先日もお伝えしたように、読者様にお願いしてのレビューとなります。
過去にオーライトのものは、RN400、RN1500、ALLTY2000、RN3500(読者様レビュー)、RN120、RN180TL(読者様レビュー)など多数提供頂いてますが、私はお腹いっぱいなので読者様にお願いしました。
なお読者様はキャットアイのGVOLT70をご利用中とのことで、GVOLT70との比較になります。
私としてはGVOLTも気になるのですがw
オーライト RN1200
オーライトの新作で、最大800ルーメンのRN800の進化版だと聞いてました。
メーカー公称のスペックはこちら。
LOW | MID | HIGH | FLASH1 | FLASH2 | |
ルーメン | 300 | 600 | 1200 | 0-600 | 0-900 |
持続時間 | 6:30 | 3:00 | 1:30 | 7:00 | 9:00 |
長さが10.7センチ、幅が3.1センチなので大きさとしてはRN1500と全く同じのようです。
読者様の使用した場面はこちら。
①仕事帰り、18:30から約1時間ほど23区内の幹線道路での使用です。日没間際から走り出し最終的には完全に日が落ちた状況で使用しました。
②21:00過ぎから自宅周辺の住宅街を徐行しました。途中、自転車を降りて手で押しながら商店街を数10メートル歩いたりもしてみました。
RN1200の取り付け
六角レンチを使用し取り付ける物です。一度、ライトの角度が決まってしまえば問題ないとは思いますが例えばロングライド中に道の状況でライト角度を変えたい等はキャットアイのブラケットの方が便利だと思います。この辺りはガーミンのブラケットと互換性があるという事なのでブラケットを変えるとより便利になるかもしれません。
ブラケットにライトを装着するという事に関してはキャットアイよりOLIGHT社製の方が便利に感じます。
ほかのオーライトのフロントライトとブラケットは共通です。
そのため一つのブラケットでほかのオーライトのものも使用可能。
※画像は管理人のモノ。
RN1200の光
GVOLT70が上下への光をカットする仕組みに対して、RN1200は上方向のみカットしようとしているようです。
ただし光をカットするための拡散板の模様の違いなのか、GVOLT70と比べてカットする光の量が小さいようで、そこまで効果は無さそうです。
RN1200を300ルーメン、GVOLT70を260ルーメンにして屋内距離1.3mの壁へ同じ位置、同じ角度で照らしてみました。
まずはオーライトRN1200のほう。
こっちはキャットアイGVOLT70。
GVOLTの光の領域、これはこれで凄いですね・・・
オーライトRN1200、実走
取付角度はひとますGVOLT70と同じ水平から約7度下向きにした状態で走ってみました。
ライトの明るさは屋内と同じです。
外で照らした場合には指向性が強く1点を明るく照らすGVOLT70に対して、RN1200はぼんやりと全体を明るく照らします。
GVOLT70が強く照らしている箇所と同等の明るさを求めると600ルーメンでの使用となります。
ルーメンはRN1200の方が強くとも指向性からルクスはGVOL70の方が強いようです。
こちらはRN1200。
こっちはキャットアイGVOLT70。
幹線道路及び住宅街で使用した感想は「全く問題無く使える」です。上述しましたが、上方向への光カットはそこまで効果を感じませんが中心から離れるほど、ぼんやり明るく照らすようで歩行者及び車のドライバーを眩しく感じさせてはいないようです。
当然、街灯などの条件があってこそですので一概には言えませんが私のような夜のライドは自転車通勤程度の人間にとっては明るい道では眩しすぎず、少し暗い道では十分に明るく照らせる事が出来る性能だと思います。
オーライトは全体的な感じなのでこのあたりは好みがわかれるか、もしくは両者併用でもいいのかも。
GVOLTで奥を照らし、オーライトを結構下向きにして手前を照らすとかでもアリ。
一方で多少「中途半端」な印象もあります。
OLIGHT社のラインナップを拝見すると上位のRN1500、下位のRN800とありますが、私のような使い方だとRN800でも十分かもしれません。
逆にブルべなどを楽しんでいるユーザーにとってはRN1500以上を選んだ方が良いと思います。
そういった意味ではRN1200もしくは800の代わりに「OLIGHT社版GVOLTキラー」がラインナップされるとキャットアイユーザーが流れてきそうな気もします。
防水性能、充電ケーブル(USB-C)、ガーミンブラケットとの互換性などキャットアイ製品よりも汎用性が高いのがOLIGHT社製の強みだと思いますので今度はキャットアイの土俵である「尖った性能」で勝負する商品を見てみたいと感じた今回の試用となりました。
当面はRN1200を利用し、より使いやすい場面もしくは真価を発揮する場面を見つけたいと思います。
管理人より
大きさはRN1500と同じ、それでいて値段を抑えて最大1200ルーメンなので、一定の需要はありそうなスペックかなと思います。
オーライトのものは防眩レンズが付いてますが、正直なところこれの効果はさほど大きくはないように感じています。
ただしライトを上下逆付けすると防眩レンズが効いているのがわかると違う読者様から指摘されたこともあるので、キャットアイのGVOLTシリーズよりは指向性が強くないけど一応は効果があるということでしょうか。
というよりもGVOLTはある意味で尖り過ぎとも言えるのですが・・・
明るいのは正義でもあるのですが、夜間ライドをほぼしない人ならRN400とかRN800で十分。
個人的にはデイライトでもダブル体制にしています。
左がRN1500、右がRN400。
ブルべなど長時間乗るわけでないなら、RN1200とRN400のダブルとかでもいいかもしれません。
RN1200は新作記念ということもあり、7,795円⇒5,846円と割引になっています。
あと全ライトが20%オフになるクーポンが発行中。
クーポンコードはこちら。
olbicycle20
オーライトさんからはクーポン適用条件を頂いているのですが、
適用商品:全自転車ライト「新品を除いて」
たぶん新品を除くではなくて、新作を除くなんだと思いますw
過去のオーライトはこちら。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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