シマノの11速デュラエース、アルテグラのクランクについて点検するアナウンスは何度も書いていますが、
日本では10月下旬からショップでの点検が始まる予定になっていますが、アメリカやイギリスでは10月1日からショップでの点検が始まっています。
そして、点検作業を動画でアップしているショップも出ています。
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クランクの点検作業
以前書いたように、クランクの点検作業についてはシマノがディーラー向けマニュアルを出しています。
マニュアルはこちらです。
https://si.shimano.com/ja/pdfs/dm/RAFC012/DM-RAFC012-00-JPN.pdf
ちょっと前にも書きましたが目視→取り外し→「洗浄」→目視という流れ。
中性洗剤でピカピカにしてから目視でクラックや段差などを判別するようにとマニュアルに書いてありますが、
こちらはイギリスのショップのようですが、確かに洗ってます。
そしてこれ、画像を撮り「クランクインスペクションプログラム」というレポートで、シマノに情報と画像を送るんですかね?
イギリスのショップみたいです。
点検した全数のレポートをシマノに送るのか、異常が見られたものだけレポートをシマノに送るのかがよくわかりませんが、話しぶりからすると全数なのでしょうか。
36イギリスポンドの報酬…みたいに聞こえましたが、仮にそうなら日本円にして6500円くらいか。
もし全数のレポートをシマノに送信するなら、ショップはだいぶ大変な気がする。
けど画像を送りシマノが最終判断するなら、責任はシマノになるのかな。
下手にショップが「大丈夫」と太鼓判を押すわけにもいかないだろうし、なんとも悩ましい。
今回のリコール問題よりもだいぶ前の動画になりますが、剥離していると打音検査で明らかに響かない低音になってますね。
今回のシマノのディーラー向けマニュアルには打音検査という項目はありませんが、目視のみより信頼できそうな気がします。
けど、ホントに洗ってからなんですね。
ユーザーの立場からすると、クランクがキレイになって戻ってくるだけなんじゃないか?という疑問があるし、ショップの人は洗って見て画像を撮りシマノに送ってと大変な気がしますが…
日本では
今のところ、日本では10月末からショップで検査が始まるみたいに書いてありますが、該当クランクをお持ちの方はしばし待ちましょう。
すでに異音やクラックがみられる場合には、当然乗ることはダメです。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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