先日書いた内容。
これの続報も出ています。
現役生活の中で慢性化した脚の不調と、引退後の2014年、転倒による頸椎損傷で、一時は車椅子生活を余儀なくされていたというカーン。歩くときには杖が手放せない状態だったにもかかわらず、自転車には乗り続けていた。
「カーンさんの自転車はいつも、ものすごくふらついていました。あまりに危ないので、地元ではカーンさんの自転車には近づかないようにしていたくらいです」(近所の別の住人)
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歩くときに杖が欠かせない人が、自転車に乗るということが恐怖なんですが・・・
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氷山の一角と言いますか
この報道を見た当初から思っていたことなんですが、確かにこの方の取材対応については残念過ぎるとしか言いようが無い。
加害者であるにも関わらず、自分は被害者だとか主張するのはさすがに無い。
今回、ひき逃げ容疑になっているわけですが、この方だけの問題でもありません。
直近でもこんなに。
今回のケースは、取材対応があまりにもお粗末だったから騒がれているだけで、本質的なところは上で挙げている事件と特に変わりは無い。
こういう事故って、表面化していないだけだったり、軽症だから警察に届け出ていない件も含めれば、かなり出てくるはず。
これだって、ある意味では当て逃げですし。
制限する方法は・・・無い
今回出ている報道を見ると、歩くときに杖が欠かせない状況の人が、不安定な二輪車に乗っているという事実がかなり危険としかいいようがなく。
普段から自転車でふらついているようですので、周囲の人からしたら怖い。
免許が無い自転車なので、制限する方法が無いんですよね。
免許制のものであれば、免許取消などの処分があれば、理論上は乗れない。
まあ、無面で乗るアホもいますが・・・
ちょっと話は変わります。
一年前までやたらと日曜日の夜22時くらいに見かけた、ママチャリに乗る爺さん。
どうみても自転車が壊れているというか、ありえないレベルでの異音と、左右に3mくらいの幅で蛇行しながら車道を超低速で荷物をやたら積んでいる人が居まして。
こっちもママチャリですが、反対車線に飛び出るくらいの距離を取らないと、マジで追越しすら危険。
よくその爺さんの後方で、車が大渋滞しているのを見ましたw
毎週見かけたのに、この一年くらい全く見かけない。
正直なところ、事故かなんかで死んでしまったのかと思うのですが・・・
自転車って、乗っちゃいけないレベルの人はそこそこいると思うんです。
フラフラした自転車とか、ホンキで危ない。
けど、、ふらつくってだけで自転車に乗ることを制限できる法的根拠も無いですし、ふらついている自転車すべてがダメなら、子供の自転車の練習なんて出来ませんし。
ノーブレーキピストが社会問題化してときに、そこそこ大規模に取り締まりをしていました。
そのおかげでノーブレーキピストは減った・・・のかというと、実態として多いか少ないかは不明ですが、まだいる。
警察もそこまで取り締まりするつもりもなさそうですが、コロナで自転車需要が高まっている今、なんじゃないですかね。
取り締まりするのは。
ウーバーの自転車が危ない!という陳情から取り締まりした結果、非ウーバーが大量に捕獲されている事実もありますし。
今回の事故は、容疑者の事故対応が悪過ぎて話題になってますが、根本的なところでいうと、【歩行者は自転車が来たら譲るのが常識】と盛大に誤解している人はそこそこいると思います。
乗っちゃいけないレベルとしか思いませんが、それが現実。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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