイムについて – 株式会社ポディウムポディウムよりお知らせ タイムについて – 株式会社ポディウム
ロシニョールからもメッセージが出ています。
announcement_rossignol_group_time
これを見る限り、フレーム製造は今までどおりスロバキアの工場でRTM工法を堅持し、ペダルについてはロシニョールのフランスのヌヴェール工場で製造し、WhaTTfornow製ペダルとして売るということですかね。
もちろんブランド名が変わるのではなくて、TIME製品として売るということですが。
とりあえず、実質的にエンドユーザーから見て、何かが変わるわけでもないということですw
そして久々に、プロチームへTIMEが供給するということです。
チーム・マトリックスパワータグはUCIコンチネンタルチーム、Jプロツアーで走っているチーム。
日本でのTIME人気が高まるか、というところでしょうか。
まあ、高くてなかなか買えないんですけどね。
WhaTTfornowって何してる会社??
WhaTTfornowという会社が何者なのか?ですよね。
WhaTTfornowはE-BIKEを製造するフランスの会社で、創立は2016年とまだ新しい会社のよう。
主にE-MTBを製造・販売しているようです。
なかなか個性的なデザインというか、シートチューブが極太で、何かを入れることが出来る??ということでしょうか。
とりあえず、何ら変わらない
TIMEはTIMEとしてブランドを維持して、生産体制も変更なし、親会社が変更というだけのようです。
なのでエンドユーザーには何ら影響がないということでいいかと。
どうでもいい話ですが、TIMEペダル愛好家としては、そろそろ専用のクリートカバーを製造して販売してください。
シマノのクリートカバーを加工するの、もう飽きました。
まあ、クリートカバーなんて作ってもたいした儲けにはならんでしょうし、期待していませんが。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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