世の中いろんな人がいるよな。
警察によりますと、12日午前3時20分ごろ、名古屋市中区新栄3丁目で、車道を自転車で逆走する男性(32)を見つけた愛知県警千種署の男性巡査部長(34)が停止を求めました。
男性は停止に応じず、歩道を走行して警察官と衝突、右ひざの関節を骨折するケガをしました。
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自転車逆走
そもそも歩道があるなら車道を逆走する理由すらないわけで、警察官がした停止の要求を突っぱねて歩道に上がり警察官に激突とかやばすぎです。
ところで、「自転車は車道通行が原則」だとアナウンスしだしたときに、「車道の左側」だと理解させなかった面もあります。
実際のところ、歩道と車道外側線の間も歩道だと勘違いしているんじゃなかろうか?
逆走のみで赤切符というのは考えにくいし、仮に赤切符でもどうせ不起訴。
けどなかなかややこしいのは、「逆走安全主義者」もいるわけで、
逆走こそが最も安全と考える人もいるので、世の中に秩序が形成されるにはなぜかハードルが高いという笑。
とはいえ
軽微な道路交通法違反で逮捕されないのは、犯罪捜査規範で決まっているから。
第219条 交通法令違反事件の捜査を行うに当たつては、事案の特性にかんがみ、犯罪事実を現認した場合であつても、逃亡その他の特別の事情がある場合のほか、被疑者の逮捕を行わないようにしなければならない。
逆走しただけで逮捕されないのは、そもそも証拠隠滅のおそれもないし、逃亡してないから。
警察官の停止命令を無視して逃走しようとするほうがヤバい。
まあ、こういうのは逮捕案件になるけど。
ぶっちゃけた話、自転車の逆走が違反だと理解してない人とか、車道外側線と歩道の間は逆走可能領域と勘違いしている人すらいそう。
警察官に体当たりして骨折するのも意味不明だけど、警察官が止まれというなら止まろう(当たり前)。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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