2022年モデルのジャイアントを見ていて思ったのですが、アルミレーサーのTCR SLが、無い。
参考までに2021モデルのTCR SL。
2021 GIANT Bicycles | TCR SL 1RIDE LIFE. RIDE GIANT. わたしたちGIANTは、魅力的で幅広い製品ラインナップを通じて、世界中の人々を自転車というすばらしい冒険へと駆り立ててまいります。
アルミフレームが売れない時代?
台湾本国ページを見る限りではまだあるようですが、日本での取り扱いはないんですかね?
ジャイアントというと、かつてはTCR SLRという軽量アルミフレームがありました。
フレーム重量が960gとアナウンスされていたので、下手するとカーボンフレームよりも軽い。
それでいて走行性能もバリバリのレーサーだったので、お金をあまりかけずにレースをしたい学生さんとかにも人気があったような。
TCR SLRが消滅してSLになったわけですが、それもついに消滅なんですかね。
今の時代、アルミフレームに力を入れているブランドというと、正直なところあんまりないのが実情。
パッと頭に浮かぶのは、キャノンデールのCAAD13とトレックのエモンダALRくらいかもしれません。
この二つはアルミフレームの中でもトップグレードと言っていいですし、安価なカーボンフレームよりもよほど走ると評判。
けどほかとなると、そもそもアルミフレームを作っていないブランドもありますし。
最近の新興ブランドだと、そもそもアルミフレームが無いことも多いような。
ヨネックスがアルミフレームを出しませんし、GUSTOもアルミフレームは出しませんし、チャプター2も同様。
今ってコスパがいいと言われるカーボンフレームもあるので、アルミフレームって売れにくい時代なんですかね?
いや、エントリーグレードを求める層はそれなりに多いはずだし・・・
すっかり忘れてましたが、コーダーブルームもアルミフレームに力を入れているブランドの一つと言っていいかと。
というよりもコーダーブルームって、そもそもカーボンフレームがほとんどないのでむしろ今の時代では異質なのかもしれません。
ずいぶん前は、アルミフレームでアルテグラ完成車ってそれなりにあったような。
今って少ないですね。
エントリーグレードが高騰している時代
クラリス完成車というと昔は8万円台が相場だったと思うのですが、ジャイアントのコンテンド2(クラリス完成車)でも10万を超えます。
ビアンキのヴィアニローネ(ソラ完成車)なんて14万円台。
ソラ完成車で14万円台はさすがにツライ。
コーダーブルームのエントリーグレード、FARNAクラリスも10万円台。
先日、FARNAのカーボンフレームがなぜか税込11万9900円となっていることを書きましたが、
いまだに訂正されていないところをみると、これはマジ価格なのかもしれません。
ジャイアントも、TCR SLRをベースにディスク化しても面白いと思うんですけどね。
時代的にアルミよりもカーボンなんでしょうか。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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