2017年モデルにあった【LOOK 765】ですが、2018年モデルからは【LOOK 765 OPTIMUM】という名前に変わりました。
765は私も乗っていますが、比較的低価格のカーボンフレームながら、LOOKらしさがしっかりあって非常にいいフレームだと実感しています。
そんな765 105MIXの2017年モデルと2018年モデルの相違点を見ていきます。
2017年モデルと2018年モデルの違い
まずフレームについては全く同じで、変わったのは名前だけです。
フラッグスファイバーを混ぜ込んだカーボンフレームで、ジオメトリも同じ。
まずはスペックから見ていきましょう。
パーツスペックの違い
105MIX完成車についてです。
まず、LOOKは公式サイトではあまり詳しいパーツスペックを書いてくれないのですが、2018年モデルでは今までよりは詳細に書いてある気がします。
私が見た範囲では、パーツスペックはこんな感じです。
2017 | 2018 | |
クランク | シマノ
FC-RS500 |
シマノ
FC-RS510 |
FD | 105 | 105(5801) |
RD | 105 | 105 |
スプロケ | 105
11-32 |
105
11-32 |
ブレーキ | シマノ
R451 |
シマノ
R561 |
ホイール | シマノ
RS010 |
シマノ
RS010 |
タイヤ | コンチネンタル ウルトラスポーツ25c | ? |
ステム | FSA OS168 | LOOK LS2 |
ハンドル | FSA VERO | LOOK LS2 |
シートポスト | FSA ゴッサマー | LOOK LS2カーボン |
重量 | 8.62(サイズM) | 8.44【サイズS) |
フレーム重量は1100g、フォークは350gと変更なし。
ただし、2017年モデルではサイズMでの重量表記、2018年モデルではサイズSの重量表記となっているのが不思議なポイント。
クランクがRS500⇒RS510に変更されています。
これの違いはこちら。
http://roadbike-navi.xyz/archives/2217
R9100デュラエースとR8000アルテグラのクランクは、従来のクランクよりもアウターとインナーのチェーンリングの隙間が広がったのですが、それに準拠した規格なのがRS510というだけです。
RS510には5800のFDが対応していないので、当然フロントディレーラーはFD-5801でしょう。
http://roadbike-navi.xyz/archives/1866
2017年モデルではステムやシートポストの表記がなかったはずですが、私の持っている765を見ると
ステム
ハンドル
シートポスト
廉価なFSAから、LOOKのものに変更されています。
シートポストは2017年モデルではアルミですが、2018年モデルではカーボン。
大きな違いはこれくらいでしょうか。
総重量ですが、2017年モデルではサイズM、2018年モデルではサイズSでの表記なので比較しづらいです。
まあ、シートポストの分、わずかに2018年モデルが軽いくらいだと思います。
ちなみに私の765はペダル込みでこんな感じです。
ペダル抜きなら7キロ台。

フレームカラーの違い
LOOKというとモンドリアンカラー(プロチーム)が有名ですし、これを求めている人は多いと思います。
2018年モデルの765 OPTIMUMではモンドリアンカラーがなくなりました。
アルテグラ完成車と105完成車でカラーリングが違います。
LOOKらしさというとモンドリアンカラーですが、765の上位機種の【765 OPTIMUM RS】にはプロチームカラーがあるようです。
RSと非RSの違いは、カーボンのグレードだけです。
RSはフレーム990g、フォーク330gとなっています。
RSのほうが軽量で、なおかつ剛性が少し高いイメージです。
モンドリアンカラーの廃止は、勝手な予想ですが若干人気が落ちそうな・・・
まだ2017年モデルの在庫もあるよう
サイクリングエクスプレスを見ると、まだ765の在庫があるようですね。
国内定価 260,000円 ⇒ 209,999円(VIP価格)
Look【ルック】765 Pro Team 105 11 Mix Carbon Road Bike
フレーム | カーボン |
フォーク | カーボン |
STI | 105 |
クランク | FC-RS500 50-34 |
BB | PF30 |
FD | 105 |
RD | 105 |
スプロケ | 105
11-32T |
ホイール | シマノ WH-RS010 |
タイヤ | コンチネンタル ウルトラスポーツ25c |
ブレーキ | シマノBR-R451 |
重量 | 8.62キロ |
765ですが、初期装備で付いているホイールを変えてあげれば、かなり走りが良くなります。
私はマヴィックのキシリウムエリートを使っていますが、キシエリとの相性は最高です。
Mavic【マビック】Ksyrium Elite UST Clincher Tubeless Road Wheelset 2018
重量 | F650g、R840g
ペア1490g |
リムハイト | F24mm、R26mm |
リム幅 | 17c(ワイドリム) |
スポーク数 | F18,R20 |
スポーク素材 | スチール |
タイヤ | Yksion Pro UST
25c(260g) |
キシリウムエリートは今期、モデルチェンジしてチューブレスホイールになりましたが、チューブレス化して走りがさらに軽くなったと聞きました。
765との相性は抜群です。
私は購入時に、クランクをアルテグラに、ブレーキを105に変えていますが、クランクだけアルテグラは結構お勧めのポイントです。
フロント変速のキレがかなり良くなります。
http://roadbike-navi.xyz/archives/2575
シマノ FC-R8000 50X34T 170mm 11S IFCR8000CX04
売り上げランキング: 44,546

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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