ちょっと前に書いた、ブレーキの左右の件ですが、
結局のところ、乗り手が使いやすいほうならどちらでも構わない・・・というのが正解です。
その上で、なかなか興味深い話もありましたので。
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ブレーキの左右
といってもこだわりはなく、元からそうなってたので慣れたというだけですがw
たぶんそういう人が多い気がしますw
左前ブレーキのロードバイクから右前ブレーキのオートバイへの乗り換えは混乱しそうです。
ちなみに私も左利きですが右前ブレーキで何も困っていません。自転車に初めて触った時からだから慣れですね。
理由は若い頃に憧れていたヨーロッパの選手のロードはほとんど左前ブレーキだったから。
それからブレーキの掛け方ですね。
自分はほとんどリヤは使わないのですが、フロントの掛け方は基本フルブレーキ。リヤは下り坂などでロックしないように細かい調整が必要なので、右利きの場合は右手でリヤブレーキの操作をした方が都合が良いからだと思っています。
それと小さいサイズのフレームの場合、右前でワイヤーを張るとどうしても曲がキツくなりブレーキの引きが重くなるってのも一つの理由です。
そこの高校では自転車部員は全員左前ブレーキ推奨だったようです
その為彼はロードバイクは全て左前ブレーキだと思っていたようです
友人は僕の右前ブレーキのロードバイクを見て驚いていました
結局のところ、利き手がどうとかもあるのですが、最初に乗ったロードバイクがどっちだったのかに依存することが多いのではないかと。
あと利き手がどうという考え方でも、真逆の意見もあったりするので、なかなか面白い。
好きにどうぞが正解
実際のところ、ブレーキの目的は安全に減速したり止まれるかどうかなので、目的さえ達成できるのであれば、左右どっちでもいいです。
そういう意味では、最初から左前ブレーキのものを買った場合、それが当たり前だとしか思わないでしょうから、左前がベースで慣れていくだけ。
で、先日紹介したバイクですが。
これ、日本のメーカーなのになぜか左前で組まれているのですが、一台目として買う分には、まあまあ安いので悪い選択肢だとは思いません。
問題は二台目を買ったときに、完成車を買えばまず間違いなく右前になっているので、違和感があるくらいでしょうか。
これもショップで組みなおしてもらえば直りますし。
で、メールでもご意見を頂いているのですが、
てだけ」ってのが、日本の右前ブレーキの理由ではないかなぁと思います。
たぶん、これです。
大きな理由があったというよりも、たまたまイギリスが右前にして、日本が追従しただけではないかと。
フランス人は左前が主流ですが、たぶん右利きのほうが多いでしょうし。
私も過去、あえて左右逆にしたことがありますが、正直違和感しかありませんでした。
慣れたものを無理に変えるのもよくない。
結局、安全に乗るためにブレーキがあるので、安全性さえ達成できれば、後はどちらでもよいというのが正解といえます。
理屈をいろいろつけるなら利き手だとか、左側通行だとかいろいろあるんでしょうけど、操作性が高いほうにするのが正解。
ごく一部のショップでは、お客さんの意向を聞かずに左前で組んで、
というらしいですが、流れがキレイかどうかよりも、乗り手の操作性がどうなのかが基準になる問題。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
日本とイギリスぐらいしか左側通行とかないのだけれど
利き腕というのも、古いネタをあさると、また他国と違って、『鞘当』を避けるために「左側通行」に自然となった文化で、利き腕も自然に「右利き」となり、右手のほうが繊細な操作がしやすくなる
二輪は基本的に前輪ブレーキが肝なので、右ブレーキが前輪になる
また、マラソンでもそうなのだけれど、左側通行の場合、補給所のドリンクはどちらにあるだろか?
そう、左の路肩側、加減速は前輪にかかるので、左手で取ろうとすると右前ブレーキに成るという…
実際にクローズドコースで、右補給にするとタイミングを外す方が多いとか…
まあ、左側通行は日本の文化なので、『鞘当』を、しないようにはしたいですね
罰則も変わりましたし…