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自転車屋って大変なんだなとあらためて思った話。

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先日バーテープを交換するためにショップに行ったときの話。
うーん・・・と思うことがありまして。

いくらで直る?

60代(?)の方だと思うのですが。
某有名なメーカーのミニベロを持っているらしいのですが、自転車は持ってきていない。
ショップの店員に、すぐに空気が抜けるがいくらで直せるのか?と質問していました。

 

聞くのは自由ですが、その情報だけで何が分かるというのか・・・

 

すぐというのは、空気を入れて数時間だそうで。
店員さんはスローパンクの可能性を伝えて、チューブ交換になるからだいたい2千円くらいだと思うけど、見てみないとわかりませんとしか答えようがないじゃないですか。
店員さん、インナーチューブが入っているのか、それともチューブレスタイヤなのかと聞いてましたが、それすらもわからないらしく。

 

けどその方、雰囲気的に【2千円は高い】みたいなニュアンスを出しているように私には感じました。
たぶんですが、ママチャリ感覚で乗っているんだと思われます。
ママチャリならパッチ修理して1000円とか、虫ゴム交換して数百円とか。

 

ただまあ、ロードバイク専門店でパッチ修理はしてないと思うし、そもそも英式バルブではないと思うので虫ゴムも関係ない。
何度も虫ゴムじゃないか?みたいな質問をしてましたが・・・現物が無い状態で虫ゴムではないかと言われても困るだけ。

 

こういうやり取りみていると、店員さんって大変なんだなとあらためて思う。
正直なところ、チューブ交換して2千円なら普通過ぎる値段。

買った自転車をどう使おうと、法に触れない限りは自由です。
ロードバイクを買ったけど、それこそ空気入れすら持ってなくて、毎回近所の自転車屋に持って行って空気を入れるという人の話も聞いたことがあります。
タダで入れてくれるから便利だそうですが・・・他人の労力を使わせてタダというのも何だかなぁ。
ドグマを買ってきて、近所のママチャリ屋にパンク修理に持っていこうと自由です(引き受けるかどうかは別として)。

 

けどその対応に追われる自転車屋も・・・なんだかなぁ・・・

 

とりあえず言えることなんですが、現物を持ってきていない状態で高いの安いの言っても、全部想像の範囲でしかない。
想像上の話で疑わしいことを伝えて、高いなぁみたいな雰囲気出されても、困惑するだけだと思います。

それこそ

例えば実際に持ってきたら、タイヤがダメになっているから交換しないと持たないみたいな話になる可能性だって否定できないじゃないですか。
中を開けてみたら、リムテープが劣化し過ぎているからリムテープを変えないとすぐにパンクしますよとなる可能性もゼロとは言えない。

 

チューブ交換だけなら2千円で終わるかもしれないし、タイヤとリムテープも交換となると、1万円弱くらいかかるかもしれません。

 

あの雰囲気だと、そうなったときには確実に揉めそうな予感がする。

 

自転車屋さんって、ママチャリ専門店でも、プロショップでも工賃表はあると思います。
提示しているかは別として。

 

サイクルベースあさひの工賃表を見ると、シティサイクルの場合ですが、パンク1箇所は1050円(税込)となっています。
パンク1箇所を修理するには1050円ですが、1050円でパンクが直るわけではない。

 

というのも、パンクと言ってもチューブ交換になる可能性もあるし、タイヤが完全アウトまで擦り減っていればタイヤも交換になる。
だから、【パンク一箇所は1050円】だけど、【1050円でパンクが直るとは限らない】わけですよ。
これを理解できない人も世の中にいる。

 

けどこういうことを理解できない人って、

いろんな人
いろんな人
1050円と書いてあるのに5千円くらい盗られた
いろんな人
いろんな人
パッチ修理しろと言ったのに、チューブ交換されて高くついたボッタクリ店

 

こういう口コミを書いたりする。
クソ面倒というか、もうちょっと勉強したほうがいいと思うんですね。
修理業の工賃のシステムを。

 

逆に、何が何でもパッチ修理されたら、すぐにパンクして高くつくだけなんですけどね。
目先の安さしか見えていないのかな。
そもそもなんですが、自転車屋はもうちょっと工賃を取っていいと思うんですが。

