今現在、我が家にはエアゲージが二つあります。
エアゲージマニア・・・というわけではありません。
とりあえず買ったGIYOのエアゲージ、どうもおかしな数字が出ているようだったので、あえて無駄にパナレーサーのエアゲージを買って比較してみたのがこちら。
GIYOのエアゲージ、バルブに差し込むときに100%エア漏れします。
いろいろ試した結果ですが、ゆっく慎重にバルブに差し込もうとすると、むしろ盛大にエア漏れする。
ブシューっと。
パンパンに空気が入った状態で、バルブ先端を押したときと同じですね。
で、エア漏れを極力抑えるとしたら、私が何度も試した結果では、慎重にバルブ付近まで持っていき、迷い無く一気にバルブにぶち込む。
これが最もエア漏れしないように感じてましたが、そもそもエア漏れする時点でアウト。
いろいろ調べている中で、もしかして?と思うことがありましたので試してみました。
バルブを開放せずにぶち込む
空気圧を測定するわけなので、当然バルブ先端を緩ませて動くようにしないといけない。
この状態でエアゲージを差し込んでも何も起こらない。
当然、このようにバルブ先端を緩めて計測する。
けど、バルブ先端を緩めた状態でGIYOのエアゲージを使うと、
まず間違いなくエア漏れするわけですよ。
で、ちょっとヒントを見つけまして、バルブを緩めずにエアゲージを差し込んで、エアゲージごと回転させてバルブ先端を緩めてみたらどうなのか?という話なんですねw
これが、開放せずにぶち込んで回すという奴ですよ。
実際にやってみた
いろいろ試したのですが、まずエアゲージを挿したまま回転させるには、スポークがそれなりに邪魔をする。
しかし、ちょっとでも開放されていれば、理屈の上では計測可能なはず。
どうやるかというと、まずはバルブを閉めます。
この状態でGIYOのエアゲージを当てても、当然何も起こらない。
けど、エアゲージを押し当てて、
押し当てたまま、バルブを開放するように回す。
こうすれば、押し当てた力でバルブがちょっと解放されて、エア漏れせずに計測できるのでは??という期待感だったのですが、
なんでこんな方法を考えたかというと、あるブログで、GIYOのエアゲージではないものの、こうやったらうまくいったみたいな書き込みがあったので試してみたのですが、甘かったか・・・
じゃあ今度は、エア漏れを最小限に抑えるために、わずかにバルブを解放させた状態で計測できるか?をチェック。
完全開放ではなく、
ちょこっと解放。
ポンプで8Barまで加圧。
パナレーサーのエアゲージで確認。
7.9Barくらいですかね。
わずかにバルブを開いた状態でも、普通に計測できます(当たり前)。
さらにGIYOのエアゲージで計測。
うーん、やっぱズレるか・・・
ちなみに前に計測したときのデータ。
ポンプ | パナで計測 | GIYOで計測 | |
1回目 | 8bar | 7.9Bar | 7.2Bar |
2回目 | 8bar | 7.8Bar | 7.3Bar |
3回目 | 8Bar | 8.0Bar | 7.2Bar |
以前の実験ですが、パナで計測して、次にGIYOで計測したときのデータ。
今回はエア漏れが少なくなるよう、バルブを少しだけ解放してやってみましたが、7.9Bar(パナ)⇒7.3Bar(GIYO)なので、ほぼ変わらず。
ただし、わずかにバルブを開放して計測のほうがエア漏れは少ないような感触。
使い方を工夫すれば何とかGIYOも使えるのかと思ったのですが、やはり精度がイマイチなのかもしれません。
ホントどうなっているんでしょう?
あるブログで、バルブを閉じた状態でエアゲージを挿して、回転させてバルブを開放しながら計測とあったので期待して試しましたが、無理そうでした。
うーんこれ、どうやって使うのが正解なのか、本当にわからん。
とりあえず言えることですが、エアゲージが欲しいなら、パナレーサーを買っておけば間違いなさそうです。
ちなみにデジタルのものはそこそこ不良があるらしいのと、電池切れがやたら早い場合があるらしいので、アナログゲージがオススメ。
こういう道具、シンプルが一番なんですよね。
まあぶっちゃけると、こんなもんを持ってなくても特に問題はありません。
出先でパンクしたときの空気圧とかを計測したいなら、持っていてもいいかもしれませんが。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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