前にもちょっと書いた件。
何度も書いているように、自転車配送業は許可制にしてナンバープレート装着義務を課せばいいと思ってました。
車の場合、運送業は許可制なわけで、それの自転車版を作ればいい。
ただ、現場の配達員は反対の声を挙げているようで。
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反対の声
「目立つようになりましたのが自転車などで危険走行を伴う一部の配達員であります。問題は危険走向を見つけても（自転車は）車などと違ってナンバーがないため通報できないというようなことであります。例えば配達バッグなどにナンバーを付けるように促すべきと考えます」（東京都議会録画映像より）
これを受けて都の幹部が事業者や業界団体と協議する場を設け、配達バッグへの番号表示を求めていくことを明らかにした。
一方、配達員からは「番号を振るとSNSなどにあげられる」と、反発やプライバシーの侵害を恐れる声も上がっている。
要はネット炎上を恐れているみたいな話。
ただまあ、そもそも違反行為などがない限り、ネットでは炎上することはないです。
もちろんひき逃げなど悪質な事例はその必要があるかもしれないが、事故の場合はどちらに原因があるのか見分けがつかないケースも多い。
目撃者や事故の当事者が一方的に通報すれば、配達員に悪影響を及ぼすことになる。ましてやSNS上で画像が出回るとハラスメントや人権侵害に発展しかねない恐れもある。
さらに問題なのは、背番号制がフードデリバリーの配達員に限定するなど、ある業種を狙い撃ちにしていることだ。そうなると配達員のハラスメント被害を、より助長することになりかねない。
ある業種を狙い撃ちというか、ここ数年でウーバーのイメージの悪さは残念ながら定着してしまったわけで。
本来、彼らは個人事業主であって従業員ではないので、ウーバーという括りで一緒に見られることはおかしいとも言えますが、世間は全て一緒の存在としか認識していない。
真面目にやっているウーバー配達員もいるでしょうけど、自らが作りあげたイメージの悪さは自らの行動で取り戻すしかないんじゃないですかね。
法的拘束力はない
現状での報道を見る限り、あくまでも東京都がウーバーなどの事業者にお願いしているだけなので、背番号を付けないといけないという法的拘束力はないです。
ただしウーバー側が、規約として作ることは可能。
【配達員は背番号をつけることを必須にする】という契約にして、付けない場合には契約解除ということは出来るでしょうから。
ただこれも、いづれは法整備して自転車配送業は許可制とかにしたほうがいいんじゃないですかね。
一つ気になるとしたら、今後導入される見込みの自転車少額違反金制度ですよ。
これが正式に決定した場合、ウーバーはかなりの数が捕獲されそうな予感。
特に、スマホ見ながら運転。
信号無視とか逆走とかもそうですが、ウーバーが怖いのって歩道を走りながらスマホ見ているバカがいること。
ウーバーってスマホで仕事を受けて、スマホでお客さん先を確認するわけなので、スマホ見ながら乗る配達員が出てくることは容易に想像できるはずなんで、本来はシステムを構築したウーバーの責任でもあると思ってます。
プライバシーが・・・などと意見が出ているようですが、そもそも何ら違反もせずに自転車に乗っていれば、無意味にSNSで晒されることもない。
ちゃんと自転車に乗れば炎上する要素なんてないわけで、これだけウーバーのイメージが悪くなっている現状から考えたら、抑止力は必要かと。
なんでウーバーなど特定業種のみが・・・という声も上がっているようですが、違反さえしなければ晒されることもないわけで、自分たちでマナーをよくしていこうという気概もないんですかね。
俺たちはちゃんとするから背番号制でも問題ないと言い切れるくらいの男気があってもいいはずですが、実態としてはクソみたいな乗り方している奴が多いですしね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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