ネットで見ると

前に何かで見てドン引きしたのですが、高い自転車を買ったのに、安い自転車よりもパンクするのが早いとは何事だ!不良品だ!などとクレームする人もいるとか・・・
ええ、パンクするかどうかと、自転車の値段は一切関係ありません。
その理屈だと、ビアンキのヴィアニローネとピナレロのドグマを比較すると、ドグマはとにかくパンクしない自転車だ!と謎理論になるのですが、当然そんなバカな話はない。

 

世の中っていろんな人がいるなぁと思う。
私も商売上で、おかしな質問されて困惑することは正直あります。
前に困ったのは、キャッシュレス決済のポイント還元精度について理解していないようで、安くなると聞いたのに明細見ると割引されていないから返金しろというクレーム。

 

この方は、クレジットカードにポイントが付くこと自体を知らなかったようでした。
そのためカードをお借りして、Tポイントで還元されることを調べて、翌月とか翌々月にTポイントで還元されるはずだけど、還元時期についてはカード会社に聞いてもらったほうがいいと説明しました。
図に書いて説明したらやっと理解したようで、最後は謝られましたが、それも仕事のうちと考えているのでまあいいやとw

 

ネット上にもいろんな人がいて、全然法律を理解していないのに詳しい人だと勘違いしているような痛々しい人もいますし、デマばっかり流すようなキチガイもいます。
こういう人も、そもそもデマだということを理解していなかったりするので、どうしようもないケースもあります。

 

アフィリエイトサイトを批判している人が、自分のブログにアフィリエイトリンクを貼っているみたいな矛盾も見かけますし、そんなレベルで良く他人の批判を出来るなぁと思うようなひどいケースもあります。
政策を批判している人が、そもそも法律や政策を全く理解してないから的外れな批判をしているようなケースもある。
全然違反してない人をネット上に晒して、違反だと騒いでいるようなひどいのも見かける。

 

人間、学校で習うのだけが勉強ではなくて、社会に出てから興味を持って調べて勉強する内容のほうがはるかに役に立つこともあると思ってまして、自転車店の話でいうならお客さん側も修理業とは何なのか?をある程度知っていないと、聞きたいことを聞き出せない結果に陥るのかなと思いました。

 

話が逸れましたが、自転車店って大変なんだなぁと思いました。
そういえばこんなことも見たことがあります。
某アメリカンブランドのロードバイク専門店で、

 

読者様
読者様
一番安い自転車はどれだ?

と言ってきたオッチャンがいたので、店員さんは8万くらいのアルミ&クラリス完成車を案内したら、高けーな!と文句ばかり言っていました。
ああいうのは冷やかしなのかもしれませんが、予め調べてから来店すれば済む話。
オッチャンが求めていたのは2万円くらいのロードバイク(風)だったようで、それはもう悪態ついて帰っていきましたが、調べていればお互いに不愉快な思いはしていないはず。

 

予め調べることもせずに突撃して乗車拒否だと世間を騒がせた人もいましたが、調べるって大切。
調べないことに言い訳して、時間が無いとか、調べる気はないんだとか言うなら、そりゃ間違って不幸になっても当然の結果でしかないわけです。

 

変な人は増えたのか、たまたま目についたのかわかりませんが、調べないことで他人に迷惑を掛けてはいけないと思う。
けどこの手の話ってなかなか難しくて、能力的な問題で調べることが出来ない人もいる。
調べ方すらわからないというほうが正解かも。

 

調べずに被った被害があるとしたら、結局全部自分に跳ね返ってくるだけ。
だから調べるしかない。

 

そういやどうでもいいんですが、いまだにこの記事、理由はわかりませんが一定数のアクセスが常時あるんですよね・・・

 

自転車屋の工賃が高すぎる!と思った人に読んでほしい話。
何度かこの件は書いたことがあると思うのですが、時々聞く話でこのような話を聞きます。これ、ロードバイクのショップでも時々ありますし、ママチャリの修理でもよく聞く話です。工賃が高いということで、グーグルの店舗の口コミに悪いこと書く人もいるくらい...

 

何でだろう。

 




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