今月頭に新しいロードバイクに変えたのですが、実は前のロードバイクのときから、謎の異音に悩まされていました。
新しいロードバイクになり消えるかと思いましたが、なぜか全く同じシチュエーションにて、全く同じ異音が出ます。
そんな異音の原因がやっと分かりました。
Contents
異音の発生
約1年くらい前から、異音が発生していました。
状況としては、ペダルを踏み込んだ時に出る音で、クランクを回さないで進む分には全く異音は出ません。
低速でも登りでは間違いなく異音が出ますし、そっとペダルを回したとき以外は異音が出ていました。
音はコンコンコン・・・という感じです。
さて、新しいロードバイクに移行するに当たり、前のバイクからはサイコン、ペダル、ホイール、携帯ポンプを移植しています。
新しいバイクになっても、全く同じ場面にて、全く同じ異音が出ます。
クランクを回したときだけ異音が出る、クランクを回さずに進む分には全く異音は出ない、ということでペダルを疑っていました。
TIMEのペダルを使っていますが、もう5年くらい使っていますし、そろそろ買い替えかなと思っていました。
TIMEのペダルは、自転車屋ではオーバーホールをすることができません。
代理店送りで専用工具を使わないと、開けることができないのです。
そんなこともあってペダルの買い替えを考えていましたが、念のため自転車屋に相談すると全く違う原因でした。
犯人はお前か!!
要はペダルに力を入れない限りは異音が出ていないので、普通に考えればペダル、もしくはBBだと思います。
上でも書きましたが、前のバイクでも全く同じ異音がしていました。
その状況で、まだ新しいバイクのBBから異音というのは考えにくいですし、サイコンとか携帯ポンプからの異音はほぼあり得ない。
まあペダルだろ・・・と思うのが普通かと思います。
念のため自転車屋に相談した結果、原因はコイツでした。
犯人はリアホイールです。
ペダルを回さずに下り坂を下りているときは異音がしないのに、ホイールっておかしくね?と思いますよね。
何が原因かというと、リアホイールの反フリー側のスポークです。
キシリウムエリートを使っていますが、キシリウムエリートは反フリー側のスポークが交差するように接触しています。
要はペダルを踏み込んだ時に、ホイールがたわんで反フリー側のスポークの接触部分が擦れて、異音が起こっているという話でした。
これはブラックスポークならよく起こる話らしいです。
なんでわかったかというと、ショップの店員さんがスポークをニギニギしたら、異音が発生しました。
いつも鳴るのってこの音??と聞かれて、なんか違う気もするけどこんな音かも・・・という話をしたら、スポークの交点にオイルを差してくれました。
帰り道に異音が鳴るかどうか確かめてみて、という話だったので、そこから家まで15キロくらい走ったのですが、なんと異音はゼロ。
急坂も登りましたが、異音は全く出ず。
そんなことから、異音の発生源はスポークでした。
売り上げランキング: 45,807
事件は現場で起こっている
この店員さんはかなりのベテランなのですが、いつも思うのは引き出しの多さです。
こういうのってやはり現場経験をかなりこなしてきた人じゃないと、即座に原因なんてわかんないですよね。
私も素人考えで、無意味にペダルを買い替えるところでしたw
まあそれとは別に、ペダルを買い替えたいという思いもあって、やはりTIMEのペダルって最高だなと思うんです。
なんというか、独特のフローティング機能が素晴らしい。
やたらと軽いというのも、TIMEのメリットです。
巷ではTIMEはベアリングが弱いとか、カーボンバネが折れるとか言われますが、どういうわけか5年以上ノートラブルです。
TIME XPRESSO 4 タイム エックスプレッソ 4 クリート付【並行輸入品】
売り上げランキング: 10,473
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
先日のクランクに対する解答ありがとうございました。
またまた、質問させていただきます。
初心者?(歴2年ですが)完成車には、必ず鉄下駄クリンチャーが付いてきます。新しいホイールを購入すべき考えています。初心者には、カーボンチューブラーは、敷居が高いのでしょうか?
価格云々はなしで性能、使い勝手などから教えてください。
お願いします。
コメントいただきありがとうございます。
カーボンチューブラーの件ですが、慣れの問題かと思います。
チューブラーなのでスペアタイヤを持つとか、テープを持つとか、タイヤの脱着の問題などがありますが、これはクリンチャーであってもチューブの替えを持つという点では何ら変わりないだけで、作業自体は慣れの問題かなと思いますね。
カーボンホイールを常用するのか、アルミホイールと併用するのかによってブレーキシューをその都度変える必要性はありますが、これもそこまで大きな問題ではなく、要はやることが増えるというだけです。
性能についてですが、これはどのカーボンホイールを買う予定なのかでも変わります。
カーボンホイールもチューブラーよりもクリンチャーにシフトしつつあるような印象なので、どのホイールにするかにもよりますがカーボンクリンチャーもアリかなと。