なかなか凄い映像だと思うのですが。
国道一号(神奈川県)の車道を、自転車が逆走、しかも夜という・・・
コレで死なないのも奇跡
場所で言うと神奈川県川崎市になるんですかね。
一桁国道でかなり交通量も多い上に、大型トレーラーとかバンバン走っているような道路。
路肩もお世辞にも広いとは言えないところ。
路肩を逆走ならまだ見かけなくもない・・・ですが、第一通行帯と第二通行帯の間を逆走はさすがに見ないですw
これでよく死なないですよね。
動画の最後のほうで出てきますが、こんな道路でもバンバン斜め横断している自転車もいるし、逆走自転車も約4時間で7台とのこと。
信号までが遠いから横断ガーとか出てますけど、片側3車線の国道を横断しようと思う感覚が凄い。
ロードバイクではここまで見かけないですが、ウィキペディアによると、こういう調査結果も出てます。
1990〜1999年に発生した交通事故を対象としたスペインの研究では、事故に遭った自転車利用者のうち、ヘルメットを着用していた人は非着用者より交通違反率が低く、事故時の速度違反については差が無かった。
ヘルメット (自転車) - Wikipedia
ノーヘルのほうが交通違反率が高いというデータもあるくらい。
傾向から見ても、ロードバイクとママチャリでは、圧倒的に後者のほうが交通違反率が高いような印象があります。
まあ、ロードバイクでも信号無視とかいますので、単なる傾向の話なんですが。
ウーバー問題
ちょうど明日記事としてアップされるのですが、東京都議会ではウーバーイーツの配達員に背番号制を導入すべきという話が出ています。
その効果については限定的だろうと思うところもありますが、ウーバーの人たちからすれば、
非ウーバーのママチャリとか、信号無視しまくっているじゃん!
こういう意見もあるのが事実。
ウーバーイーツの自転車については、逆走、信号無視、スマホ使いながら運転などいろいろ問題視されていますが、正直なところで言うと、そのへんを走っているママチャリだってほぼ同類だと思うんですが。
ウーバーを擁護するつもりは一切無いですが、ウーバーはあのバッグを背負っているので目立っているだけなのと、ウーバーという組織として批判されるので目立つだけ。
一般人が乗るママチャリだって、似たようなレベルだと思うんですが。
ロードバイクってマナー悪いよね、と見る人たちもいるのですが、目立つ自転車なので一括りに捉えられているだけで、実態は信号無視のロードとかほぼ見ないと思うんですが。
無理して信号無視して、怪我したり高い自転車が壊れたらイヤですし。
まあ、探せばこんなのいくらでも動画はあがってます。
この動画のオートバイ乗りの撮影者さん、このように書いてます。
ロードバイク乗ってる奴って、マナーが良いか法律無視するかの両極端な気がする。
こう見てくれているだけでも、マシなのかも。
【ロードバイクだから】と謎の括りでまとめられてしまう傾向があると思うんですが、そもそもほとんどのロード乗りは完全な他人で知らない奴ばかりですし。
同じように【ウーバーだから】とか【ママチャリだから】などと一括りにまとめるのも、なんか違う。
違反している個人が責められるべき話なので。
まあ、国道1号を堂々と逆送するのは、お金を貰ってもしたくないです。
よくコレで死なないなと思いますが、そもそも警察も取り締まりしてないからこのようなスーパーフリー空間になっているわけで、抑止力がないと自由になりすぎるのかなと。
まあ、これは自由ではなくて、単なる違反なんですが。
ちょっと前にも書いたのですが、ヘルメットを被っていると、安心感からよりリスクが高い行動をするようになるという仮説があります。
ヘルメット被っているから無敵状態と勘違いして、一桁国道を逆走する奴がいるとは思いませんね。
ヘルメットを被っていようと被ってなかろうと、バカな奴はバカでしかないということなんじゃないですかね。
リスクが高いと感じてないから逆走するというだけの話。
ちなみに動画で逆走している自転車はノーヘルですね。
もし仮に、この状況でロードバイクで走行中なら?
もし仮にですよ。
このような逆走自転車が来ている状況で、ロードバイクを法律通りに順走していたとします。
動画では第一通行帯と第二通行帯の間を来ていることになってますが、これなら避ける理由も無いので、あくまでも第一通行帯を逆送してきた場合で想定してみます。
どうするのが正解なのかというと、逆走自転車まで距離があるようなら、左の路肩に寄せて停止して待つのがベスト。
そうするとどうなるかというと、かなりの確率でこのようにお見合い状態になります。
生活道路では、逆走自転車と衝突すると過失割合が50:50という話は過去に書いてますが、
幹線道路なので、恐らく10:90になると思います。
ただまあ、下手に車道側に飛び出すことも後続車の関係からリスクがあるわけで、
お互いにお見合い状態で停止しているところから、逆走自転車には歩道に上がるように促すしかないです。
歩道に柵があっても、持ち上げて乗り越えろと伝えます。
こんな路肩が狭い道路では、下手なことも出来ませんし。
逆走自転車と距離がある状態では、安全のために停止するのがベスト。
停まっている自転車に突っ込んでくる人は、よほどのバカ以外はいませんし。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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