まずはご冥福を。
メーダー選手は、15日に行われた第5ステージの高速の下り坂で転倒した。スイスのフィエッシュ(Fiesch)からラプント(La Punt)を走破する同ステージでは、標高2000メートル以上の峠が3か所あり、その難所を越えた後の事故だった。
大会主催者によると、メーダー選手は道路下の谷底の「水中で生命反応がない状態で」発見され、即座に蘇生処置が行われた後、空路でクール(Chur)の病院へ搬送されたという。
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不運な事故…で終わらせないで
不運な事故だったよね、で終わらせないほうがいいんじゃないの?と疑問がありまして。
事故の詳細はわかりませんのであくまでも一般論としての話になりますが、時速100キロとか出る下り坂でも、ロードバイクに乗る人の防護はヘルメット、ウェア、グローブしかないというところ。
「プロだから」という技術的なところで片付けるのも違和感がありますが、なんか「たまたま起きた不運な事故」で片付けるような雰囲気を感じてしまい、ちょっと違和感があります。
コースレイアウトの問題、選手の防護の問題などは今後検証してしていかないと「あれは不運だったよね」で片付けられて風化するだけなんじゃなかろうか?
プロテクターの問題
一応、自転車用プロテクターというものは存在しますが、
ロードバイクという競技の特性上、どうにも放熱性が悪く動きに制限がかかるものは敬遠される。
そもそもでいうなら、20年くらい前はロードレースではヘルメット着用義務すらなかったものが、事故をきっかけにしてヘルメット着用義務になり、今ではロードバイクとヘルメットは一心同体レベルで普及したとも言えますが。
それ以降は、身体の防護については何ら議論が進んだようにも思えませんが、一般サイクリストでもいいプロテクターがあれば使いたいと思っている人はいるのよね。
脊髄やったらアウトなので。
そういう議論に進むのか、不運な事故だったよねで風化してしまうのかはわからないけど、少なくとも事故の原因を検証して何らかの対策を取れる余地があったのかは検討してほしいかな。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
同じスイスでこの前
シュレクさんがガードレール越えて崖落ちて
バイク担いでよじ登ってゴールしていた気がするので
運次第だよねで終わりそうな気がします
コメントありがとうございます。
結局、死ななければ笑い話になってしまうのもビミョーなんですよね…